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記事のテーマ&構成がまとまる! 「記事を書く準備ワークショップ」の内容をお見せします #note勉強会

「記事を書きたい!」と思っていてもなかなか書きはじめられない方向けに、10月7日(木)に「30分で記事を書く準備ができるワークショップ」を開催しました。ワークショップでは、書きたいテーマを掘り下げ、記事の切り口を見つけ、構成をつくる作業を実施。参加者がお互いにテーマを紹介投稿しあいました。この記事では、当日のワークショップの内容をポイントをまとめてお伝えします。参加できなかった方も、ぜひ実践してみてください。

書きたいテーマを「ひとこと」で考える

01_テーマを一言で考える

最初に、書きたいテーマを「ひとこと」で考えてみましょう。「いけばな」「猫」「写真」など、書きたいことならなんでも大丈夫です。

テーマに悩んだら、「日記」「趣味」「学び」に関連することで何か書きたい話題がないか考えてみてください。

テーマを「一文」で考える

02_テーマを一文で考える

次に、そのテーマを深掘りして「一文」で考えてみましょう。たとえば「いけばな」だったら、「いけばなのたのしさ」「いけばなの免許を取得するまでの振り返り」「いけばな教室のすてきな先生との会話」など、いろいろな切り口があります。

自分が何を一番書きたいのかを考えて、一文にしてみてください。

記事の目標を考える

03_記事の目標を考える

次は、記事の目標を考えてみましょう。「誰に」「何を」「どんな立場で」伝えたいかを考え、書き出してみてください。

先ほど例に挙げた「いけばな」で考えると、「いけばなに興味を持っているひとに向けて、いけばな教室に通いはじめて1年の先輩の立場から、いけばなの気軽さを伝えたい」というふうに目標を設定することができます。

構成を一行ずつ考える

04_構成を一行ずつ考える

最後は、記事の構成を考えます。構成のパターンを4つ紹介しますので、そのなかから一番書きやすそうなものを選んでみてください。

1. 起承転結

まず、物語の書き方などでもおなじみの「起承転結」の構成です。

「起」では、興味を持ってもらえるような切り口で、テーマを提示します。「いけばな」だったら、「自宅で過ごす時間がふえてお花に興味を持った」など。

「承」では、「起」で書いたことを受けてテーマを深掘りしていきましょう。「最初は初心者が教室に通ってもいいのか不安だった」などと続けていきます。

「転」で、自分ならではのエピソードを入れていきます。「実際にいけばな教室に通いはじめたら、いろいろなひとがそれぞれの距離感でたのしんでいた。初心者のひとや、趣味で続けているひと、お仕事として長く続けているひとが入り交じっていて、新しい発見があった」などというふうに、独自のエピソードを盛り込み、どんどん展開してみてください。

「結」は、結論です。「趣味の世界は、懐が広い!」という気づきで締めてみました。

2. 起転承結

05_起転承結

1の「起承転結」をアレンジしたもので、Web記事などに多く見られる構成です。読者の興味が離れないよう、「転」のパートを「承」より前に持ってきています。「転」の部分で強調したいことがある場合に効果的です。

3. ハイライト、現在、過去、未来

06_ハイライト、現在、過去、未来

特定のひとや物事を紹介したいときにつかいやすい構成です。

冒頭に、もっとも印象的だったこと、希少価値が高いことを持ってきます。スポーツ記事を例にすると、「○○が最後のシュートを決めた」「この夏一番の歓声が湧いた」といった印象的なシーンの説明を冒頭でします。

「現在」のパートには、取材対象の人柄や詳細を伝える情報が入ります。たとえば「この選手はどこのチームで活躍していて、今年のMVPに選ばれた」など、そのひとの詳細を伝える情報を書きます。

「過去」のパートでは、取材対象をこの記事で紹介する意義が伝わるように、いかにすごいか、どんなふうにおもしろいひとなのかということを書きます。受賞歴などの社会的な基準だけではなく、「自分にとってヒーローだった」など自分ならではの切り口でもいいでしょう。

最後は「未来」です。「この選手が日本のスポーツ界を盛り上げてくれるだろう」など、自分が世間に対して伝えたい想いを書きます。

4. 序破急

07_序破急

小論文などにもつかわれている構成です。論理立てて説明したいことがある場合につかうと書きやすいでしょう。

「序」では、テーマを選んだ背景を書きます。たとえば「最近いけばなに興味を持つ若いひとがふえている」など。

「破」では、本論として自分が説明したいことを書きます。「最初はいけばなはハードルが高い趣味だと思っていたが、実際に教室に通いはじめると、いろいろなひとがそれぞれの距離感でやっていて、新たな発見があった」などと続けます。

最後に「急」のパートで結論を書きます。「趣味の世界は懐が広いという気づきを得た」と締めます。

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この記事を参考に、ぜひみなさんもnoteで記事を書いてみてください。記事を書いたら、ハッシュタグ「#記事を書く準備ワークショップ」をつけて投稿しましょう。ほかのクリエイターの記事も読めるので、気に入った記事があったらスキをつけてみてください。



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