【終了しました】花王は、どうやってnoteをはじめた? note pro事例セミナー
※当セミナーは終了しました。当日の様子は、本記事の後半にて公開中のイベント概要をご覧ください。
note proを導入し、自社の魅力を発信するツールとして活用している企業にお話をうかがうインタビューシリーズ「法人noteのはじめ方」。noteプロデューサーの徳力基彦さんをモデレーターに、企業がnoteでの発信をはじめるにあたっての心構えや立ち上げのポイント、継続するにあたっての課題や乗り越え方などをお話しいただいています。
3月9日に開催された第1回目は、花王株式会社さん(以下、花王)にご登壇いただきました。
花王 公式noteは、2022年3月に「商品開発の裏側や社員の熱い想いなど、花王が大切にしている志を発信する」というコンセプトで開設されたnoteです。
開設時にプレスリリースも展開していただいたことで、ご存じの方も多いかもしれません。
花王といえば、「Kao PLAZA」のようなコミュニティサイトや、各種製品のブランドサイトなど、多様なウェブサイトがあります。その中でなぜnoteを始めることにいたり、どのようなことを模索されているのでしょうか。
【こんな方におすすめ】
・マーケティング、広報、採用担当の方
・情報発信のはじめ方や継続するためのポイントを知りたい方
・noteもしくはnote proに興味がある方
登壇者プロフィール
花王株式会社 PR戦略センター 事業PR戦略部
小川直哉さん
2008年に花王へ過年度で入社。コーポレートコミュニケーション関連に従事。2012年より広報部で主に報道対応に従事し、2021年9月より現職。
ファブリックケア・ホームケア事業、ブランドのPRを担当しつつ、2022年3月に企業のESG取り組みを発信する花王公式noteの立ち上げ・運営を、リーダーとして推進。
花王の取り組み概要
・ハイジーン&リビングケア事業(洗剤、お掃除用品など)、ヘルス&ビューティケア事業(オーラルケア、ヘアケアなど)、ライフケア事業、化粧品事業、ケミカル事業を展開。
(例:アタック、ヘルシア、ビオレなど)
・コーポレートコミュニケーション事業部では、ケミカル事業を除いた広報業務を担当。
・公式HPに加え、公式TwitterやYouTubeなどを開設。
・デジタル化が進んでいる中、メディアを通じたコミュニケーションだけでなく、SNSなどのツールを使って、生活者とのコミュニケーションをとっていく必要があると考えていた。
なぜnote proをはじめたんですか?
・公式HPはオフィシャルな情報を伝える場所。生活者とコミュニケーションをしていくにあたり、すでにコミュ二ティが形成されているnoteで、自分たちの想いやストーリーを伝えていくことが有効だと思った。
・まず「花王がnoteをやっている」ことを知ってもらうため、note開設時にプレスリリースを打った。
どう体制をつくっていますか?
・事業PR戦略部のメンバーで運営している。
・チームメンバーで記事ネタを持ち寄り、テーマを決めたら、そのテーマに詳しいメンバーが執筆を行う。
・生活者にとって身近なテーマをお届けするように意識。
・基本的には取材時に自分たちがスマートフォンで撮影をしている。
どのような手応えを感じていますか?
・早速1本目に投稿したnoteに反響があり、花王が届けたい想いが伝わる感覚が掴めた。
・社員もnoteを読んでくれており、社内報のような役割も果たしている。この記事では、なかなか社員でも知らない自社の取り組みについても取材をしたが、noteにあげたことで認知が広がった。
どのような課題がありそうですか?
・noteを運営するにあたって、指標作りは手探りをしている。まず1年実施してみて振り返りを行い、noteの効果を測ることができる指標を探っていきたいと思っている。現在は、「読了率」を意識しており、最後まで読んでもらえる記事作りを心掛けている。
※本内容はセミナー開催時点での情報です。note proご提供プラン・価格の最新情報はこちらをご覧ください