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「この2人なら、なんとかなるだろうと思えた」- EventHub社員第一号になった理由

(この記事は、2020/11/18に公開した記事の転載です)

軽い気持ちで見た求人サイトが偶然の出会いに。社員1号になるまで


ー簡単に自己紹介をお願いします。

日比あす香です。EventHubには、2017年10月にアルバイトとして入社し、2018年5月に社員になりました。社員第一号です。現在はCustomer Success(以下CS)を担当しています。

ーEventHubとの出会いについて教えてください。

何か運命的な出会いがあるといいんですが、普通に求人サイトです(笑)。家族の仕事の関係で新卒で入社した会社を辞めて、一時期海外暮らしをしていたんです。最初は慣れなかった海外生活も落ち着き、働きたいなと思ってIndeedを開いたら一番上にEventHubの求人が出ていたんです。興味本位で募集を読んでいくうちに、「フルリモートOK・英語も活かせる・未経験可」あたりの条件が合致したのでアルバイトとしてジョインすることにしたんです。

ーそこからどうやって社員になったんですか?

日本への帰国が決まり一度契約形態を見直すきっかけが生じたことで、正社員になりました。実は海外赴任する前は、NTTデータで開発を8年、営業を2年担当していて、前職を受ける選択肢や、他のいわゆる「企業」を受ける選択肢もあったんです。でもこのままEventHubに関わるほうが楽しいだろうなと思って社員への道を選びました。入社当時はオフィスもなくて、代表の山本とWiFi完備のカフェを転々とする日々でしたね。

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この2人となら、なんとかなるだろうと思った。


ーベンチャーへの転職について、自身の不安や家族の反対はなかったんですか?

なかったですね。やることがなんとなく想像できる前職よりも、アルバイト期間中に感じたスピード感、お客さんとの距離、PDCAの早さなど、EventHubに入社する方が魅力に感じたんです。家族もアルバイト期間中に私が楽しく働くのを見ていたからか、反対はなかったです。それに最終的には創業者の山本・井関の2人の人柄が入社の決め手となりました。アルバイト期間中に「この2人なら、今の事業がうまくいかなくてもなんとかなるだろう。いつか成功するだろう」と思えたんですよね。

ーなぜそう思えたんですか?

色んな理由がありますが、突破力というのでしょうか。アイデアを大切にしつつも、客観的な数値分析も大事し、健全な議論ができることですね。これはEventHubという会社や2人の魅力だと思います。この2人と一緒に働いていると自分自身もちゃんと考えて行動にうつすことの大事さを実感しますし、その能力がついてきたと思います。それに実は出社初日に、導入していただいた「Tech Crunch Tokyo 2018」に連れていってもらい、「こんな小さな会社がこんなメジャーなイベントに導入してもらっているんだ!このサービスは伸びるかもしれない」と驚いたことは今でも鮮明に覚えています。

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コロナで状況が一変・・・深夜のファミレスでピボットを決めた

ー入社から約1年半の2020年2月、大きく状況が変わったとか?

そうですね。先日の山本の記事でも話していましたが、2020年2月の段階でオフラインでのイベントがどんどん中止になるに従いサービス解約が相次ぎ、新規契約社数がゼロになるという事態になりました。「これはいよいよヤバい」となり、当時の中心メンバー5人で夜のファミレスで話し合ったことを、よく覚えています。その話し合いで「オンラインイベントに特化したサービスにピボットする」と決めた後は、もうあっと言う間でしたね。

ー2月にこの話し合いをして、4月にはβ版のリリースですよね。

そうですね。今までにない位、お問い合わせをたくさん頂きました。朝9時から夜9時までずーっと商談とプロダクト作りをして、夜9時以降に新規問い合わせを頂いたメールを返信するという生活が2ヶ月くらい続きました。お客様からプロダクトへのフィードバックも沢山いただいていたので、開発サイドと機能追加に向けた話し合いも何度も行いました。当時社員5人と業務委託で手伝ってくださる方数名という体制でしたが、開発サイドもすごいスピードでプロダクトを成長させてくれて、本当に無我夢中でした。クライマーズ・ハイ的な感覚になってたと思います。

ーあれから半年ほど経過しましたが、今は少し落ち着いていますか?

当時ほどのバタバタはなくなりました。半年前から比べると倍以上の方がEventHubに関わってくれています。今後はポストコロナを見据えたサービス創りが肝になるフェーズになると思っています。イベント自体もすべてがオンラインだった半年前から、これからはオフラインとオンラインのミックスや人数によってはオフラインのみ、オンラインのみ、など多彩な選択肢が生まれると思っています。これからは「自分たちのサービスが、どう定着していくか、利用し続けてもらえるようになるか」が大事になると思います。

ーコロナ前後での会社組織の違いを、日比さんはどう捉えていますか?

人数も一気に増え、急に組織化してきたと思います。役割を分けられるようになったので、仕事が体系化され強みを発揮しやすくなり、組織全体が強くなったと思います。新しく入社してくるメンバーにSaaS出身者がいるなど、過去の事例や知見を共有してくれることで、会社の土台が揃ってきたなという印象があります。逆にスピード感だったり、フラットなコミュニケーションスタイルは変わっていないと思うので、こういった良い部分は引き続き残していきたいと思います。

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産休から戻ってくるときには、私の想像を超える会社になっててほしい

ー日比さんは、この記事が公開される頃には産休に突入ですね。まずは無事に赤ちゃんが生まれますように!

ありがとうございます!これから会社がさらに成長していくタイミングで抜けるのは、ちょっと寂しいような気もしています。復帰時期もよく聞かれるのですが、保育園事情もあるので何とも言えないのが本音。でも、戻ってくるときには、私の想像を超える組織やサービスになっててほしいなという願いもありますね。

ー復帰後の話を聞くのも早いと思いますが、復帰後はこういう仕事やってみたいなど今後の展望はありますか?

今はCSという職種でお客様の声を直に聞きつつ、プロダクトにも反映できるというビジネスと開発の良いとこどりのポジションについていると思います。復帰後もプロダクトに関わり続けられるポジションだと良いな〜と思っています。

ー社員第一号の日比さんが思う、「こんな人と一緒に働きたい!」と思う社員像を教えてください。 

自走できて、健全な議論ができる人ですね。仕事は指示されるものではありません。自ら課題を見つけて行動に移せる人がEventHubには向いていると思います。健全な議論とは、「あれっ、これおかしいな」と思ったら自ら声を上げて、適切な議論を起こせることです。この2つは創業者2人の特徴でもありますが会社のカルチャーだと思います。また組織として動いているので周りにリスペクトが出来る人、そしてベンチャー企業の強みであるスピード感を発揮できる方が良いと思います。

ーこの記事を読んでいる方に向けて、最後に一言お願いします。

組織もプロダクトもちょうど過渡期です。出来上がった環境・プロダクトではなく、これから色々な環境、意見を取り入れて大きくなっていくフェーズなので、自ら参加して何かやってみたい、成長してみたいという人にはとても良い環境だと思います。イベント業界自体も成長・注目されているので、面白い波に乗れると思います。スタートアップの面白さを知っている人も、スタートアップ未経験だけどチャレンジしてみたい!と思っている人もこの記事を読んで少しでも興味持っていただけたら、ご連絡を是非お待ちしてます~。

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ーありがとうございました!


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