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太陽とか

最近は夜に文章を書きすぎているので、日の出を見にきた。月とかおもんない。アイツ自分で光ってないし。太陽のおこぼれで輝いてやがるのに、主張が強い。ネガティブ精神が主体の文学というくくりの中で、月はネガティブの象徴的存在でさえある。それに比べ太陽は非常に謙虚であるように思える。文学の対義語って何?

深夜四時、フォロワーとの約束を果たすべくフォロワーの住処の近所に向かう。実家から一時間ほどかかるのだが、アイコスが詰まったりマイクラの鉄無限装置が作り終わらなかったりして出発が三時四十分ほどになった。自分の自堕落具合に納得できても結果には納得がいかない。俺はこの先も変わらず、待ち合わせに遅れ続けるのだろう。しかし相手も相手で遅刻してきたので助かった。カスとカスを比較することで、カスにも優劣をつけることができてありがたい。

なんやかんや南下し、海まで来た。日の出まで少し時間があったので、俺がギターを弾き、フォロワーが歌った。コンビネーション完璧でワロスと思った。今はよく分からない土手に並列に座り、日の出を眺めている。フォロワーは「鳥オモロくね?」しか言わず、壊れてしまっている。日の出の話しろよ。あと海に沈んでいる岩を見て「あれ綺麗にしたくね?」とか言ってる。日の出見ろよ。波の表面はまだらで予測不可能だった。

もう書くことがなくなっちゃったので、この辺で終わりにする。来世は海辺の近くに住むつもりである。

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