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白き英雄の伝説譚

初めましての方は初めましてイブーナと申します。この度、瑞雲杯2 大将ルールにて予選6位 本戦4位だったので、本戦で勝ちきれなかった反省も込めて構築記事を書いていきたいと思います。
初めて本戦のある大会に参加して学べたことなどもかけたらと思っているので、最後まで読んでくださると嬉しいです!

使用構築

伝説環境がきてから2週間は残す予定です

構築経緯

まず、この禁止伝説1体環境でどの伝説の使用率が高いか分からなかったためGドラさんの事前予想動画を見ながら使う軸を考えた。

tearA以上に微有利以上を取ることのできるポケモンを考えたところレシラムが当てはまり、レシラムを構築の核とし、レシラムを補完する形で構築作りを始めた。

コンセプト

・黒バド、コライドンには勝率80%以上を維持する

・自分の出せる力を出し切れる構築にする

個体紹介

レシラム@フェアリーテラス
特性:ターボブレイズ
道具:とつげきチョッキ
性格:控えめ
技:クロスフレイム/流星群/大地の力/シャドーボール
実数値(努力値)
207(252)-*-120-222(+252)-140-111(4)

本構築の核となったポケモン

多くの伝説のポケモンに対して選出したいかつ、レシラムのS90は禁伝環境においてすばやさに振っても上からしばかれるケースが多いためHCチョッキとして採用。もっと素早さがあれば…と思う試合もあったがHに252振っているおかげで耐えて勝てた試合も多かったのでレシラムはHに252振るか最速スカーフとして採用するかの2択であるように感じた。
足は遅いがミライドンの特化流星群は耐えるくらいにはD方面は硬い+技範囲が広いため、基本特殊の打ち合いで負けることはない。
サイクル構築であるがゆえ、技を打つ回数がどうしても多い。そのため、青い炎ではなくクロスフレイムを採用。
その他の技としては、タイプ一致最大打点の流星群。裏から投げられるやすいHDドヒドやテツノドクガ、チョッキディアルガに抗うための大地の力。最後の1枠は本当に最後まで色々なものを検討したがレシラムVS黒バド対面でテラスを切って処理してくることがほぼ0に近かったため、シャドーボールを採用することによってeasyWinを拾えるようになると考えシャドーボールを搭載して完結した。
(バンギラスが流行したらシャドボの枠をボディプレスに変更するのもありだと思う)

レシラムの使用感的に禁伝相性で行くと

有利 ザシアン     黒バド     ダイナ(攻)

微有利      コライドン     白バド     日ネク
                 ミライドン     ゼクロム

五分     キュレム系統     ダイナ(受け)

微不利      ディアルガ      テラパゴス

不利     カイオーガ     ホウオウ     ルギア

こんな感じだと思う

初めて僕がプレイしたポケモン、ブラック。その伝説枠であるレシラムを活躍させることが出来て本当に嬉しい。本当は1位の景色を見せてあげたかったけれど、今は一旦ゆっくり休んで欲しい。お疲れ様


ランドロス@鋼テラス
特性:威嚇
道具:こだわりハチマキ
性格:意地っ張り
技:地震/ストーンエッジ/蜻蛉返り/ステルスロック
実数値(努力値)
183(148)-216(+252)-112(12)-*101(4)-123(92)

レシラムの頼れる相棒

レシラムに飛んでくる地面技をすかせたり、下からの蜻蛉返りでレシラムを安定着地させるという強い動きを取れたり、ステロを撒くことでこちら側がサイクルでアドバンテージを取りながら回すこともできる。レシラムの苦手なホウオウやディアルガや微有利であるゼクロムや日ネクに対してかなり有利寄りで攻めることができるため非常に強かった。
調整は、レシラムや後述のハバタクカミでは崩しが難しいためA特化鉢巻一択で最低限の素早さと耐久を考えたらこれに行き着いたが、ガッツリ下から蜻蛉返りをしたいならもっとSは下げてもいいと思う。しかし、襷最速暁ガチグマやキノガッサ等々を意識するのであればこの素早さがマストだと思う。
テラスはフェアリーの一貫が酷いので鋼にしたがぶっちゃけ水の方が活きる場面が多そうだと感じたため改善点である。
本当にレシラムの相棒として遜色ないポケモンだった。ランドレシラムはこの構築の強い軸として活躍してくれた。
本当によく頑張った。お疲れ様


ハバタクカミ@フェアリー
特性:古代活性
道具:こだわりスカーフ
性格:控えめ
技:ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/パワージェム
実数値(努力値)
159(228)-*-92(132)-188(+124)-156(4)-158(20)

ランドロス+レシラムと共にサイクルを回すピース


レシラムが微有利を取っているポケモンは基本、相手にテラスタルを切らせることで、レシラムの後出しテラスタルで十分戦えるため相手の弱点をついて強制的にテラスをさせることのできる技範囲広めのハバタクカミを採用した。また、ここまでで構築自体の素早さが遅い事が気になったため、最速黒バドの上からシャドボを打てるようにするためにスカーフで採用した。
様々な盤面で初手採用することも考え、前期このハバタクカミで結果を残されたあーもんどさんの調整をそのまま流用したが、構築に上手いことハマり非常に強かった。
ハバタクカミは無限に型があり、基本有利が取れるポケモンはいないのでそういう面で見ても非常に強力なポケモンであったと考える。
サイクルを回すことを意識し始めてからは日韓交流戦のくろこさんの動画を参考にサイクルに必要な考え方などを学べたこともこの構築を握ってよかったと思える出来事であった。
これからもランクマでよろしく。そしてお疲れ様

オーガポン@水テラス
特性:貯水/面影宿し
道具:井戸の面
性格:意地っ張り
技:つたこんぼう/ウッドホーン/身代わり/やどりぎのタネ
実数値(努力値)
187(252)-168(+100)-116(92)-117(4)-138(60)

対カイオーガ最強ポケモン

ここまでで、この構築はカイオーガの水テラス雨下しおふきで藻屑となってしまうので、初めは傘ハピナスを採用しようと考えていたが、普通に特化メガネ水テラス潮吹きが受からなかったため、頭を抱えていたところ水オーガポンの存在を教えてもらったためそのまま採用した。
レシラムが相手のくさタイプの選出を抑圧してくれたため安心して宿り木を撒き、身代わりをしてネチネチ戦うことも可能にしてくれていた。宿り木+身代わりをすることで受け構築に対しても微力ながら抗える。が、受けループに対しては基本的に後述のキョジオーンを投げていたためキョジが通らない時のサブプラン的な立ち位置だった。
選出回数4回だったけど、対カイオーガでは無類の強さを発揮してくれてありがとう。お疲れ様。


パオジアン@ゴーストテラス
特性:災いの剣
道具:きあいのタスキ
性格:陽気
技:つらら落とし/ふいうち/せいなるつるぎ/カタストロフィ
実数値(努力値)
155-172(252)-101(4)-*-85-205(+252)

つよくてかっこいい!最強の初手要員

この段階で欲しい要素として安定した初手置き、受け破壊、現段階で対策できていない微不利・不利のつくポケモン。これらを対策するために安定した初手要員兼微不利である、ディアルガ・テラパゴスを安定して処理できる聖剣カタストロフィ型のパオジアンを採用した。初手投げの伝説やジャポブリジュラスといったパオジアンを処理してくるようなポケモンにも安定した削りを入れられたり、テラスをしてくる際の中間択となるのが本当に偉かった。特に初手から荒らしてくるコライドンや黒バドにテラスor交代を強要させつつ裏に負荷をかけることの出来る動きは本当に強かった。
テラスタルは襷で運用することを想定していたため襷と相性のいいゴーストテラスで即決だった。また、135族にミラコラやハバカミがいることを考えると確実に削り+αの動きまで取って欲しかったため最速一択だった。
今まで使ってなかったことを後悔するレベルで強かった。カタストロフィを外さなかったところも非常に評価が高い。ただ、予選・本戦を通して一回も怯ませることができていなかった。
次回に期待したい。お疲れ様


キョジオーン@水テラス
特性:清めの塩
道具:食べ残し
性格:腕白
技:塩漬け/地割れ/守る/自己再生
実数値(努力値)
207(252)-120-200(+252)-*-111(4)-55

受け構築絶対殺すマン

検討枠
最後に受け構築が非常にきついこの構築に入ってきた最強の塩、相手の交代先などにも負荷を掛けたり、毒+チオンジェンのような受け系の構築に対して地割れを見せることで安易な交代をさせなくする動きが非常に強力であった。
本構築において見せポケだと思われ選出を割り切られてる場合もあり、不意にキョジオーンを出されて詰んでしまっている対戦も見られたため、検討枠でありながらもキョジオーンで良かったなとも思っている。テラスタルはザシアンを初めとした物理系を幅広く見たかったため水テラスとした。
本音を言うなら1回くらい地割れ当てて欲しかった。
大将戦、本当に頑張ってくれて嬉しかったよ。お疲れ様

基本選出

レシラム+ランドロス+@1
@1は残りのポケモンで刺さっているものを選出する。
また、ランドロスが刺さっていない場合は他のものを考える。
レシラムは全ての構築に選出していた

キツイポケモン

ウーラオス

選出段階で水か悪かで処理ルートが変わる。基本レシラムを先発起用して裏にハバカミを置くが水ラオスだと読み切れる場合は裏にオーガポンを置いていた。

瞑想バドや瞑想ミライドン

瑞曇杯予選段階でここまで煮詰まることはないだろうと思い割り切ったポケモンたち。テラスタルされて瞑想されたら割と負け寄り。レシラムで弱点を付けるタイプならまだワンチャンある。ただこの手のヤツは基本フェアリーテラスなのでマジできつかった。

毒+身代わりアンコールバド

普通に初見殺しされた。毒びしを撒かせないプレイングが必要だと感じた。

鳳凰サイクル

TOD必須。上手いこと相手の鳳凰と自分のキョジオーンを対面させることが肝。

振り返り

初めて本戦が存在する大会に参加してみて…

本戦開始まで本当に手の震えが止まらなく緊張した。理由としては、本大会の予選までの約3ヶ月間ポケモンに一切触れていなかったことや初めてこのような舞台に立ったからだと思う。緊張もあり初戦で本来ならしないであろう選出の仕方をしてしまい構築への理解度が浅いことが露骨に出てしまったと反省している。緊張を無くすことは今後、大会にたくさん参加したとしても出来ないと思うためやはり、緊張している環境でなお正しい選択をできるように練習を沢山行い、練度を高めるべきだと学んだ。また、こういう大会でしっかりと結果を残せる人たちは本当にすごい人たちなんだと自分も同じような環境に立ってみて痛感した。

※対戦の様子は以下のURLの動画をご覧下さい
https://youtu.be/EQKsjmZlHsE?si=kWvRiaMRKsVufiXg

最後に

構築記事を初めて書いたので拙い文章であったと思いますが、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。今期は本戦で勝ちきれなかった悔しさでポケモンに対するモチベーションが爆上がりしているためランクマやデカヌチャンカップを本気で頑張りたいと思ってます!とりあえずランクマは3桁・デカヌチャンカップは本戦出場を目標に頑張っていきます!
構築に関してなにか質問があればDMまで気軽に来てください!

それでは!!

スペシャルサンクス

組んでくださったチームメイト
あおいさん、イアさん、どとーるさん

構築相談に乗ってくれた
あらたくん

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