見出し画像

【正直不動産】悪い賃貸保証会社を避けるためには管理会社選びから

漫画『正直不動産』は不動産屋の裏側を描く。

不動産取引のからくりや不動産業界の悪習を知ることができる。

今回のテーマは『賃貸保証会社』。


結婚予定の男女がマンションを借りに登坂不動産にやってきた。

気に入った物件が見つかり申し込んだものの賃貸保証会社の審査に落ちる。

賃貸保証会社を変えろと迫る男女に対して長瀬が切り返す。

でも、審査が通りやすいというのは、裏を返せば他社よりも家賃を滞納した場合の督促が厳しかったり、家賃を立て替えた際の手数料が高めだったりという面もあるわけで。

そもそも、「ラプラス上井草」に関しては、オーナーが賃貸保証会社を指定しています。

正直不動産

借主は管理会社などが指定する保証会社を利用するしかない。


では、保証会社を指定する理由は?

家賃債務保証会社は、仲介会社・管理会社と代理店契約を結んでいます。

各不動産会社は、代理店契約を結んでいる家賃債務保証会社の中から、自社の判断基準に準じて家賃保証サービスの提案を入居者へ行っています。

この代理店制度が適用されている上では、入居者が自由に家賃債務保証会社のサービスを選ぶことは難しいでしょう。

全国賃貸住宅新聞

管理会社などが保証会社の販売代理店だから。

保証契約ごとに業務委託手数料が保証会社から販売代理店へ支払われる。


家賃を滞納した場合、保証会社の取り立てが厳しいかも気になる。

保証会社はつまるところ…

賃貸保証会社は複数存在するが、金融会社を前身とするものや、そのグループ会社であったりすることが多く、考え方や方針はほとんど「金貸し」のそれである。

従って、滞納した場合、強硬な取り立てを行ったり、何度も電話をかけては恫喝に近い発言をしたりといったクレームも発生している。

正直不動産

『金貸し』だ。

保証会社は、住居の円滑な確保に欠かせない存在となる一方、家賃の滞納が続けば損が膨らむため、悪質な取り立てや追い出し行為が社会問題化。

全国の消費生活センターに寄せられた相談は17年以降、毎年500件前後で推移しており、「深夜に訪問されるなど回収が強引で執拗」「『借金してでも返せ』と言われた」といった相談がある。

読売新聞

最近は保証会社の悪質な行為が増えて社会問題化している。


それならば悪い保証会社を避けたい。

契約前に保証会社を教えてもらえるのか?

賃貸保証会社って事前に調べられる?

不動産屋に聞けば教えてもらえます。

基本的に、入居者が使用する保証会社の指定はできません。

イエプラ

教えてもらえる。


もし、悪い保証会社ならばその管理会社と付き合うのをやめるべき。

一般的に、良い会社は悪い会社と取引しない。

悪い会社は悪い会社としか取引することができない。

物件探しの段階から管理会社の良し悪しを気にしたほうがいい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?