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三人で語り合う〜お話を語ることへの思い〜

京都・奈良EU協会
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今夜のお話のお相手はストーリーテラーの長嶺知永子さんと萬田まさ子さんと高島眞貴子さんです。

彼女たちの共通点は「おはなし」、長嶺さんは萬田さんと高島さんの「おはなしの先生」です。そして萬田さんと高島さんは生駒おはなしの会の同期の仲間。

自由に、それぞれの好きな本や語りについて話し合っています。「語り」の奥深い部分を長嶺先生に話していただいています。

萬田さんは、お話を語るということについて、改めて、色々考えさせてくれる時間だったと仰ってます。長嶺さんと話すことで、語るということがどういうことなのか・・・・
お話を暗記するのではなく、お話を覚えて、自分の中から自然に歌のように出てくる。場面が映像のように映るのを語りて自身が経験することで、それが聴き手の子どもたちにも伝わるのだなとよくわかりましたと。
そして、聴き手である子どもたちの前で何回も語ることで、語り手自身も成長していくんですね。

「語り」と「朗読」の違いとは?についてもあらためて問う機会となりました。
そして、若いお母さんたちが図書館や図書館のお話し会に来れない事情、みんなにもっともっと図書館に来ていろいろな語りを聞いてもらうためにどのような取り組みがされているか?

彼女たちの活動「おはなし」「語り」について知らない人も、「ストーリーテラー」という言葉を聞いたことがないでしょうか?
彼女たちの原点となった『ストーリーテラーへの道』(ルース・ソーヤー著、日本図書館協会)、少し古い本ですが、よろしければ図書館で探してみて下さい。高島さんもひさびさに読んで見て、以前読んだ時よりもさらにぐっと深く胸に刺さるものがあったことのこと。
https://amzn.to/3D6yWYO

「ストーリーテラー」という言葉の響きの中に、「ストーリーテラー」に対する憧れと、そして掴もうとしてもどうしても届かないもどかしさや切なさを感じるMCの高島眞貴子さんでした。

🎼From "15 Etudes" by Peter Rudenko
https://freemusicarchive.org/music/Peter_Rudenko/15_Etudes

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