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ホニャララLIVE #019 西村琢(Sow Experience代表)

ホニャララLIVEの超訳記事、少し忙しかったこともあり間が随分と空いてしまいました。空いている間に、この超訳記事は何のためにやっているのか?という目的を改めて考えた直してみました。多分以下が大切になると思う。

①LIVE動画のダイジェスト(早い理解、動画本編への導入)
②LIVEで得た知見が自分にどう生かせるのかを考える
③自分自身の脳内整理

中でも②が大切な気がする。ホニャララLIVEを面白がってくださる方はたくさんいらっしゃるけど、観た翌日から「よし、見習ってバンで生活しよう!」という人は多くないと思う。僕もできないし。ゲストで来てくださる方たちは、各領域の先端にいる方ばかりだから、その生き方もだいぶ先駆的。だから実生活にどう取り入れるのかはわからなくなることもあるだろうと思う。そんな時の道標になるようにこの記事は書けば良いのかもしれない。

西村琢さんとの話のテーマ

さて、西村啄さんをお招きした19回目のホニャララLIVEは、大きく分けると「体験」についてと「働き方」についての話。そこに「ギフト」と言うトピックやyujiさんによる公開鑑定もあったりと言う全体像。

体験を贈る

まず体験。西村さんが代表を務めていらっしゃるSow Experienceは「体験を贈る」を商品として販売する会社です。例えるならば、カタログギフトの掲載商品が全て「体験」だという感じ。体験とは例えば、乗馬やパラグライダー、スキューバダイビング、スパ、エステ…というようなもの。たくさんある。

Sow Experienceは2005年創業で、日本市場における体験ギフトのパイオニアだ。イギリスでは30年以上も前から、体験ギフトの市場は存在し、プレイヤーも多数いるのだとか。

まずは体験を贈るというコンセプトが非常に興味深い。誰しも1つくらいは「気になっていていつかやってみたい、でも機会がない、もしくは1歩踏み出せない」という様なことはあるはずだ。ギフトでもらうことができれば、その踏み出す1歩になるだろう。

知的な活動において、体験することは極めて重要だ。知らないことは語れないし、比較(自己批評)ができない。体験は経験として蓄積され、その人を形成していくものだと思う。

働き方の多様性は人を活かす

Sow Experienceがもう一つ特徴的なのは、働き方の多様性だ。話を伺っただけでも、「子連れ出勤OK」「時短勤務OK」「週3日勤務OK」「副業OK」など実に幅が広い。(※ちなみになんでもアリなのではなく状況によってだと思います)

僕は在宅勤務が推奨される現在、企業と従業員の主従関係が変わりつつあると思っています。変わるべきだとも思う。既存の関係では、企業と従業員は時間を売買している関係なのであり、過激な言い方をすれば、従業員は雇い主である企業に対して、人生という時間を売ってお金を得ているとも言える。Sow Experienceが素晴らしいなと思うのは、企業と従業員が主従なのではなく、平等な関係にある様に思えるところ。これは人生の幸福度を大きく左右するだろう。

余談だけど、店員と客の関係も平等にならないと日本は窮屈だと思ってます。どこが「O・MO・TE・NA・SHI」とか言ってる場合じゃない。

平等とは何か

僕は働き方に関しては一人でも多くの人が意識的になれば良いと思っていて、もちろん僕自身もその一人。企業に対して対等であるべきだし、企業も対等に見るべきだと思う。コンビニでも、レストランでもなんでも、客として利用する場合にも、「サービスをされる側」と言う態度でいる必要はないし、店側も変に敬う必要もないと思っています。

個人でできることもたくさんある。コンビニでもいいから買い物したら「ありがとう」と言うだけでも良い。レストランで料理がサーブされたら「ありがとう」と言えば良い。こう言うことって案外にOMOTENASHIの国ニッポンよりも、ヨーロッパの人たちの方がよほど自然にやっている。一概に言えるものではないし、格差も大きいけれど、働く人たちが生き生きしている様に感じるのは、こう言うところから来るのかもしれない。

ちなみにヘッドフォンを外すyujiさんを見ることができる貴重な回でもある。

2020年8月15日


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