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ホニャララ会議(仮)という珍妙な企画について


別にふざけているわけでもないのだけど、正式名称が「ホニャララ会議(仮)」という座談会形式のトークコンテンツを、2019年からやっています。とはいえ、何もやっていない時間の方が長いので、回数は大したことはありません。

始めた当初は撮影したものを編集して公開するという収録形式でしたが、2020年3月に家にいる時間が長くなったことで、オンラインでライブでやるという風に変更しています。

現在はホニャララ会議(仮)改め、ホニャララLIVE(仮)としてやっています。

この企画は星読みでヒーラーのYujiさんと、毎回ゲストを交えて「おしゃべり」をするというもので、特にゴールやテーマを設定しているものではありません。インタビューや討論でもない。「おしゃべり」という表現が一番しっくりきます。

一番最初のゲストはフォトグラファの中川真人さんでした。企画を気に入っていただけて、その後レギュラー参加してくださっています。

僕がこの企画を始めようと思った動機は、いくつかあります。

一つにはYujiさんのこと。「上のパシリ」だとか色々言っているけれど、この人には一体どんな風景が見えているのか、それをもっと知りたいと思ったことが一つ。

二つ目にはカタカナのスピリチュアルという表現に、僕はいつも違和感を覚えていて、Spiritualityというとヨーロッパなどでは、書店等でも違和感なくカテゴリに並ぶようなもの。それがカタカナのスピリチュアルとなると、まるで異なる印象になる。如何わしく、怪しく、一部の人の世界。となってしまう。

これを少しでも変わればいいと思っていて、故にホニャララ会議(仮)のゲストは、男性で、なんらかの専門家の方が多く、いわゆるスピリチュアルに登場しなさそうな人たちが並ぶ。これが二つ目の動機。
※そう思って話を聞くと、感覚的に鋭い人たちばかりだという実感があるからおもしろい。

3つ目は大人の遊びの時間を作りたかったということ。大人になると仕事の時間や、勉強することはあっても「遊び」は意外と少ない。もちろん趣味に費やす時間は遊びとも言えるのだけど、僕はこの場合の遊びを「インプットとアウトプットの循環があること」と定義している。

多くの場合、遊びと言われるものはどちらかだけであることが多い。読書(インプット)、スポーツ(アウトプット)、映画鑑賞(インプット)という感じ。両方があり循環があるというのはつまり、読書ならば、その感想を友人と話し合ってみるというようなイメージ。畑仕事が遊びの理想像のように思っている部分があって、自分で作った食材を、自分で食するというのは、インプットとアウトプットの循環としては、実に理想的。

ホニャララ会議(仮)は企画者であることにとどまらず、自分自身も参加し、発言もしている。このことは僕にとっては大切な部分で、トークの中で聞いて得た知見を、自らも発言することによって循環させているというわけ。

これが面白いのが、オンライン・ライブ配信になったことで、視聴してくださる方がコメントをしてくれるようになった点です。コメントをすることでライブに「参加」している状態になる。つまり観ているだけのインプットだけの状態から、コメントをすることでアウトプットもするようになったということ。

視聴してくださる方にも循環が生まれるようになったということです。この循環をもう少しだけ大きくできるような目標感を今は持っています。ゲストの方にも「面白かった」と言ってもらいたいし。

ちなみに、2019年の新春くらいに、タイトルがまだ決まっていない段階で、ある程度企画が自分の中で立ち上がってきた時に、企画書という形でまとめようと思い、タイトルがないから「ホニャララ会議」として企画書を書いたんです。それがそのまま実際のタイトルになりました。

今では、ゴールを決めない。興味関心の赴くままに話を進めるために、あえてこのタイトルでやっています。という風に説明しています。半分は本当だけど。

飲み会の席で話していることが、思わず知的でクリエイティブな会話になっているということが、僕には多々あって、それを公開で、残せる形でやりたいなぁと思っていたのも、これをやっている理由の一つかな。

いつまでやるかわかりませんし、形態も変えるかもしれませんが、しばらくはやりたいなと思っています。いつまでもタイトルは(仮)のままで。

観てくださっている方が、どこかでご自身のことを「ホニャラー」と呼んでいて、あれは嬉しかったな。

過去の様子はこちらから観ることができます。


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