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ホニャララLIVE #012 小田嶋 Alex 太輔(EDGEof co-CEO)

2020年4月12日にオンライン対談という形でライブ配信を始めてから、今回で12回目。まだまだ回数の浅いホニャララLIVEだけど、そのゲストの多様性は自慢してもいいのではないかというくらいに、来ていただく方の専門性は多岐にわたっている。

ダイエット美容家の次のゲストが、縄文土偶の研究者というのってなかなかないでしょう。

12回目のゲストはそう言った多様なタレントをマッチングして、ビジネスを加速させる専門家。小田嶋 Alex 太輔さん。

EDGEofの紹介

話はAlexさんがco-CEOをされているEDGEofから始まった。EDGEofはクリエイターやスタートアップ、大企業、行政などをマッチングして、新事業を開発、プロデュースをする企業であり、その機能を「コラボレーション・プラットフォーム」と呼んでいるそうだ。

EDGEofはマッチングのための装置として場を運営しており、渋谷にあるビル1棟丸ごと、7フロア+地下1階+ルーフトップというスペースに、シェアオフィス、イベントスペース、撮影スタジオ、バーと言った機能を詰め込んで展開をしていた。

興味深いのは、利用者からは賃料をもらっていなかったという点。つまりは不動産業ではなく、あくまでもプロデュース業という形をとっている点だ。その突き抜けた自由さは国境を超えて、世界中で知る人の多いものへと成長していたそうだ。

世界規模で起きたビッグ・インパクト

ところが、僕たちは2020年の3月ごろから自由に外出をすること、人と出会うことを地域に関わらず制限されるようになる。EDGEofも例にもれずで週に2〜3回は開催されていたイベントも何もかもがキャンセル状態。早々にビルも手放すことを決断されている。

Alexさんたちの決断の早さ、実行の早さは見習いたいところだ。ビルは元々「プロモーション」と割り切るくらいで、すでに次の展望を見据えた行動に移っているのだからすごいものである。まだこの先の事業展開が見えていない企業もたくさんあるという中でだ。(なんなら元に戻ると信じている企業の多さにビビったりもするけど)

スーパーノマドな生活

ビルは不動産というくらいで、「不動」の存在。実はAlexさんの性分とは相性が悪いらしい。確かについこないだまでは、やれドイツにいるとか、アメリカにいるとか、世界中を物凄い早さで移動している人という印象だ。ビルの運営を2年やってみて感じたことは「向いていない」ということらしい。Yujiさんの言葉を借りるならばAlexさんは「風の民」ということなのだろう。

この二人、意外なほどに話が合って面白かった。Yujiさんが各所で言っていることを、地で行くような生き方をAlexさんはされている。毎度のことながら期せずして話は大いに盛り上がり、約2時間におよぶおしゃべりになった。

前半はそんなわけでEDGEofを実例にしながらオープン・イノベーションという観点で話を進め、中盤はビルを手放す話から、短期的な今後の生き方の話。終盤は今後起こる世界的な変化を踏まえた未来と教育の話。という感じで、まさにテーマを決めずに赴くままに話ていただいたら、いろいろな蓋を開ける結果となった。

Alexさんにはもう一度来てもらいたいくらい。別のテーマで。

しかし、冒頭おっしゃっていたが、オンラインでは人との出会いの醍醐味は感じられないらしく、直接会うことの大切さもおっしゃっていた。「vibesを感じるかどうか」を大切にしているというのだけど、誰かの口癖のようで笑ってしまった。

2020年6月27日




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