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ホニャララLIVE #013 江口晋太朗(編集者/プロデューサー)
江口さんとは過去に数回、直接お会いする機会があって、初めてお会いしたのは知人から紹介されたのだったかな。確か子どもができてガラリと生活が変わった、父親を集めようというような(たまたまかもしれない)趣旨の夜だったと思う。
雑誌『WIRED』で編集をやっていたというふうに聞いた覚えがあるものの、実際に何をされている人なのかはその夜はあまり話す機会もなく、江口さんの極めてユニークな、彼の家族というコミュニティ・デザインの話を興味深く聞いて、僕が構想している教育の選択肢の話を聞いてもらって、そんな楽しい夜だったと思う。
その後SNSなどでその発信する内容から、活動の軸足と幅広さを知ることになるのだけど、実際きちんとお話を聞くのはこれが初めてだったかもしれない。江口さんをお招きして、おしゃべりをした13回目のホニャララLIVEは、社会のデザインについて、お話をしていたように振り返って今思う。
自発的な市民
江口さんが研究をしかつ、実践的アプローチをとっている考え方に、「シビック・プライド」や「シビック・エコノミー」と呼ばれてるものがある。いわば市民が市民の力で、自分たちのコミュニティ(街)を形成していくための活動だ。
詳しくはホニャララの中で江口さんが説明してくださっているので、それを聞いて欲しいけれど、どちらも、市民生活や経済活動をトップダウン的に受容するのではなく、市民主導で自発的に活動していくことが重要になってくる。
平等、そして自立
ここに江口さんのテーマがあり、それは冒頭にのべた出会いの席での家族の話にもつながってくる。江口さんが一貫して関心を持って取り組んでいるのは、個人が自立した考えを持って自己決定をする社会のデザインということなのだろう。
江口さんの家族のあり方がユニークなのは、ご夫妻の関係構築の手法にあるのだけど、51:40あたりから見ていただくとそのことに触れています。
コミュニティ・デザイン
人んち(家)の話だし、あんまり文字にするのも"アレ"かなってことでご本人がお話ししている動画に託すことにしますが、少しだけ触れると、要するに家族という最小のコミュニティにおいても、自立や自己決定を重じている。ということが言えると思います。その点において、地域も家族も等しくデザイン可能なコミュニティであるのだろうということが言える。
またも楽しくおしゃべりしていたら2時間近く過ぎていった回になりました。
新たな展望
終盤では、新たな試みにもチャレンジできたし(正くは視聴してくださっている人たちにチャレンジして頂いた)、参加してくださっている視聴者の方のコメントから次の展望も見えました。出ている人も、見る人も等しく参加者になるといいなと常々思いながらやっているので、これは嬉しいことでした。
ホニャララ会議(ホニャララLIVE)は何らかのプロダクトを作ろうと思います。そしてそれを販売し、そこで得た資金でどこかに出かけます。このことはまた詳しくまとめたいと思います。
2020年7月4日
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