無人島のディーバの印象に残った台詞
Netflixで配信されている韓国ドラマ「無人島のディーバ」4話より
モクハとウハクが一緒にご飯を食べるシーン。
仕事を終えて帰ってきたウハクと、掛け持ちの仕事でウハクの両親の美容院の仕事をするモクハを見かけて入ってくるウハク。
「1人飯」を韓国語では「혼밥」[無理やり読み方を付けると"ホンパブ"(1人という意味の혼자にご飯の밥)]
「寂しかったらいつでも呼んで。あんたがいつどこで何を食べようと絶対に行く。何時でもどこにいても駆けつける」とモクハが声をかける
ウハクはそう言われてびっくりする。
少しビハインドを。
この主人公のモクハは父親からの虐待を受け、脱出しようとし、船に乗るが、父親にバレてしまい、逃げて無人島にたどり着く。
そうして助けが15年も来ない間、昼も夜も1人で食べていたからだ。
あまりの寂しさに、茶番劇を演じたり、飛んでいるカモメに声をかけて一緒に食べていたシーンが映し出される。
そこでモクハが言った言葉が
「一緒に食べる友達がいる事は幸せな事だ。」
1人で何をするのにも全て1人焼肉や1人カラオケなど、全てに”1人“が付くし、それが当たり前になっている今のこの時代。
それを無人島にいたモクハはその「1人○○」という単語が生まれたことも知らなかったし、ウハクと同じ私たちはそれがいつ誕生したのかわからないくらい、すごくそれを使うのが当たり前になったけど、
この台詞を聞いた時にハッとした。
友達もそうだし、一緒に食べる人が居ることってやっぱり大事だなって。
学校や家、職場でも家族や友達の都合で1人で食べる事があるけど、やはり少し寂しく感じる。
1人飯を悪いと言っている訳では無いし、もちろん、気分やその日、時々によって1人で食べたい時は食べる。
でもやっぱり誰かいる事での安心感やそこで食べるものは、誰かいる事で美味しさが倍増したり、思い出が増えたり。(美味しかった、あんまりだった、そのお店の雰囲気や話した事など…)
全てが思い出になっていく。
誰かいたら、勇気を出して話しかけて見たりすると思わぬ発見や、自分が聞きたかった話も聞けたりするから、
実際に自分がやって、こんな話まで聞いていいのってくらい、初めてにも関わらず話してくれた優しい先輩がいた。
もしも誰かいたら、勇気を出して、職場なら職場の人、学校ならまだ話したことない友達や他のクラスの人。
踏み込んでみてもいいのかな。
ってだいぶ深堀になったけど、ふと思ったこの台詞でした。
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