「ニュース」はどこまでが「ニュース」なのか
ニュースサイトとかニュースアプリとかはたくさんあるけれども、最近思うのは、「ニュース」ってそもそも何?ということ。
というのも、とても自分としては「ニュース」と思えないようなものがニュースサイトやニュースアプリにはたくさん載っているからである。例えばもっぱら筆者の意見を表明するコラムみたいなもの。あともっとニュースから離れているものとして、単なる体験談や面白話みたいなもの。「電車で経験した感動話」とか「こんなひどい夫がいる」とかそういうの。それニュースでも何でもなくてただの日記じゃない?それニュース?と思ってしまう。
ただもちろん例えば昔からある新聞にだって社説はあるし人生相談もあるし、読者投稿欄もあるし、短歌俳句コーナーもあるし、まあそういうものかもしれないけれども、やっぱりネットにあるニュースサイトなどは、そういう「色物」の割合が圧倒的に高い気がする。あとそういうのがトップに近いところに載ることが多い気がする(個人の感想です)
でもそういうサイトやアプリが人気なので、みんなはそういうのを求めてるんだろうな、とも思う。
私は古い人間なので、「ニュースニュースしたニュース」を読みたいから、もっぱら新聞社のウェブページだったり、あとはNHKニュースのページだったり、そういったところを見ることが多くなっている。
そういう意味では、まあ選択肢は用意されているのだしそれはそれでいいかという気もするが、私にとって一番良いニュースサイトの姿形って何なんだろうなと思うことはある。
一周回って紙の新聞はいいもんだなと思うことも多い。もちろん新聞にもいろいろ問題はあるけれども、新聞を最初から最後までめくりながらざっと見てみると、日々の生活がより興味深いものになると思っている。流し読みしながら興味のあるところだけ詳しく読んでいけばそれほど時間もかからない。
最後にニュースに関してこれだけは言っておきたいことがある。ニュースサイトの記事にコメントを付けられて、そのコメントを強制的に見せられるタイプのサイト。あれは大嫌い。私はニュースを読みたいのであって、どこの誰だか知らん人の意見を見たいわけじゃない。そういう理由で私はヤフーニュースと時事通信のサイトは決して見ないと心に決めている次第である。
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