記録を残すのは難しい

ちょうど2年ほど前、仕事でそれなりの役職になったということもあり、毎日起こったことをちゃんとノートに書いて記録しておこうと決意したのだが、この「毎日起こったことを記録する」ことがどれだけ大変かということを日々思い知っているという話をしたい。

管理職になるといつ何を知ったか、いつ誰からどういう相談を受けたかといったようなことが非常に重要になることも多く、そういったログを残しておくことは後々のためにも役に立つので、自分は小さめのノートを1日1ページ使って、その日に起こったことを書くことにしている。

ただ、仕事というのはまあ大体において大して忙しくない日と、あとすごく忙しい日がある。で、大して忙しくない日は大体記録するようなことがあまりない。もちろんいろいろと細かい仕事をしているわけだが、わざわざ手書きでノートに書き留めるようなことでもない。一方で、すごく忙しい日は仕事の内容的にも重要なことが起こっている日な訳だが、そういうときは逆に記録をメモるような時間的余裕もない。

手書きのメモというのは融通が利いてものすごく便利なのだけれども、書くのが大変という最大の問題を抱えている。あと周辺情報(打ち合わせで使った資料とか)との紐付けが難しい。

そういう意味ではデジタルで記録を残せればいいんだけれど、そのためのよいツールもあまりない。まあエクセルでやろうと思えばできるけどスマートじゃないよね。

手書きの記録メモを書く時間がないという問題は、次の日の朝に前の日の振り返りも併せてまとめてメモにするということをやることがあり、これは結構効果があるなという気はする。でもノートに手書きという形式を脱却したい気持ちもある。

何にせよ、日々の記録をちゃんと残すのは難しい。メールは1日数百通飛び交うが、それを全部取っておけば記録になるかというとそうでもないし、そもそも全部取っておこうとすると1ヶ月分で軽く1~2ギガくらいになってしまう。何か良い方法はないかなあと思う次第。

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