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情シス=DJ!?

初noteです。EugeneK(ユージンK)と申します。
以前より情シス~ヘルプデスク中心に業務していて思っていた事を今回は書きたいと思います。
この記事はcorp-engr 情シスSlack #2 Advent Calendar 2019/12/12とリンクしています。

【お断り】ファイルサーバーからクラウドストレージ移行の話を書く予定でしたが、他の方の熱い記事に押されたのでAdvent Calendarが落ち着いた頃にアップします。

そもそもDJって?

あまり音楽聴かない人向けに言うと現在のDJはこんな感じが主流になっています。

俗に言われるEDMですね。数万~数十万人を沸かせる光景は圧巻です。
勿論他にも、キャパの大小、ジャンルなどDJの役割は多岐にわたります。

私は昔から音楽が好きでライブやフェスによく行き、好きな音楽もあまり拘り無く、洋邦、アンダーグラウンド/メジャー、パンク・ハードコアからダンスミュージックまで、自分でもよく理解らない趣味しています。
その中でも貴重な体験として、良いDJは日常や時間を忘れさせてくれる体験をさせてくれる事がありました。
(そのためには別に沢●エリカのようなク●リの必要はありません)

良いDJって?

DJは自分の曲や好きな曲、流行っている曲をただ流せばいいものではありません。その場にいる人をどれだけ高揚させるか、熱狂させる体験をさせるかだと思います。
(最近はUSBメモリ持ち歩いて再生ボタン押しているだけという批判もありますが、最後はその場を盛り上げたもの勝ちとも言えます)

そのためには古い曲もあれば、その場でアレンジしミックスしたりするケースもあります。
少し前流行った微妙に古い曲などかければ、盛り下がること必至なので絶妙なさじ加減、センスも問われます。

と、考えた時にあれ?情シスも同じ事が言えるのではないかと思ってきました。

良い情シスとは・・・

情シス的なポジションの方であれば、他社の事例見てうちもやりたい!あのSaaSを入れて、このサービスを繋げて...とか想像しないでしょうか?

自分も海外のSaaSをあれこれ試して入れたいのですが、決済の手続きの問題で入れられない。そもそも客先常駐で試すことすらできないというのが日常です。

しかし、自分だけが思う製品やサービスだけがその組織や働いている人にとって良い体験になるのでしょうか?

またよくあるのが、
・見直しもしないまま過去から継続している実態にそぐわないセキュリティポリシーの押し付け
・予算の都合で押し付けられる低スペック非人道PC

こういった事による働いている人のモチベーションの低下があります。

良いDJが日常や時間を忘れさせる場を提供してくれるように、その組織で働いている人が少しでも本来の業務に集中できる環境を作るのが良い情シスではないでしょうか?


例えば・・・
ユーザーの手作業で行う必要があったものをちょっとしたスクリプトで解決
機能していない謎セキュリティポリシーの廃止

のような事を見直すだけでもユーザーへ良い体験を与える可能性があります。

会社の規模、予算、業種、そもそも情シスに人手がないなど状況はバラバラなので必ずしも同じ答えは無いと思います。
だからこそその組織・環境に応じた事を提示し実行できるかが情シスの腕の見せどころだとも言えます。

そして自分が思う理想の製品やサービスの組み合わせx会社の状況が合致したときは最高のやり甲斐を感じる瞬間でもあります。

最後に

数年前亡くなったDJでDavid Mancusoという伝説の方がいました。
彼が主宰したホームパーティはナラティブな選曲の音楽と素晴らしい音響でゲストを迎えたと言われています。
そしてその体験をした人たちによりParadise Garageなどのディスコ~ハウス・ミュージックが生まれ、冒頭のEDMなどにもつながっていきます。

少し前社内に導入し、全社的な使い方の説明したSaaSがごく僅かな人によく紹介してくれたと褒めてもらえました。
(以前その組織では新しいサービス導入してもマニュアル配布程度で終わっていた模様)
そして気づいたら社内では当たり前のツールとなりつつあります。
良い体験をするとそれは拡散し、発展する体験をしています。

とはいえそんな簡単じゃないよって思いますよね。
そんな方はぜひCorp-Engr(情シスSlack)のオフ会でお会いしお話しましょう!

最後までお付き合いありがとうございました。

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