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2020年の抱負。

はじめに

遅くなりましたが、2020年あけましておめでとうございます。一年に一度くらいのペースでnoteを書いています。新年になるとなんだか色んなことをやりたくなるし、そういった気持ちは頻繁には来ないので、積極的に色んなことをやっていきたい気持ちになる。

昨年の振り返り

2018年から2019年にかけてはデジハリで毎日忙しなく、その反動か、卒業後は何もする気が起きなくなってしまった。少しだけ健康に目覚め、平日の朝や休日にプールへ行ったりしながら毎日を過ごしたりしていた。(その頃住んでいた家の近くの区民プールは朝の7時から21時まで開いていて、出勤前に泳ぐのはちょうどよかった。)その後、しばらく付き合っていた彼女と同棲を始め、毎日楽しくも、次第に運動もしなくなっていった。

仕事では自由に好きなことをさせてもらえ、プロジェクトとしても個人的にチャレンジングなテーマができ、プロトタイプまでこぎつけたが、どれも製品にすることはできなかった。会社は米の経済制裁に巻き込まれ、会社で使っていたMayaがある日を堺に使えなくなってしまった。(アメリカ製のため。その後Blenderに移行したがさほど影響はなかった。) その後、会社の後輩が転職をする旨を聞いてから、自分もこのままでいいのかという疑問ももった。そんなこんなでもやもやとした大晦日を過ごし、結果、2019は何もない年だったと言える。

2020年に向けて

そういった背景もあり、2020年になってなにかやりたい気持ちが溢れていた。起業というアイデアも思い浮かんだが、普段自分から生まれてくるアイデアやスピード感を持ってお金を稼ぐこととなるとかなり難しいだろうし、そうなったときに本当に作りたいものを作れる状況にならない気がして考えるのをやめた。(でも、自分のオフィスを持ったり、信頼できる仲間と一緒になにかやりたいという気持ちはなくなってはいない。)

一応、TwitterもInstagramもやっているが本当につぶやくことがない。また、なにかつぶやいても特に大きな反応もなく、誰も見てないんじゃないかとすら感じる。この時代、SNSをうまく使えないと戦っていけない気がして、なんとなく自分の影響力の低さに後ろめたさを感じたりしていた。

一方、昨年末から触り始めたBlenderはとてもおもしろくて、正月休みはひたすらチュートリアルを進めた。(社会人の特権は有料のチュートリアルも躊躇いなく変えることにある。) 今年に入ってからは早起きして出社し、夕方の5時30分には退社して、その後はBlenderのチュートリアルをやっている。(パーソナルジムにも通い始めて、心身ともに鍛えている。) Blenderの魅力はたくさんあるが、大きい理由の一つは、個人の非商業的プロジェクトを推奨するような空気感だろうと思う。そのあたりがopenFrameworksに似ていて居心地が良い。次第に自作のショートフィルムなんかができたらいいなと思ってきていて、アニメーション制作に必要な知識を学んだりしていて、プライベートはなんだか充実している。

Blenderを触っていて、結局自分は見た人に感動してもらえるような作品に携わりたいという気持ちが根本にはあることに気付かされる。そして、何よりも自分が物事に対してどう思うか、ということを何か形にして知ってもらいたいんだろうと思う。そういった理由で、小説を書く人もいれば、詩を書く人もいるし、絵を書いたり、映画を撮ったり、音楽で表現したりする人もいるだろう。自分の場合は、アニメーションに行き着いたようだ。

もちろん、仕事で研究開発をしているので、テクニカルなチャレンジもしたいが、何よりも大切なことは自分の考えを形にすること(ストーリーテリング)なんじゃないかと今は思ってる。(会社の人たちは、エンジニアや研究者が多いので、ストーリーテリングが重要とかいってもあまり理解してもらえないし、仕方のないことだと思っている)。

まとめる

先日、お世話になっている美容師さんが、将来が不安ということを言っていたことを最近ふと思い出す。すべての物事が人工知能に置き換えられたらなんだか寂しいなぁ、と。正直、僕も寂しいと思う。(どちらかというとノスタルジックな方が好きだったりする。音楽もポストロックが好きだし。) その時話したのは、先ほどのストーリーテリングをしたいっていう話にも似ているけど、自分がそう思うという想いをなにか形にして表現して伝えることが何より重要なのではないかということ。きっといいものは伝わる。そう信じているからこそ、表現することに価値があるんだと思える。そして仲間を作ること、その仲間とそんな想いを実現していくこと。そんな人生はきっと楽しいだろう。技術はすぐに陳腐化してしまうから。だから、もっと根本にある自分が未来に向けてどうありたいか、ということに向き合うこと。そんなことをこれからしていきたいと思う。

まとめると、2020年は、なりたい自分や創りたい未来について、考えたり、話したり、創ったりして過ごしたいです。

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