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ミリオンライブ8thライブ 思い出

 アーカイブを見て色々思い出した。公演開始前、あらかた準備を終えアリーナ最後方の自席に戻り、ふと会場を見渡すと、周りやスタンド席のプロデューサーさんの皆さんのペンライトが、とても綺麗に輝いて見えたんだ。
これだけ大勢のプロデューサーさんが応援していたんだと、そして『その中に自分もいるのだ』ということを初めて実感出来て、いろんな『ありがとう』の気持ちでいっぱいになり……
失った水分を補給しに再びホワイエに出ることになった。

 自分は2度目の現地参加だけれど、初参加の7thReは、野外のため中盤まで明るかったり、感染症対策のため客席が半分以下だったりと、ミリオンライブとしても初めてのことが多かった。これまで見てきた過去の映像とはあまり重ならなかったためなのか、実は現地参加をしたという実感はあまり持てていなかったように思う。
 しかし今回の8thライブはアリーナ席・スタンド席があるスタンダードな会場で、客席数もほぼ以前の水準に戻っていた。
薄暗い会場、見渡せば広がる無数のペンライトのかがやき――自分にとって映像の中でしか見たことのなかった光景が、実際に目の前に広がっていた。
 初めての体験だったにも関わらず、何故か『同じ場所に帰ってこれた』と、そう感じてしまった。同時に7thReで現地にいた実感が薄かったのは、プロデューサーさんの存在を強く感じ取れなかったからだと気付いた。(ステージに釘付けになってしまい、周りを見渡す余裕がなかっだけかもしれないけれど)

 配信やBDのある公演をわざわざ現地まで見に行くのは、より良い映像・音響を楽しむためだと思っていたけれど、それだけじゃない。
「ライブは、ステージに立つアーティストと裏方スタッフだけでなく、観客も一体となって初めて完成する」という言葉を、頭だけでなく肌で直接実感出来た。
 当日は次々と繰り出される圧倒的なパフォーマンスを前に、精神的にキャパオーバーで自己を振り返る余裕などなかったけれども、この気持ちを今の今まで忘れていられたのが不思議だ。まぁ1週間経っても思い出せたということは、それだけ強烈な記憶として海馬に焼き付いていたんだね。

アーカイブがあって本当によかった。これが無ければこの感情はサルベージされることなく消えていたかもしれない。
大事にしたい、この気持ち。

 もう『ぴらみさんがいるから』ではなく、『ただミリオンが好き』になりかけている気がする。まだ言い切れないあたり、完全には沈んでいないだろうけど。(片足程度だろうか)ただ、9thは最速先行だけと言わず、ご用意されるまでお祈りしている自分の姿は想像に難くない。
あと、鋼の意思でミリシタには手を出さないようにしているけれど、7thRe・8thと現地参加を重ねるにつれ、硬度が急激に落ちていくのを感じた。9thやアニメを摂取してしまったら、もう一瞬で「I'll be back👍」まで進行してしまっても不思議じゃない。

◇◇◇◇

アーカイブを見ながらポツポツ感想を呟こうと思っていたけれど、色んなことを思い出してしまい、柄にもなくかなりの長乱文になってしまった。
文章をまとめるのが絶望的に下手で、我ながら見るに堪えないけれど、これはライブレポートではなく、ただ自己を振り返っただけのダイアリーだから気にしないことにする。

とにかく、いいライブだった。