えつ|えつるコーチング

キャリア&ライフコーチ。えつるは、「悦」るを意味する造語です。内面的な「悦び(よろこび)」、つまり自己実現や精神的充足を感じる深い感情の追求を目指しています。  https://coubic.com/etsuru

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キャリア&ライフコーチ。えつるは、「悦」るを意味する造語です。内面的な「悦び(よろこび)」、つまり自己実現や精神的充足を感じる深い感情の追求を目指しています。  https://coubic.com/etsuru

最近の記事

『ちゃんと聴く』って本当に難しい。最近の失敗から学んだこと

最近、私が失敗したことがありました。ある日の食事中、ある人から仕事先での人間関係について相談を受けました。最初は「聴く」を実践して、相手の話をじっくりと聴いていたのですが、途中から私の「聞く」に変わり始め、つまり、私自身のジャッジメントが入り、「こうしたらどう?」と答えを出そうとしてしまいました。後半になると、私が話し手になってしまい、相手はどんどん話せなくなっていたのです。 相手を助けてあげたいという気持ちからの行動でしたが、その人が話し終えた後の晴れない表情がとても印象

    • モノを申す女性になる

      NHK 『虎に翼』の佐田寅子さんは、モノを申す女性として描かれています。それが上司であれ、偉い人であれ、自分がおかしいと思ったことを伝え、自分の考えを主張する女性です。 では、佐田寅子さんはいつも、すべてのことに対してモノを申すことができていたのか?そうではないように思います。弱っていた時代には、言葉が出てこず、モノを申すことができない彼女が描かれています。さらに、状況が複雑化していく中で、考えを表現できずに苦しむシーンもあります。 つまり、モノを申すことができる女性でも

      • 女性が会社という組織で活躍する壁は、まだまだ高い

        最近、男性の経営者の方々と話す機会があり、「女性が幹部になることに対して依然として抵抗感がある」というお話をされていて、まだそうなのかと、がっかりしたことがありました。 ある柔軟でオープンな考え方を持つ男性経営者の方は、「正直なところ、女性社員とはおそるおそる話している。男性社員とはやはり違う」とおっしゃっていました。その正直な姿勢には共感する一方で、こうした言葉を聞くと、女性が直面するこの壁が非常に分厚いものに感じられました。 また、ある女性マネージャーと話していた時、

        • 満月のチカラ

          今日は中秋の名月ですね。正確には、9月18日11:34に満月になるそうです。月の満ち欠けは古くから私たちの生活に影響を与えてきました。特に満月の夜は、その美しさと神秘的な力で、人々の心を魅了します。私も月のパワーに敏感なようで、満月の時期になると、身体が重く感じたり、心がソワソワしたりすることがあります。 最近の私は、そんな状態をあえて敏感に感じ取るようにしています。月の満ち引きに合わせて、自分の心と身体がどのように反応するのかを観察すると、普段気づかない小さな変化や、内面

          お金を払ってまで「自分との対話」をする意義とは?

          コーチングを説明する際に、私がよくぶつかる壁があります。それは、「なぜお金を払ってまで、自分との対話をする必要があるのか?」という疑問です。多くの人は、外部からのアドバイスや具体的な解決策を求める傾向があります。そのため、「自分で答えを見つける」というコーチングのプロセスに対して、即座に価値を感じにくいことが多いのではないでしょうか。 現代社会では、短期間で結果を求める傾向が強く、即効性のあるアドバイスや解決策が好まれがちです。特に、「他人に聞けば簡単に解決できる」と思うよ

          お金を払ってまで「自分との対話」をする意義とは?

          自分に期待する

          「頑張り屋の女性って素敵だけど、自分への期待がすごく高い人が多いですよね。そんな高い期待を自分に持っているのって、ちょっとヤバイ系だよね。」 これは、ある企業のリーダーと話していたときに出てきた言葉です。一瞬耳にしたとき、正直少し驚きました。自分にも当てはまることだからですし、周りにもそんな女性がたくさんいるからです。 でも、その後に考えさせられました。「ヤバイ」と評される女性たちには、実は大きな可能性と強さが秘められているのではないかと。 自分に期待することの意味 「

          未来が見えなくても大丈夫!

          「今のままじゃダメだ」と感じているけど、未来が見えない…そんなこと、ありませんか? 現状を変えたいのに、どこに向かって進めばいいのかが分からない。もどかしくて苦しいですよね。でも、安心してください。そんなときこそ、一度立ち止まってみてはいかがでしょうか? 実は、ふと過去の自分を思い出し、この文章を書いてみようと思いました。私自身も、未来が全く見えなくてただ今の状況から抜け出したいと焦っていた時期がありました。何度も同じ感情に襲われ、どうしようもない気持ちになることもありま

          未来が見えなくても大丈夫!

          焦りの気持ちが溢れてくる、このことをコーチングしてもらった

          最近の私は、とにかく気持ちが焦っている。 今年から新しいチャレンジも開始し、それは前進しているように思えるが、この先を考えると不安が尽きない。 そんなモヤモヤを、コーチング仲間に聴いてもらいました。 話していくと、 「そんな短期間ですべてがうまくいくわけない、今は踏ん張り時だ。」 という自分の声が聴こえてきました。 そんな私に、コーチから問いがありました。 「いままでの人生に、踏ん張り時はありましたか?」 私「踏ん張り時は何度もありました。」 コーチ「その時、それをど

          焦りの気持ちが溢れてくる、このことをコーチングしてもらった

          人生で大切なことは何ですか?

          私たち人間は、自分が大切にしている価値観を実感するために生きている。 これは、先日受講したNLP-JAPANラーニング・センターのNLP体験講座で聴いた言葉です。 そして、こんなことも聞き、ドキッとしました。 『大事な価値観を実感できないと、ストレスを感じ、体調不良につながることがある』 体験講座では、この価値観を明らかにするために、「人生で大事なことは何ですか?」というお題をいただだき、7つの言葉(自由に自分が思いついた言葉を書き出す)を出して、それを順位付けすると

          人生で大切なことは何ですか?

          コーチってメンタル弱いと思われたらダメなのかしら?

          これ、私がずっと引っかかってきたことです。そして、「最近noteが書けていない理由」になっているかもしれないと気づきましたので、書き留めておこうと思いました。 先日、noteが書けないことをコーチングしてもらい、理由がクリアになったことを書いたのですが、その続きとなります。何かひっかかっていたんです。他にも理由があるんじゃないかって。 ちなみに、noteが書けないことをコーチングしてもらった件のnoteはこちらです。 で、このnoteを書き終えた段階では、どこかすっきり

          コーチってメンタル弱いと思われたらダメなのかしら?

          最近noteが書けない、このことをコーチングしてもらった

          1か月くらいnoteの更新ができていない。書いていないわけじゃなく、下書きには、書き始めて最後まで終えることができていない記事がたくさん眠っている状態です。少なくとも1~2週間に1本ペースは書けたらいいなって思っていたので、ちょっと停滞気味という感じです。 そこで、なぜ、公開できないのか、最後まで書くことができないのか、モヤモヤしている気持ちを、コーチング仲間にコーチしてもらって話してみました。すると、少しすっきりしました。 もしかしたら、同じようなモヤモヤの状態にいる方

          最近noteが書けない、このことをコーチングしてもらった

          瞑想を取り入れて良かった

          以前から不定期に瞑想をやっていましたが、最近、日常に取り入れてみました。きっかけは、コーチとして、自己基盤を整えたいと考えたことです。 ただ、あたりまえのことではありますが、私の日常も少しずつ変わり始めたので、そのことについて、書いてみたいと思います。 きっかけはコーチとしての自己基盤を整える コーチング活動を続ける中で、まず、自己基盤を整えることは重要です。自己基盤とは、自分自身の内面的な安定感や精神的なバランスを指します。この基盤が整っていないと、他人の思いや感情を受

          瞑想を取り入れて良かった

          色鉛筆

          えつるコーチングの申込ページやnoteのモチーフには、色鉛筆を使っています。 色鉛筆には温かさや柔らかさがあり、その多彩な色はさまざまな表現を可能にします。書き方次第で細い線も太い線も、薄い線も濃い線も描けるため、色鉛筆は非常に柔軟でクリエイティブなツールです。この多様性が、私のコーチングの目指すところにも通じる部分があると感じています。 この色鉛筆のモチーフを使うきっかけとなったのは、約7年前に参加した田中安人さんのワークショップでした。ワークショップのテーブルには、紙

          がんじがらめの40代50代へ

          年齢を重ねると、さまざまなことが見えてきます。社会の仕組みや、自分自身の限界、そして周囲の期待。これらがまるでがんじがらめの鎖のように私たちを縛りつけ、自由に動けなくしているように感じることも少なくありません。 しかし、そんな中でも、自分を諦めたくないという気持ちは強くあります。新しい挑戦や夢を追い求めたいと思う反面、年齢や環境の制約がそれを阻むこともしばしばです。 私もその一人です。 不安に取り憑かれる 「今から何かできるのだろうか?」と不安に思うこともあるかもしれ

          がんじがらめの40代50代へ

          マネージャーとしての第一歩、コーチングに助けられて

          それは20年くらい前のことです。 当時勤めていた企業にて、マネージャーとして新しいチームを任されることになりました。チームリーダーの経験はありましたが、そのチームの担当領域は私にとって未経験であり、メンバー数も多く、仕事量も膨大でした。外から見てもあまりうまくいっていないように見え、課題が多そうでした。内示を数か月前に受けたのですが、「えー、私で大丈夫?」という不安でいっぱいでした。 当時、その不安をかき消すために、メンバーと面談したり、さまざまな人から意見をもらいつつ、

          マネージャーとしての第一歩、コーチングに助けられて

          50代、これからどう働くかを考える際に潜むメンタルブロックを克服する

          はじめに 「50代、これからどう働くか?」これは非常に重要なテーマです。社会全体の高齢化が進む中で、私たち一人一人がこの問題に直面しています。私自身もこのテーマについて長い間考えてきましたし、今もなおその答えを模索しています。 役職定年や年金への不安、親の介護、健康寿命の延びなど、これからの働き方について考える要因はいろいろあります。これからも同じように働き続けることができるのかという不安が拭えないのも事実です。 一方で、若い頃に比べると、育児から解放されたり、役割の変

          50代、これからどう働くかを考える際に潜むメンタルブロックを克服する