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まよなかの台所もしくは台所で朝をむかえる いちばん美味しいところ

     (ソラが告げている はじまりを)

真夜中の台所で 終電の響きを聴く

台所で朝をむかえて
始発が駅にすべりこむおとで 
街にいちにちのスイッチが入ったことを知る

電車が奏でるビートが
こんなに好ましいとは

昼間はホームのアナウンスがきこえる
こんなに駅の近くで
暮らしたのは初めて

higashikurumeの街の気配を感じながら
台所で手足をうごかす

     (真夜中の台所で鉄鍋を覗き込む)

夜はやすむ時間

次へのエネルギーをためるところ

街が眠り
家族が明日のエネルギーを
チャージしているとき

etsuko☆sunは
しばしば
ひとりで
台所にたっている

静かな空間をひとりじめしていると
感覚がたってくる

たとえば
鉄鍋とTHE☆穀とトマトとoilの融合をみつめ

よしよし、と思う
色がより鮮やかになるときは
美味しさがたっているとき

夜の台所で
立ったままそれを確かめる

味見

味はまず見るもの
見て決めるタイミング

     (ナス君がよろこんでおります)

出来たてに勝るものはなし

いちばん美味しいところを知っているのは

つくっているわたし

夜中もしくは朝方の台所で

とてつもない美味しさに出逢ってしまい

木のスプーンをにぎりしめたまま

誰かに伝えたくてたまらなく、なる

昼間だったら、家族をよぶのに

仕方がないので

開け放した窓の向こうに向かって放つ

たとえば
THE☆穀のトマト味の布団をかけられて
ナスがよろこびに震えたことを

etsuko☆sunが確かめた
いのちの味の確かさを

確かに
ここに在りますよ、と

   (てのひらでつぶしたトマトも盛んに
      語りかけてくる 夜の間は)

etsuko☆sun

台所を起点に組み合わせのmiracleをあそぶひと

Tokyo・higashikurume の風土 × season
× Japansoul × fresh
× original my own sensor
× 輪になりみんなで感じる

= ∞ フリーエネルギー

     (ベランダからソラにむけて放つ)

etsuko☆sun's miracle

旬のお野菜とくだものを使ったお料理

×お豆・スパイス・雑穀そして麹ちゃんが
奏でるよろこびのハーモニー

×昔から大事にされてきた調味料と台所道具
その息づかいと呼吸からうまれるシンプルさ

×手のひらのちからは惜しみなく
よろこびsensorはいつも全開

×麹ちゃんの仕事は時間を超える

= ∞ を感じる場

    (この実はどんな味がするだろう)

夜中もしくは朝方の台所で
レッスンのように何度も
繰り返したてた感覚

そのセンサーは
いつでも活きるようになる

台所を飛び出して

自然のなかに身をおいたとき

大切なひととのやりとりの最中

道端の草花や

スーパーに並んでいる野菜たちへも

同じように
感覚を研ぎ澄まし
立っている自分にきづく

目の前に起こっていることを
みつめ、聴き、嗅ぎ、触れる

そして味を想像する

お味はいかが?

   (夫が用意した何気ないひとさらから
          目を離せなく、なる)


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