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安芸郡熊野町川角の田んぼの中にある1本の大きな杉の木の伝説【川角の荒神さん】

皆さん、こんにちは♪
安芸郡熊野町に住んでいる子育てママMaikaです~♪

実は私、散歩が趣味なんです💕

よく熊野町内をウロウロ散歩をしているのですが、この間、川角地区を散歩しているとき、とっても素敵な大きな1本の杉の木に出会いました♪

(カメラを持った怪しい女性が熊野町内をウロウロしていたら……それは、恐らく……、わ・た・し💕)

今日は、この杉の木についてご紹介させていただきます♪

熊野町内に住んでいる方はもちろん、観光で熊野町に行ってみようかな~と思っている方は、是非この記事を一読したうえで、この杉の木を探しに行ってみてください。

近くには、趣きある貴船神社もありますよ♪♪

カメラ好き必見!田んぼの中に立つ一本の大きな杉の木

安芸郡熊野町川角3丁目あたりをウロウロと散歩していると、一本の大きな杉の木とめぐり会います。

そして、杉の木と出会った人誰もが、きっとこう思うんです❕

わ~、綺麗~💕
ここ、なんか良くない❓

その杉の木が
👇👇こちら👇👇

見晴らし最高~♪
景色の良い田んぼの真ん中にポツンと佇む1本杉の木💕

秋、コスモスのシーズンになると……
👇👇こんな感じになります👇👇

心身共に癒される素敵な景色だと思いませんか❓

癒し効果バツグンなだけでなく、とってもフォトジェニック💕

なんてったって、素人の私が撮影しても綺麗な写真が撮れちゃう素敵な場所なんですから~(^^♪

熊野町内でもナイスな写真スポットになっているので、カメラ好きの方は、撮影のためにも足を運んでみてくださいね♪

熊野町郷土史研究会の『熊野よもやま話』にも掲載されていた!

つい先日、熊野町郷土史研究会が出している『熊野よもやま話(熊野町郷土史研究会)』をたまたま開いてみたら……、な、な、なんと、この川角の田んぼの真ん中にある1本の大きな杉の木についての伝説が記載されているじゃあ~りませんかっ( ´艸`)

せっかく熊野に住んでいるのに、この貴重な伝説を知らないなんてもったいない❕

早速、杉の木伝説に目を通してみました💕

熊野よもやま話(熊野町郷土史研究会)

川角の田んぼの中にある一本の大きな杉の木の伝説

ここからは、熊野町郷土史研究会が出している『熊野よもやま話』に掲載されている川角の大きな杉の木の伝説をご紹介します💕

【川角の田んぼの中の大きな杉の木】

これは、熊野町に住んでいる「静ばあさん」が話してくれたものをまとめたものなのだそうです。

昭和の初めころ、静ばあさんがまだ子どもだったとき、この杉の木に雷が落ちてしまったことがありました。

杉の木が気になって、隣の家に住んでいた春ちゃんとこの杉の木を見に行ってみたら、なんと、根元に白蛇がいっぱい❕

静ばあさんと(当時は、静ちゃんですね☺以下、静ちゃんと記載)春ちゃんは、白蛇が怖くて、一目散に家に逃げ帰りました。

静ちゃんがお母さんに杉の木の根元に白蛇がウジャウジャいたことを話したら、お母さんは、「その白蛇たちは、神様の遣いじゃろう」……と言って、荒神さんのお話をしてくれたそうです。

昔むかし、ある村人が牛を連れて、この杉の木の前を通りかかったことがありました。

すると、なぜか牛が大暴れして手が付けられないような状態になってしまいました。

それからというもの、杉の木の前を牛が通ると、不思議と牛は大暴れ!

どんなに優しい気性の牛でも、どんなに村人たちが工夫を凝らしても、

杉の木に牛たちが近づくと大暴れしてしまうので、村人たちは困り果ててしまいました。

「これは何かの祟りに違いない!」

村人たちは、話し合った結果、2月1日に貴船神社の宮司さんにお祓いをしてもらいました。

すると、不思議なことに、杉の木の前を牛が通っても牛は暴れなくなりました。

その後、牛馬の安泰を祈願するため、享保10年(1725年)2月1日に杉の根元にある石を荒神さん(牛馬の守護神としての牛荒神)としてお祀りをしたそうです。

一般的に荒神さんといえば、竈(かまど)や火の神様として知られていますが、この杉の木の根元にある石の荒神さんは牛馬の守護神としての牛荒神なのだそうです。

まとめ

安芸郡熊野町川角3丁目付近を散歩していると、田んぼの真ん中にある1本の大きな杉の木とめぐり会うことができます。

広々とした景色の中にポツンと立つ杉の木は、とてもフォトジェニックなので、素敵な写真を撮ることができましたますよ💕

また、この杉の木には伝説があって、熊野町郷土史研究会が出している『熊野よもやま話』に掲載されています。

伝説を知ったうえで散歩をすると、より散歩を楽しむことができますよ♪


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