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単語の覚え方

 さて、どの言語を勉強するにしても、単語を覚えていくことは必須です。しかし、皆さんはどのようにして覚えていくでしょうか。ひたすら書く? 単語帳を使う? それぞれやり方があると思いますが、私の場合はどうしているかご紹介します。語学の勉強の仕方は人それぞれなので、参考にしてください。

3つの方法

 私の場合、単語の覚え方は3つほど使い分けています。
 まずは、単語集がある場合、それをざっとみて簡単に覚えられるものを読み、その場で覚えていく方法です。例えば、クメール語(またこの言葉で申し訳ないですが)で「噛む」は「カム」です。「炒める」は「チャー」。こういった日本語に似ていたり、短くて覚えやすい単語はざっと見て頭に入ってしまいます。

 上記で覚えられない単語は山ほど出てきます。そのなかから今度は少し書いて覚えるようにします。毎日個数を決めるか週間で単語の個数を決めて書いて覚えていくのです。たぶん毎日書いて見ていれば、自然と覚えるものもあるでしょう。これもさほど労力がかからないのですんなりと覚えられます。ただ、書くと言っても何十回も書くということではなく、5回か6回ほど正確な綴りで書き、発音を発していくだけです。高校や大学受験のときはがむしゃらに書いていましたが、そこまでやることは今はありません。
 
 そして厄介なのが、これでも覚えられない単語。いろんな単語を覚えていこうとするとどうしても覚えられない単語がいくつも出てきます。今やっているクメール語は日本語や英語と馴染みの薄い単語ばかりなので、この厄介な単語が結構多い。こういう場合はどうするか。書いても読んでも覚えられないので、別の手段を使うしかありません。それは単語のイメージ化です。
 例えば、クメール語でレストランのことを「ポーチニアターン」と言います。何度書いても読んでもなかなか頭に入らず、どうしたら覚えられるかと考えたのがこうです。
 「ポーチ(かばん)の近く(ニア)をUターンするとレストラン」
 かなり強引、こじつけですが、こうしていかないとなかなか覚えられない。この方法でこの単語は一発で覚えました。海は「サモッ(ト)」と言いますが、これは「海=寒っ」としました。
 このほかにも、例えば、マレー語で「捨てる」ことを「ブアン」と言いますが、「ブアンと捨てる」として覚えることも可能です。
 いずれにしても、こじつけてイメージ化することで覚えていきましょう。英語でもそうです。何かわからない単語があれば、分解して強引なストーリーを作ってイメージ化させる。こうすることでかなりの単語を覚えていくことは可能だと思います。

 それと、もうひとつ重要なことは、こういったイメージ化させた単語は一日に何度も思い浮かべなければなりません。そうすることで脳に浸透して覚えることができるのです。
 また、覚える作業は早朝がいい気もします。私の場合、夜は暗記に向いておらず、起きた後の頭がまだ爽快なときに暗記していくことにしています。そのおかげで一ヶ月で100個以上の単語は覚えることができています。

 一時期は単語帳を作って使ってもいたのですが、これは結構面倒だなという結論になってしまいました。というのも、いつも持っていなければならないのが、面倒になったからです。そこで単語帳の代わりに使い始めたのが、reminDOというアプリ。(https://remindo.co/)
 I-Phoneでは専用のアプリがありますが、アンドロイド系はサイトになります。これはとても使いやすい。単語帳ではいちいちめくらないといけませんが、これは単語がリスト化されて、ボタン一つで答えが出てくる仕組み。忘却曲線に基づいて作られたもので、忘れた頃にその単語が出てくるので、確実に覚えていけるのです。単語帳ではこれはできません。毎日何個OKだったか、何個確実に暗記ができたかの統計も出てくるので、モチベーションを上げるにもとてもいいサイトです。ものは試しでやってみるともしかするとハマるかもしれません。

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