2021年3月29日

8時に起床したのに、10時にまた寝てしまって結局活動を始めたのはお昼過ぎだった。

近くの100均まで歩いて行ったのだが、ずっと下を向いて日傘をさして、ただ葉っぱを踏んでしまわないように歩いていた。
寮生だったら。何か言われたら。
誰も私のことなんて見てやしないのに持て余してしまった自己肯定感の低さを他人にぶつけてしまい少しだけ申し訳なくなってきたのはお風呂から上がった頃だった。

いつも人から「何をそんなに見ているの?」と言われるほどウロウロしている100均も5分で切り上げ、アイスを買って帰ろう。と下の食品売り場に降りた。
私は、スーパーカップの抹茶がとても好きで母がいつも買ってきてくれていた。
何度も何度も傷つけられて、今だって思い出したらイライラしてしまう理不尽なこともたくさんされたのに、やっぱり親が好きなようで帰りたくなってしまって、新しい寮生活の不安も相まって、そのアイスを見ただけで涙が出てしまって慌てて寮まで帰ってきた。

咳止めを買おうとしたけれど、今日「誰かが咳止めを買おうとする私の手を強く引いた」という夢を見たせいで誰にも見られていないのに誰にも期待されていないのに、買いにいけなくてただただ泣くことしか出来なかった。まあ、その夢の影響以上に咳止めを買いに行く、多量服薬をする気力がなかったというのがあるのだが。

明日は、大学でオリエンテーションとノートテイク研修があるので一日中大学にいることになる。
同室の子も1度帰省するらしい。
明明後日からはバイトも始まる。

泣いている暇も弱音を吐いている暇はない。頑張れ私。
と思ったが中高で大嫌いだった部活を大嫌いなメンバーとやりきった私なら自分の精神を殴ればどうにでもなるかとわらってしまった。誰にも見られない普通なことにこんなに力を使ってしまって、考えただけで消えたく死にたくなる。星になりたい。消えたさや消えることに正当な理由が欲しい。

手書きの日記の文字が滲んだことや今目の前で吹奏楽の映像が流れていることが私の喉の締め付けをさらに強めていると思う。泣いてしまいそうだ。泣けないけれど。

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