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#健康

『鬱』な花嫁

深夜2時。川の音がゴーゴーと響き渡る真っ暗で開けた車道。 アクセルを一気に全開にして、このままブレーキを踏まなければ、 もしかしたら少しは楽になれるのかもしれない、そう思った。 *** 2019年の春。私は東京の外資系コンサル企業に勤めていた。 入社をして5年。振り返れば辛いこともあったけれど、それ以上に仕事にやりがいを感じている時期でもあった。 常により上へ、より高いところへ、一息もつくことなく走り続けている感じ。走り続けることは大変だけれど、日々自分が成長できている

自分を大切にするってどうすればいいの?

皆さんは日々自分を大切にできていますか? メンタルを崩してしまう人の中には、わりと自分を大切にすることが苦手な方が多いように思います。 家族や友人、周囲の人は大切にできているのに、なかなか自分を大切にできている人って少ないように思っています。 そして、私も今までの人生においてなかなか自分を大切にできていなかったなと振り返って思います。 周りを優先にしすぎてしまったり、自分の思ってることを外に出さなかったりということがありました。 これらは、多かれ少なかで皆さんもある

メンタル疾患は天からの贈り物なのかもしれない

最近ちゃんと腑に落ちたことがある、 それは、“ 病気になったのは、「休んで!!」という天からのサインだったのだ ”ということ。 「天から」ってどこからか具体的には分からないけど、亡くなったおじいちゃんが私を見兼ねて助けてくれたのかもしれないし、魂的なもう一人の自分が、動き続ける物理的に存在する自分に鞭打って、そういうサインを送ったのかもしれない。 思い返せば、2年半程前の年末、まだ適応障害と診断を受けるかなり前のことだったけれど、仕事が忙しすぎて、週末も仕事仕事..ずっと

自立支援医療制度の手続きへ行ってきました

今日、自立支援医療制度の手続きをしに役所へ行ってきました。 手続きは予想以上に簡単で、ものの10分程で終了。 「きっと面倒な手続きなのだろうな」と、重い腰をあげて、やっとの思いで役所へ行ったのですが、面倒なことは何一つなく、一瞬で終わりました。 「そもそも自立支援医療制度とは?」 「面倒で私もまだ手続きができていないのよ…」 という方がいらっしゃったとしたら、少しでもそのような方の参考になれば嬉しいなと思っています。 ※私の場合は、精神通院医療の自立支援医療制度です。

今を生きることの素晴らしさ

マインドフルネスとは、今この瞬間に起きていることに注意を向けてネガティブ感情から心を離し、さまよっていた心を意識的に今に集中をすることです。 私はいつからか、マルチタスク的行動が習慣化してしまいました。料理をしながらラジオを聴く、ご飯を食べながら映画を観る、お風呂に入りながら本を読む… 仕事を休んでいて時間がある今でもなお、この習慣は以前よりもだいぶ緩くはなったもののなかなか変えられず、これでは常に脳がフル稼働している状態だと自覚をしてからは、脳を休めることを意識的に自分

おしゃれができるって心が元気な証拠よね

みなさんはお洒落をすることが好きですか? メイクをしたり、アクセサリーを身につけたり、着飾ったり、髪を巻いたり、 お洒落をするってとっても素敵なことだと思うのです。 お洒落をすれば、自分に少し自信を持つことができます。 お洒落をしていれば、素敵なカフェにもこじゃれたブティックにも、ちょっとの勇気を出せば入ることができるけれど、そうでない日なんかは、お洒落カフェにもブティックにも決して入りたいと思えません。 お洒落をすれば、自分の理想に近づけ得ます。 女性的な雰囲気

適応障害を克服しつつある私のセブンルール

私は関テレ・フジテレビ系の『セブンルール』という番組の大ファンです。 『セブンルール』とは、社会で活躍する一女性にフォーカスを当て、その方の日々に密着をし、彼女らが自分らしく生きていくうえで大切にしている7つのルールを紹介していく番組です。 https://www.ktv.jp/7rules/ 今回は、この大好きなテレビ番組に則り、「“適応障害を克服しつつある私、Etoile”が、もしテレビ番組に密着されたら」という、非現実的なことをもはや妄想をしながら、勝手ながら書かせ

適応障害になって気付けた小さな幸せ5選

みなさんにとって、〝日々の小さな幸せ〟とは何でしょうか。 よく、「幸せは身近にあるものだ」という言葉を耳にすることがありますが、まさしくその通りだと実感している今日この頃です。 私が適応障害を経験する前は、今よりも日常生活に幸せを見出すことができていなかったのです。日常ではなく、非日常の感動こそが「一番」の幸せだと、少し残念(?)な勘違いをしていたのです。 たとえば、どこか旅行に行くこと。 毎日毎日仕事やタスクに耐えて、やっと出かけられる非日常の世界。 これこそ至福で、

私、パニック発作をかかえていたみたい。

私、パニック発作なるものを持っていたようです。 ということを、今更ながら知りました(笑) 「夜中に急に息ができなくなって起きる」 ということが、思い返せば何年も前から時たまあったんですよね。 記憶にあるのは、社会人になって一人暮らしを始めてからなのですが、いつからこのような症状があったのかは定かではありません。 先月も2度程ありました。 一度目は、「息ができない苦しい!」と思い起きて、その後すぐに呼吸ができるようになり、びっくりはしたものの眠すぎてすぐに寝てしまいまし

涙という武器を手に入れたら人生が100倍生きやすくなった

「適応障害」と診断を受けてから、私は ”涙” という武器を手に入れました。 物心ついた頃から、人前では決して泣かない子でした。 ただ、そもそもが泣かない子だったのかと言われると全くそうではなく、 むしろすぐに泣く、泣き虫な子でした。 家族で旅行に行く予定だったけど、急に弟の体調不良で行けなくなった時、「大丈夫!しょうがいないもん」と両親には言いながら、自分の部屋に籠ってこっそりと泣く、 学校で嫌なことがあったとしても、家族の前では気丈に振る舞って、 お風呂の中で周りにバ

適応障害に苦しむあなたへ

私は昨年の春頃に適応障害となり、今も療養中です。 発症してから初めてのことなのですが、思い返せばこの数週間は気分が落ち込むこともなく、発症当初からあった強すぎるほどの倦怠感が襲ってくる感覚もありませんでした。 最近はお出かけをしたり、これからの自分のキャリアについて考えられたりできています。まだまだ発症前の元気な時の状態に戻ることはできていませんが、それでもここまで体調が良くなったこと、本当に良かったなと思っています。 気を抜かず、頑張りすぎず、日々大切に過ごして元気に

適応障害を治すためにやっている5つのこと

適応障害と診断を受けてから約半年となりました。 私の今の状態はというと、先生いわく、「今は回復期と呼ばれる段階で、来月頃には気分の波の幅がだいぶ小さくなっているか、もしくは、気にならなくなっているはず」とのこと。 倦怠感が強くて心も辛くて「もう治らないんじゃないか」と考えてしまう時も正直まだあるのですが、診断されてから数か月間の私と比べたら確実に回復傾向にあります。 年明けからはどんなかたちであれ少しずつでも社会復帰ができれば良いのかなと思えています。やっと社会復帰のことま

適応障害の人の取り扱い説明書

まずはじめに私は今年の春に『適応障害』と診断を受けました。 発症当時については下記の記事をご覧ください。 適応障害になって、少し時間も経ち、やっと自分のこの障害を客観視できるようになりました。そして、同じように適応障害に苦しむ方と出会い、情報共有の場を持ち、励まし合い、助け合い、病気になった人にしかわからないであろう辛さを分かち合う経験もしました。 本人は辛いです。 でも、ふと思ったこと。 それは、適応障害となった当人の周りにいる、家族や親しい人も辛いのだということ。

結婚式までにやると決めた10のこと

まだまだ先だと思っていた結婚式までいよいよ5ヶ月をきりました。5ヶ月って時間が十分にある気がしてしまうけど、すぐ過ぎるのだと思います。人生で一度きり、そして、このご時世、やっと開ける結婚式。その日は私史上最高なコンディションで迎えたいし、特別な日にしたいと強く思っています! そのため、皆さんと私が結婚式までにやる10のことをここにシェアさせて下さい。継続が苦手な私は、誰かに宣言をしないと、途中で断念してしまいそうなので... 結婚式までにやると決めた10のこと1. 肌を綺