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縦書き横書き。

 文章を書くことを生業としているけれど、もともと文章を読むことが苦手なのではと最近認めるようになった。なんとなくの苦手だけれど。これは自分で書いたボディーコピーを読むのが怖くて校正の時以外見たくない…というのではなく、単純に長めの文章を目で追うと、だんだん飛ばし読みになり、結局途中でやめてしまうので内容が入ってこないのだ。
 それを感じるのは特にネットの文章。一行の文字数が少なければ問題ないのだが、たいてい読み飛ばしたくなる文章量のものが多い。なので結構、小見出しと書き出しに頼るところが多いので危険だなと気をつけている。
 ただ、書籍だとそうでもない。いや、前と比べて積ん読が増えているのは確かだが、ハマれば丁寧に読了してしまう(どちらかといえば遅読派)。この違いはなんだろうと考えていたとき、何のページだったか忘れたが、モニター上で縦書きの文章を読む機会があった。あれ?いつもよりスルスルと読める。飛ばさない。
 そう、どうやら縦書きの文章ならそれほど苦痛を感じないのだ。
 なんで?
 一度に目に飛び込む文字量の違いなのか?国語の教科書の刷り込みか?ここで結論は出ないけれど、右からの方が文字を追いやすい何かがあるのかもしれない。でもね、きっと、書くことは横書きが慣れているんだろうな。
 ちなみにこれくらいの文章量なら読める。おかしいな、活字は好きでいつもどこかに文字を探しているタイプだと思っているんだけれど。大勢で来られると疲れちゃうのかしら。

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たてたてよこよこ、あなごとうつぼ。
いつも長ひょろい生き物を見つけるたびに写真やら土産を送りつけている友人の誕生日に描いたものを色付け。

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