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人は鏡 万象は我が師 

こんにちは
向山かおりです。
今日は好きな言葉を紹介したいと思います。

「人は鏡 万象は我が師」

私はこの言葉を10年以上前に旅行中に見かけて
すっかり好きになりました。

この言葉との出会いにはエピソードがあります。


当時私は起業のスタート時、
失敗を多くしていました。

特につまづいていたことは
周りの人が思うように動いてくれない
または
仲の良かった方が離れるなどの人間に関わるつまづきを重ねていました。


その時に
この言葉に出会いました。

「人は鏡。万象は我が師」

周りの人を責めても、それは自分を移した鏡を責めるようなもの。
自分がまず変われば周りも変わる、
だから今起きている現象から学べという意味だと思っています。

その言葉に勇気つけられ、人と向き合う前提を変えてから
仕事がうまくいくようになりました。

このことばは
万象我師」として
社訓や標語などにもたまに見かけたりして、割とポピュラーです。


この言葉の発祥を調べてみました。
丸山敏雄
「万人幸福の栞」
という本に書かれているものだそうです。

この本は
倫理法人会という経営者向けの法人会にて、
経営者や会社員の方々が日々こういうことを大事にしたら幸せに生きれるのではないかという研究をして学んでいる会にてバイブルになっています。


仕事の場面でも日常生活でもこの考え方を持っていると
人生をよりよく改善できる言葉なのでしょう。

調べてみてなるほどと思いました。

改めてこの言葉がとても好きになりました。


ちなみに補足を2つ・・・。

補足1

万人幸福の栞 の全項目

今日は最良の一日、今は無二の好機
苦難は幸福の門
運命は自らまねき、境遇は自ら造る
人は鏡、万象はわが師
夫婦は一対の反射鏡
子は親の心を実演する名優である
肉体は精神の象徴、病気は生活の赤信号
明朗は健康の父、愛和は幸福の母
約束を違えれば、己の幸いを捨て他人の福を奪う
働きは最上の喜び
物はこれを生かす人に集まる
得るは捨つるにあり
本を忘れず、末を乱さず
希望は心の太陽である
信ずれば成り、憂えれば崩れる
己を尊び人に及ぼす
人生は神の演劇、その主役は己自身である

(社)倫理研究所
著者 丸山敏雄先生

良い言葉です。大事にして生きようと思いました。

補足2 というか蛇足です。
この言葉を研究している倫理法人会というのを検索していたら
なんと
オートコンプリート に
こわい 
教祖
とかいう言葉が・・・
不思議に思ってサイトをよく読んでみたら
爆笑してしまいました。

サイトを要約すると 
人がよくなる言葉を身につけて実践しようとしているだけなのに
その会で勉強してきた方が
何かの宗教にハマったのかもしれないなどど心配して
周りの人が一生懸命何か怪しいものはないのかと検索して探してるってことなんですね。

そういえば稲盛和夫氏がご自身の「人間として何が正しいか」を解いた
京セラフィロソフィをして
哲学はパワフルで、それだけに効果がある、
だから宗教のように思われることもある
とおっしゃってたそうです。

いつの世も信念やこうあるべきというメッセージというのは
反発を生みやすいのですね。
素直な心で受け止めたらとってもいい言葉なのに・・・
人間とは面白い生き物です笑

https://www.nishikawa-kaikei.co.jp/yasuo/bannin.htm



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