Eth3Zの人格を構成する映画20選
この前、記事を投稿させていただきましたが、「自己紹介がないやん」と言われたので、今回は「自分の性格に最も強い影響を与えた映画20本」を挙げて自己紹介をしたいとおもいます。
生きる - 黒澤明 (1952)
Taxi Driver - Martin Scorsese (1976)
The Shining - Stanley Kubrick (1980)
The King of Comedy - Martin Scorsese (1982)
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか - 河森正治 (1984)
Goodfellas - Martin Scorsese (1990)
The Silence of the Lambs - Jonathan Demme (1991)
Reservoir Dogs - Quentin Tarantino (1992)
機動警察パトレイバー 2 the Movie - 押井守 (1993)
Leon the Professional - Luc Besson (1994)
Pulp Fiction - Quentin Tarantino (1994)
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを君に - 庵野秀明 (1997)
無間道 - 劉偉強 (2002)
Final Fantasy VII: Advent Children - 野村哲也 (2005)
葉問 - 葉偉信 (2008)
Inglourious Basterds - Quentin Tarantino (2009)
涼宮ハルヒの消失 - 石原立也 (2010)
Interstellar - Christopher Nolan (2014)
The Big Short - Adam McKay (2015)
シン・ゴジラ - 庵野秀明 (2016)
1.生きる - 黒澤明 (1952)
主人公が昭和27年の日本の役所で働いてて、毎日意味なくかつ複雑で面倒な事務的仕事の中思考停止し生きる目的すら見失った中年おじさん。実は自分はほんの短い間、日本の地方の役所で働いた経験があって、映画の中にそっくりなエピソードを体験したことあって、当時は、この映画の主人公のように人生を棒に振ってしまうかもしれないと思うと、恐怖の中震えてました。
私は黒澤の映画をあまり見たことがないのですが、「生きる」で彼が使った撮影技術の先進性と現代性に感心しました。
2.Taxi Driver - Martin Scorsese (1976)
都会の人ごみの中に誰とも繋がりがなく、孤独の毎日を過ごす成年男性の内面を解析する映画。
メーンテーマのジャズ曲がとても好き。
自分が一人ぼっちであることが実感させられた時々見たくなる映画、孤独な自分にロマンチスムが感じる
3.The Shining - Stanley Kubrick (1980)
自分の中のホラー映画のピラミッド(ホラーそんなに見てないだけど)
ジャックニコルソンの狂気と不気味な演技が素晴らしい過ぎて何度見ても飽きない。既にミーム化されてるので21世紀のインターネット教養になってると思います。まだ見てない人が早くみたほうがお勧めです
4.The King of Comedy - Martin Scorsese (1982)
Joker (2019)のインスプレーション。明らかに現実離れのいけてないコメディアンの話。コメディの面白さは所詮観客に決めるもの、テレビコメディみたいにバックグラウンドに笑え声を加えれば面白くないネタも面白く聞こえる。一般の観客のジョークへの感度が低すぎで、結局みんなが欲しいのは面白いネタではなく、有名なコメディアンからのネタだけかもしれん。
5.超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか - 河森正治 (1984)
小学生のEth3zを震わせた映画。三段可変式のVF‐1の設計が素晴らしい過ぎる。ちなみに自分は早瀬未沙派より断然リン・ミンメイ派。マクロスフロンティア・フロンティアでもシェリルよりランカ派です
6.Goodfellas - Martin Scorsese (1990)
アメリカンイタリアンマフィア映画の中に一番好きな一本
7.The Silence of the Lambs - Jonathan Demme (1991)
猟奇殺人犯ハンニバル・レクター教授の元ネタ。ドラキュラが吸血鬼の象徴であるように、ハンニバルは猟奇殺人鬼の象徴であって、本作品は21世紀ポップカルチャーの教養である。ちなみに2時間の映画中、ハンニバルは実際には16分しか登場しませんが、物語全体は彼を中心に展開されています。それを可能にしたのは、アンソニー・ホプキンの神業のような演技だ。
8.Reservoir Dogs - Quentin Tarantino (1992)
名監督クエンティン・タランティーノの処女作。実質低予算のB級映画ではあるが、物語はほぼ全部キャラの間の対話で動き出すので全く退屈ではなかった。クエンティンの原点でも言える一作。
9.機動警察パトレイバー 2 the Movie
機動警察パトレイバー映画三部作の第二作。一番政治的の一作でもある。パットレイバーの、ほぼ現代日本社会そのものだけど、そのなかに巨大ロボが存在する独特な世界観の中に、もし日本が内乱が起こしたら、政府がどう動く?的な物語。戒厳令で自衛隊の戦車とヘリが東京の街に入り込んで駐屯するシーンがとてもいんしょう的だった
10.Leon the Professional - Luc Besson (1994)
スリラーの中でかなり異色の作品。メンタルが子供だけど腕がすごい殺し屋のおじさんと、メンタルが大人っぽいけどまだまだこどもの少女が悪い警察と戦う話。ナタリー・ポートマンのデビュー作(当時12歳)。ゲリー・オースマンの悪役としての演出も良かった。
11.Pulp Fiction - Quentin Tarantino (1994)
多分10回以上みた作品。クエンティンの第二作だけど、パプル・フィクションより面白い映画は多分彼が死ぬまも作れないと思う。好き嫌いがハッキリと分かれる作品だといわれるんだけど、Eth3zはパルプ・フィクションが嫌いな人間は全員映画のセンスがないと思ってる。
12.新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを君に - 庵野秀明 (1997)
小学生の時親戚のお兄さん家に遊びに行った時偶然そのお兄さんのパソコンがこれを流してたので、何も知らない自分がそのまま最後まで見ちゃった。小学生にとってあまりにも衝撃的なシーンとセリフが多過ぎて脳がオーバーロードしてしまった。自分が歪んだ大人になれたのは全部庵野さんのおかげです、ありがとう庵野さん。当時は弐号機がバラバラ食われたシーンでトラウマになったけど、今考えたら医務室のシーンの方がずっとやばかったけど、当時の自分はあそこに何が起きてたのが全く理解出来なかった(笑)。
13.無間道 - 劉偉強 (2002)
自分の中に香港マフィアスリラーの最高傑作。潜入捜査官としてマフィアに入り込む警察と、そのマフィアから警察署に潜入するスパイの物語。雑談だけどハリウッドはこの映画を同じストーリーで白人キャストでリメイクして(主役はレオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン)そしてその年のアカデミー賞最優秀作品賞を獲得した事例があって
14.Final Fantasy VII: Advent Children - 野村哲也 (2005)
自分にとってファイナルファンタジーの入門作でもあった。FF7遊んだことがなくストーリーが全くわかないけど、そんなこと全くどうでもいいほど、この映画は凄かったです。クライドが等身大の組合式大剣をもってバイク上で敵と戦うのかっこよくすぎてたまらん。
セフィロスのBGMも最高だった
15.葉問 - 葉偉信 (2008)
日中戦争時期が背景なストーリーだが、珍しくこの敏感なテーマで日中共同制作な作品でした。制作陣の中に日本人の俳優と、音楽担当は人気作曲家川井憲次でした。
16.Inglourious Basterds - Quentin Tarantino (2009)
パルプ・フィクションの次に好きなクエンティンの作品。マルチリンガルの重要性が強調される一作。第二次世界大戦のフランスが背景なストーリーなので、フランス語、ドイツ語、英語、イタリア語が混ざり合う環境。英語がわからないから逃げきれなかったフランス人がいたり、イギリス人のスパイがドイツ語のアクセントがおかしいから正体がばれたり、アメリカ人が英語以外何も喋れないから任務が遂行できなかったり、そのなかにフランス語、ドイツ語、英語、イタリア語全部流暢に話せるドイツ少佐が一番場を制御できるとか、話せる言語が多いほど自分に有利であることが実感させられた作品だった。
17.涼宮ハルヒの消失 - 石原立也 (2010)
キャラクターの日常的な動きの描写が細かいすぎて感動過ぎる。ストーリーの面白さ、物語のペース、作画、音楽、全てが満点な作品。こんな完璧な作品を作り出せるのは京アニしかなかった。これは10年20年後も語り継ぐ作品に違いない。
18.Interstellar - Christopher Nolan (2014)
ノーラン映画の中に一番好きな作品。超ハードコアのスペースSi-Fi。科学技術が限界まで行っても、最後に人間の命運を決めるのが、人間の一番原始的な欲と感情だという事をわからせた作品です。
19.The Big Short - Adam McKay (2015)
リーマンショックの経緯を丁寧に説明してくれる作品。全ての人類少なくとも一回見るべきです。投資をやってる人間は月一回ぐらい見るべきです。
20.シン・ゴジラ - 庵野秀明 (2016)
庵野秀明がエヴァQの後、ネタ切れてシンエヴァどう書けばいいのかわからなく、現実逃避な時期の中、気分転換で作った実写映画だか、何故かほぼ近代日本シネマの中に一番優秀な作品になった。福岡事件によって日本がこれから原子力とどう共存すべきかに関して深く語る物語。
シン・ゴジラは間違いなく現象的な映画だった。現象的な作品がヒットしたあと、必ずそれをまねする作品がどんどん湧いてくるはずなのに、シン・ゴジラを類似する作品は一つも出なかった。それは、シン・ゴジラは庵野以外の人が、その形をまねする事すら出来ないほどの深さとユニークさがあるからです。
どう?Eth3zのことは少しは理解できましたか? :)
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