見出し画像

山本流健康メソッド〜心の健康〜考え方・とらえ方編〜

---------------------
物事の考え方・とらえ方
---------------------

ポジティブ思考な人は明るく健康的で若々しいイメージがありますし、ネガティブ思考な人は暗く陰気で老けてそうなイメージがありますよね。

物事の考え方やとらえ方は、心の健康状態にどうやら深く関係していると考えられますね。 


ポジティブな思考は、人が持って生まれた「自然な考え方やとらえ方」です。

愛や優しさ、思いやりから出る行動

人の良いところにスポットを当てたり、ほめる行動

人に与え合う利他やギバーの精神

根拠のない自信やプラス思考など


自然に近づけば近づく程、ストレスや矛盾がない思考の為、精神衛生的にも健康を保てるのではないでしょうか。

逆にネガティブな思考は、人の身体が壊れてしまう「不自然な考え方やとらえ方」で不健康な思考だと考えられます。

不平不満や愚痴をこぼす行動

人に否定的だったり足を引っ張る行動

人から奪い合う利己やテイカーの精神

する前から諦めていたりマイナス思考

そして、ここが重要な点なのですが、人は、物事を受け入れたり行動をする際、

必ず何らかの思い込みをしている

という事なんです。それは意識的な事もあれば、無意識でしている事もある。また、潜在意識の中でしている事もあるのです。

---------------------
思い込みは、これから起こる行動が大きく左右する
---------------------

心の健康を良い状態にするには、普段から「老化を促進するような不自然でネガティブな思考」をするよりも「若々しくなるような自然体でポジティブな思考」である事が大切ではないかと推測できると思います。

ここまでは、なんとなく色んなところで言われてきている事ですし、理解するのに難しくないと思います。

ここで僕がお伝えしたいのは「単にポジティブがいいよ」という話ではなく、「思い込みの力」は良い方向にも悪い方向にもとてつもなく働き、人生を左右するどころか、「人生そのもの」に影響すると言っていいくらい、ものすごーーく大切で深く重要だったという事です。

思い込みを味方にするのか敵に回すのかで180度人生が変わります。

---------------------
思い込みの例え話「プラセボ効果」
---------------------

僕の先輩で不眠症の方がいました。市販の睡眠薬を色々試していたのですが、全然効果がありませんでした。

ある人から不眠症治療に良いと噂のお医者さんを紹介されていく事に。

そのお医者さんは薬に頼らず自力で治す事を勧めてきました。
しかし先輩はどうしても寝られないので、薬で寝れる様になってから自力で治す事にしたいと言ったそうです。
そこでお医者さんは、

「ではとっておきの薬をお渡しします。薬の効果は絶大です。これを飲んで2週間ぐっすり寝られる様になったら治療に専念すると約束してください」

と、薬を先輩に渡しました。早速夜にこの薬を飲むと、今まで試してきた中で抜群に効果があったそうです。

そして、2週間の間、毎晩ぐっすり寝る事ができたそうです。

2週間後、お医者さんを訪ねた先輩。治療をしたいと伝えたところ次の答えが返ってきたそうです。

「薬に頼らなくても大丈夫だったでしょう?実はお渡ししていた薬の中身は何も入ってなかったんです」

先輩は何も入ってないカプセルを効果がある薬と思い込んで飲んでいた。これは「プラセボ効果」といって何も入ってない薬なのに効果が出たという思い込みによる力の例です。

---------------------
思い込みの例え話
---------------------

コカコーラのペットボトルにウーロン茶を入れます。

何も知らない人が、コカコーラだと思い込んでウーロン茶を飲みました。

この時のウーロン茶の味は「異常な味のコカコーラ」と脳が認識してしまいます。害がある可能性があると脳が感じて、即座に口から吐いてしまう行動などをおそらくとると思います。

僕も子供の頃「トンカツ」と思い込んで食べた「カキフライ」(ぶにょぶにょなトンカツに感じた)がトラウマで、今でもカキフライが苦手です(笑)

ノンアルコールビールで酔った感覚を覚えたりなども思い込みによって身体や心の感じ方が違う例です。

---------------------
思い込みを味方につける
---------------------
今からはじめる事業を「絶対に成功する!」と思ってするのか「自信がなく大丈夫かな?」と思ってするのかで、結果は大きく変わります。

「こんな人間になる!」と断定するのと「こんな人間になれたらいいなぁ〜!」となれていない事前提の思いでも結果は大きく変わります。

自分で「思い込み」をコントロールする事が出来れば、パフォーマンスは間違いなく大きく変わります。

ならば「思い込み」をコントロールして、良いパフォーマンスができる様に思い込む事、つまり「思い込みを味方につける」事が、心を常に健康な状態にしておくコツです。

---------------------
目の前の現象に良いも悪いもない
---------------------

何かの現象が起こった時、「その現象」が良い出来事なのか悪い出来事なのか、何で決まっているのでしょうか?

例えば、車を運転していて不注意で前の車にぶつかってしまいました。

この現象が起きた事で、人は何を思うでしょうか?

「事故が起きてしまって最悪だ!」
「時間がなくて焦ってしまった上に面倒だな!」
「あの時不注意だった自分は最低だ!」
「車の破損だけで、自分も相手もケガしなくて良かった!」
「うわー!もう運転するのはもうやめようかなぁ!」

など、色んな事を考えたり、とらえ方をしたりします。

でも、この時に起こった現象は「車と車がぶつかった」だけなんです。

最悪でも面倒でも最低でも、良くも悪くもないんです。

「車と車がぶつかった」という現象が目の前に現れているだけなんです。


そして、

自分が「不注意」で「事故を引き起こした」ので、
「注意」していれば「事故は起きなかった」と「考える」事もできます。

あの時、違う道を選んでいたら「ぶつかる事はなかった」とも、
そもそも電車を利用していれば「この場所にすら来ていない」とも「考える」事はできます。


しかし、どう考えても、どうとらえても、


「車と車がぶつかった」という「事実」が目の前に現れているだけなんです。

事実をどう思い込むかは、その先の未来を良い方向にも悪い方向にも「自分で決める」行為なんです。


「事故=悪い事が起こった」と決めたのなら
自分はツイていない、
最悪な事が起きた、
今日は何もする気が起きない、
何をしても上手くいく気がしない、
そんな未来を作り出します。

しかし

「今ここで、不注意による事故が起きたのは、事故の時の立ち振る舞いを知る為や、仕事で不注意によるもっと大きな失敗をしない為の警告なのかもしれない。今ここで経験しておいて良かった!」という「考え方・とらえ方」をすれば「事故=素敵な未来にとって必要だった事」が起きたので
事故を起こした時の対応を学び、
事故を起こした時の相手への気遣いを学び、
不注意による意識への向上と反省をし、
教訓として未来にこの体験が生きる、
そんな未来を作り出します。

「思い込みを味方につける」日々意識する事で人生は変わります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?