22 体外受精②-4【不妊治療＃11】

陽性判定をもらってから１週間、不安と期待の波に揺られながら、それでも穏やかに毎日を過ごした。

仕事がないのは、私にとってはとても有り難かった。仕事でのストレスがとにかくない。夫に朝食を作って、自分も朝食を食べたら、洗濯・掃除してもまだ８時。

ヨガして、散歩して、図書館で本を読んだり、家でテレビを見たり、気になっていたカフェへ行ったり。買い物をして、洗濯物を取り込んだら、夕食を作って食べて、お風呂にはいって、早めに就寝。幸せだなぁーと感じる日々。

頑張るのは、毎日のホルモン補充の薬と膣ゲルを時間をまもって、忘れない。エストラーナテープが剥がれなていないか確認して、決まった周期で張り替える。だけ。

お金の心配がないかと言ったら、それは嘘になってしまうけれど、お金では買えない（いや実際は買ってるのかな？）時間。夫がいるから生活できている、、、ありがとうの気持ち。

経過は以下です。

BT 10　お腹が痛い、胸が痛い（ような気がする）

BT 11　特に何も変化なし

BT 12 　おなかも胸も痛み弱いような？

BT 13　つわりも特になし、痛みというわかりやすい症状も無くなってしまったよう・・・

BT 14　変化なし

BT 15　急におりものが増えた　胸痛い　お腹がキューキューする　ここまでずーっと体温は全く上がらない。

迎えた、胎嚢確認。

とにかく、クリニックが激混みしている、、、だいぶ広くて席数もたくさんあるクリニックだと思っていたけれど、満席なのでは？！くらい席が埋まっている。保険適用以降、混んでいることも増えたけれど、それにしてもすごいなぁ。みんな、頑張っているよね。

胎嚢は無事に確認できた。よかった、泣いた。でもまだ油断できない。やっぱり、何度も何度も流産の記憶が蘇ってくる。

BT 17　お腹が痛い

BT 18　夜お腹が痛い

BT 19　夜胃もたれ？食べすぎた？

BT 20　空腹時に気持ち悪いような？夜２０時を過ぎると胃がムカムカする。これがつわりなのだろうか？朝は元気。

　　　　子宮頸がんの検査結果を聞きに、総合病院へ。異常なし！ホッとした。体外受精の結果、陽性判定をもらったと伝えると、出産後まで定期検査は不要ですとのこと。まだ不妊専門クリニックの先生から言われていない、「出産」とか「おめでとう！」とかっていうポジティブな言葉をかけてもらって心がふわふわした。

BT 21　夜、出血。自分としては大量と感じる量。鮮血。終わった、、、と思った。クリニックは閉まっている。不安すぎて、市の健康相談ダイヤルへTEL。出血が止まらないようだったら、救急で診てもらってくださいと言われ、子宮頸がんの検査で通っている総合病院を伝えると、救急の受け入れがある病院なので、すぐに産婦人科医が当直でいるのか調べてくれた。総合病院の先生からは、仮に流産であれば止める方法はないので、きてもらっても何もできないですが、それでもよければ子宮を確認したりはできますよ、、と言われる。夫がタクシーを呼んでくれて、二人で向かう。

歩くだけで、血が流れているのがわかる、、、涙が止まらない。

コロナにつき、夫はロビーで待機。

先生からは、なんとも言えない、まだ子宮の中に胎嚢は見えているので、全部でてしまった状態ではない。出血も多いと感じたかもしれないけれど、流産での出血はこれよりもっともっと多いですと言われる。また、膣ゲルの影響で血に染まったカスのようなものが大量にあって、全部は出しきれないので、出血箇所を特定もできなそう、、と言われる。いずれにしても、安静にする以外ないです。と言われ、その日は帰宅。

BT 22　朝イチでクリニックへ電話。（当日予約はできないクリニック、、）流産であれば、止める方法はない。現状既に、出血が止まっているため、安静にして受診日を早めてくださいとのこと。少し受診日の予約を早めに変更した。つわり（のようなもの）はある。

検索魔になっても何も良いことがないとわかっているのに、検索しまくって、ネガティブ状態。安静にしているしかできないなんて。

心拍確認できますように、と願った。