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23 体外受精②-5【不妊治療#12】

胎嚢確認→鮮血出血→救急受診→クリニック受診、、不安しかない中、電車で向かう。

待ち時間が長い、、、

ようやく部屋に呼ばれた、、出血のことを伝えていたけれど、特に何も聞かれずにエコーが始まる。

「心拍見えてますね。大きさも順調です。」

え?!あの出血は一体何だったのでしょうか、、、
先生からは、「うーん、見る限り、確かに出血していたようですが、原因を特定できないです。胎嚢も心拍も見えていて、大きさもあるので、様子を見て。しかし、仮に流産であれば、止めることはできないし、この時期の流産はあなたに原因があることは少ないです。」

とのこと。とにかく、ホッとして病院をでた。次はまた1週間後。

BT24 つわり ひたすら気持ち悪い においに敏感
BT25 つわり 頭痛、悪寒、におい、化粧品やシャンプーなど全部合わない
   (におい、肌痛い)
BT26 つわり つらい、、ほぼ横になっている、、
BT27 つわり 朝だけまし、、午前中もたない、、

BT28 夜、大量出血(前回より多い)。またも。鮮血、夜用ナプキンがすぐ真っ赤に染まる、ドゥルンとした塊が出てきた(一応拾った)。お腹が痛い。今までの痛みとは異なっていて、子宮が縮んでいるのか伸びているのかわからないけど、生理痛の比じゃない。
前回は、歩いて病院に行けたけど、もう歩ける状態じゃない。そして、流産は止められないと何度も言われてきたので、安静にするしかないと何処か冷静になった。横になって、痛みに耐えた。
3時間半ほどして、何度かナプキンを替えながら、ようやく血が減ってきた。まだお腹は痛い。つわりはある。

BT29 血は止まった。朝、またドゥルンとした塊が出てきた。もうよくわからなかった。次の日、クリニックの予定だったので、安静にして過ごした。信じる気持ちと、傷つくのが怖い気持ちが入り混じる。もしも、だめだったら、沖縄か北海道旅行に行こうとか考えて、検索して気を紛らわせる。

夫は、クリニックについて行こうか、、?と言ってくれたけれど、毎日仕事が忙しい中で申し訳なくて、大丈夫と伝え、BT30一人でクリニックへ。不安。

またしても、激混み、、、、、、、、、はやく、もうはやく見てほしい。
やっときた診察。願う。どうかどうか無事でありますように。


「心拍見えてますね。とても順調です。」


ほんとですか?!と声と涙が出た。よかった、、本当によかった。よかった。

出血は、子宮からではなく、膣からのようですと言われた。ひとまず、膣ゲルはあまり奥まで入れずに、手前で大丈夫ですと言われた。そんなに奥まで入れている認識なかったけれど、とにかくもうホッとした。

次までに、産院を決めてきてくださいとのこと。母子手帳ももらっておいてOKと、、

一歩、前に進んだように感じた。

BT37 最後のクリニック受診。順調と言われ、ようやく先生からおめでとうと言ってもらった。凍結卵子があるので、第二子を考えているなら更新を忘れずにと言われた。
もしも、順調に出産できたとしたら、第二子はいつくらいにまたクリニックへ来ればいいかと聞くと、40歳までには移植できたらと言われた。母乳をやめないと薬を飲めないので、産めたら、またすぐに考えないと間に合わないのだな、、

でも、まずはありがとうございました。という気持ちになった。
右も左もわからず、不妊治療に足を踏み入れて、紆余曲折あった。
生命は神秘だ、、妊娠も出産も奇跡だ、、と何度思ったことか。

大切にしよう。



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