アルヴァレンチについて
世界の遍歴、及び歴史書:
現存する世界に於いて、人類は居るかどうかも分からない存在。
かつては様々な人類が存在する非科学世界で、
在り来たりなファンタジー世界。
時代とともに科学の発展、そして人類の衰退。
とても静かで自然の溢れる世界。
キービジュアルはどこまでも続く青空と深い海、静寂な世界。
そこにただ一つ、緑の生い茂る孤島が佇む。
そこは全ての記憶が還る場所、追憶の深淵「アルヴァレンチの棺」。
朽ち果てた教会のような遺跡が建っていて、
その中にも木々や植物が生い茂っている。
祭壇の間にある大きな柩には少女の姿をした眠り姫。
この少女が世界の記憶の結晶。原始からの記録の存在。
(存在自体が「アルヴァレンチ・レコード」そのもの)
全ての記憶が還る中でも、神類・人類の記憶は思念が強いため、
具現化した姿は人型。
姿形が少女であるのは、人の深層心理には常に子供が住まうから。
(単に私的な「純粋な子供のイメージ」が、幼い少女。)
彼女は世界の記録を内包して眠り続ける。
彼女自身に意思は無いが、微睡みの中、
彼女は彼女自身の世界を夢想している。
(夢の神であるハルが介入したため)
以下、ざっくり年表キャッチコピー。
■神話時代
愚者の来歴。幾万の思惑。
■中世時代
自由へと捧ぐ賛歌。少年は翼を求め旅立つ。
■光学時代
エゴの所有者。極めて精巧な歪み。
■退廃時代
魔物の台頭。始まるための終わり。
■零時代
静寂の眼差し。新緑が称える微睡みのせせらぎ。
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