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アラサーすごろく 知恵熱を出す 2回休み

お久しぶりです。Natsuです。
春にしれっと転職してから半年が経とうとしています。前の仕事は丸一年続けました。おかげで正社員として一つの組織で働いた最長記録は「1年」ということになりました!その後転職して今の職場に至ります。

今の仕事は、1つのポジションの中で色々できる仕事です。ユーザーとお話する機会もあれば、イベント企画なども任されます。一つの職場で長く勤めるなら、色々挑戦できる(「色々やらされる」との違いが難しい)ところがいいなと思って選びました。
職場の人々も愉快な方ばかりです。通勤時間は長い方ですが、本や音楽があれば気になりません。勤務が続くと体力的にキツイところもありますが、基本的には無理なく楽しく働いています。

と、自分ではこのように認識していたのですが。
9月に入ってから体調が落ち着かず、たびたび仕事をお休みする日がありました。自分では楽しい職場だなと感じていても、どこかしらキャパオーバーな部分があったのかもしれません。

症状としては24時間くらいで解熱する発熱と頭痛です。それなりに熱が出るので毎回コロナが心配になりますが、抗原検査(医療用)は陰性。喉の痛みも咳もなし。1日で熱が引いてしまうので、PCR検査は受けられていません。
仕事は楽しいだけではなく、やらなくてはいけないタスクや、自分でやりたい企みもあります。熱が下がった時点で仕事に戻りたいものの、勤務先の規定により発熱から数日は出勤ができません。

実出勤できずとも在宅勤務という選択肢もあります。けれど必要な仕事道具はオフィスに置きっぱなし。職場に相談すると「出勤できるようになるまで有給休暇をとってください」。Oh。

そんなわけでまさかの5連休。わたしの職場は仕事内容や人手の事情によって、4連休以上取得するときは上長の許可や各所との調整が必要です。そんな職場で突然の5連休。い、いたたまれない!

体調を悪くされた方がお休みしていることについて恨む気持ちは平素よりまったくありません。だがしかし、感染症でもないのに、もう元気なのに、家でのんびりするしかない自分の不甲斐なさよ…。

この度重なる不調はいったい何者で、どうすれば防げるのか。ここが問題です。
はじめに疑ったのは治療中の持病に関連した症状。早速かかりつけに電話してみたところ、遅めの夏休み中のようでした。
病める人には休みなどないのに診療施設には休みがあるのか…(それはそう)。

ありえんでかい台風くるし。朝起きたら水槽で飼ってたエビ死んでるし。(←これは関係のないBメロです。)

仕方ないので自分でこれまでの生活を振り返って不調の原因と対策を考えてみます。

①連勤による疲労

普段は3連勤か4連勤で休みを挟む事が多いシフトですが、近頃は連続して働くことが多かったので、疲れが溜まっていたと思います。
今のわたしは原則として残業をしないで「できるところまででやる」主義(もちろんそうでないときもあります)です。よって、残業時間は月に3時間くらいです。残業しまくりの先輩方を横目に「仕事きつくて具合悪くなっちゃいました☆」と宣うのはなんとも情けない話であります。情けなくても休むときは休みますけれど。

②仕事内容に対する頭の容量不足

疲れてくると情報を処理できるキャパシティも限られてくるので、それが原因だったりするのかなあ。これはあくまで相対的な問題なので、一度に並行していろんなことを考えなくていいようにタスクをコントロールしたり、「覚えていなくてはいけないこと」を減らすために記録を残すなどの方法でいい方向へ向かいそうです。早速次の出勤からやってみます。

③生活や仕事と関連なく持病の症状が出ている

これの場合は自分だけでは解決できないので医療の力を借りる必要がありますね。もともと来週に定期通院の予約を入れているので、その時に相談しようと思います。「ここのところ落ち着いていていい感じですね」と医師から言われていたのですが、こうして振り返るとフラグっぽいですね。



ーーーーーとりあえず、ゆっくり休みましょうーーーーー



これしかないですよね。休みなのだから、休むのが正解です。仕事の方は進捗がないまま納期が迫ってきていますが、せめて変に罪悪感をもたずにゆっくり過ごしましょう、本でも読んで…と本棚を漁ること数分。「休むためだし、仕事関係の本はやめておこ」と本を手に取っては戻しを繰り返していたら、「仕事に関係しない本」を探す難しさにぶち当たる!

④なるほど、「これ」か

今の仕事をわたしは、「わたしという一人の人間にできることは何でもしていい」場と捉えて働いています。分野の壁を超えて、自分のしたいことをしていい場所。それって最高じゃないですか。レアだし、超モチベ上がるじゃないですか。己が強く賢い者になれれば、どんどん道を切り開いていける。そんな感覚があるんです(実態は知らん)。

わたしは勉強が好きです。勉強好きな自分のことを愛しています。だから、仕事に関する本は組織のお金で買えるとわかっていても、自費で購入して通勤時間にせっせと読むなんてことはザラです。そしてその成果を仕事に活かします。

コミュニケーションの本、語学の本、ビジネススキルの本、小説、エッセイ…どんなジャンルの本でも、わたしという存在を強く豊かにするものは想像力次第で「仕事関係の本」になります。

そんな考え方をしている状態で「ゆっくりするための本」を自分の本棚から探すのは難しいことでした。せめて図書館にでも行ったほうがよかったかもしれません。

わたしは、やたらと成長志向の人や、なんでも自分の踏み台や糧にしようと意欲的な人のことをダサいなと冷笑する節があります。なのに、気づけば自分がその対象と同じになっていました。これはびっくり&がっかりです。

一番好きなことや楽しいことは仕事にしないようにしよう、のめり込みすぎて辛くなるから!と呟きながら生きてきたはずが、いつの間にかドツボにハマっていた〜〜〜〜〜〜〜〜!

頭の中も本棚も仕事に「毒されて」しまっていることに、今の今まで気づきませんでした。この仕事が終わったらみんなメルカリに出品じゃ!

のめり込むと倒れるまでやってしまうのがわたしのデフォルトです。そんなことは百も承知だったけど、のめり込んでいる時って自分がその状態にあることに気づけないっていうのもデフォルトでした。

つまり、ここのところの不調はわたしにおける「いつものやつ」である可能性が高いです。素人が自覚症状だけで判断するのは良くないのでしっかり病院にも行きます。ただ、自分の日々の行いを反省するいいきっかけになりました。

家や通勤の時間は、意識的に別のことをするようにしようっと。


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