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イラスト初心者講座②

こんにちは、なつです。
今回はアナログの画材につい少し詳しく触れてみたいと思います。
10余年前「コピックって何?」「画材は何処で買えるの?」と
私迷いましたので、今もそんな方がいらっしゃったら、御参考にして下さい。

良く聞く画材

1.コピック
2.色鉛筆
3.アクリル絵の具
4.水彩絵の具/水彩色鉛筆
5.カラーインク
6.その他

私がよく見聞きする画材はこんな感じでしょうか。
使ったことがあるものを中心に紹介していきます。


コピック(アルコールマーカー)

私がイラストを描き始めた頃は、「漫画家といえばコレ!」
というイメージでしたが、最近は漫画雑誌の表紙などもデジタルが増えてきましたね。

アルコールマーカーの一種で、カラーバリエーションが豊富、
オリジナルカラーも作れる、別途器具の利用でエアブラシとしても使える。
などのメリットがある画材です。
デメリットは最安値で一本275円(2021年3月現在)というコスパの悪さでしょうか。
 ↳肌、髪、目、服それぞれ2色ずつ用意したとして、2200円~
 ↳肌などはインク切れが多いので補充が必要。
 ↳劣化などでニブ(ペン先のフェルト部分)交換が時々必要

初期投資はやや高めですが、極めればデジタルの様に仕上げたり、
水彩の様に仕上げたりも出来る幅広い表現が出来る画材です。

販売場所・利用方法
画材店や手芸店、文房具を扱う広めのお店。
東急ハンズやユザワヤなどでも扱ってるお店があると思います。
近年はアルコールマーカーが100円ショップにも並んでいますから、
どんなものか触ってみたい方は手に取りやすくなりましたね。

アニメ塗りの様に重ねない表現ならば、コピー用紙など薄い紙で練習して問題無いと思います。
しっかり色を馴染ませたい、重ね塗りをするなどインクをたっぷり吸う絵を描きたい場合は、厚目のケント紙、画用紙、コピック専用紙がいいかと。
 ↳ただし厚いインクを吸う紙の場合、インクの消費が激しくなります。

漫画原稿用紙の裏やスケッチブックによくカラーイラストを描いていましたが、多少メーカーの差はありますが
原稿用紙・・・発色がよくデジタル寄りの表現がしやすい。
        ↳インクの上塗りやシミ抜きはやりづらい。
スケッチブック・・・滲みが活かせ濃い発色になる。
           ↳インクの減りが早いがシミ抜きはしやすい。
という特徴で使い分けていました。

発色の違い参考 ↓

イラスト


色鉛筆

言わずもがな一度は触ったことがあるであろう画材の一つ。
メーカーなどこだわらなければ100円ショップや文具店ですぐ購入できます。

色数は~数百まであり、混ぜて使うのは困難。
芯を削って粉で着色することで、パステル表現も可能。
コピックや絵の具類の仕上げやアクセントとして使用することで絵の幅を広げるのにも使える。
デメリットは芯を削る手間くらいでしょうか?

手に入りやすく色数も豊富で扱いやすく、細い線~べったり着色することも可能なので、写真の様な絵を表現することも可能。

販売場所・利用方法
有名メーカー品なら多くの文具店、より絵画など絵に向いた商品は大きめの画材店など。

インクを使う画材では無いので、紙の厚さはそんなに関係無いのではないでしょうか?(よほど筆圧が強いなどで無いかぎり)
紙の目の粗さ(サラサラの紙、目で見てボコボコしている紙)は影響するので、
粗さと紙の色を選ぶときの目安にしてみてください。


水彩絵の具・アクリル絵の具

水彩絵の具は小学生や幼稚園でもおなじみの画材の一つですね。
アクリル絵の具も使い方としては水彩絵の具と殆ど一緒です。
この画材は苦手分野ですので簡潔にまとめます。

販売場所・利用方法
どちらも多くの画材店で取り扱われていますが、色数やメーカーにこだわれば広い画材店や文具店の方がそろいます。
初期投資として筆も必須アイテムになりますが、こちらがピンきりの値段になるので、向いている絵の具の種類、毛の堅さ、毛の細さ、筆の細さなど
自分の描きたい絵に合わせて選びましょう。

最初の練習なら百円ショップでも揃いますし、文具店で安価な画材を集めることも出来ます。
紙はコピー用紙は向いていないので厚紙かスケッチブックを使いましょう。


その他の画材

ポスターカラーやカラーインクなど、イラストやデザイン界隈で使われやすい画材は他にもありますが、一度も使ったことが無いので流石に紹介できませんでした。
クレヨン、油絵の具、パステル、チョークetc
決まりは無いので好きな画材に触れて、色合いや表現を先に覚えて、他の画材に活かしながら進化たり、気負わずに挑戦してみてください。


まとめ

初期投資が掛かるのはコピック、絵の具系
安くすぐ始められるのは色鉛筆
どれも練習次第でアニメ塗り~写実的まで幅広く表現可能


分かりにくい部分が多かったかと思いますが、最後までお読みいただきありがとうございます。
御意見ご感想等ありましたらコメントにお願い致します。

別記事ではデジタルについてまとめますので、またお読みいただけると幸いです。

それでは。

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