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コロナで味覚が無くなるまで 前編

2023年9月も折り返す頃、コロナに罹りました。
今更珍しくもないとは思いますが、どうせかかったのなら
記録して誰かの役にでもたって貰おうと思います。


感染経路

まずいつどこでウイルスを貰ってきたのか

毎日電車やバスに乗る人、買い物に出かけなければならない人、
マスクの着用が緩和され、不安に感じている人、
たくさんいらっしゃると思います。
私のコロナ完成経路は、

自宅で家族から。

私3人家族なのですが、そのうちの1人が
まず発熱を伴う風邪をひきまして。
それがもう1人に感染り、最終的に私に感染ったと。
大体1日ごとに1人ずつ風邪の症状が出てくる感じでした。 

先にかかった2人は、風邪だと思っているので
特に病院へは行かず、私が1番に検査を受けた結果、
コロナ陽性が発覚した、というのが大まかな流れです。

検査を受けたキッカケ

結論を言うと、
インフルエンザを彷彿とさせる症状だったから。

多分咳や鼻水、37度台の熱程度なら
検査を受けなかったかもしれません。
後は具合が悪くなり始めの日、友人に会っていたため
インフルエンザやコロナだった場合はやく知らせねばと
検査を受けに行きました。

具体的な症状

  • 38度以上の熱

  • 熱に伴なう全身の痛み

  • 軽度の鼻水

  • 軽度の喉の痛み

  • 後半から咳

大雑把にこんな症状でした。
具体的には後述しますが、とにかく体が痛かった。

経過観察

1日目

これは検査する前日です。
朝起きた時鼻の奥に痛みがありましたが、これは
冷えたり乾燥した部屋での寝起きにはしばしばあることなので
「このまま扁桃腺が痛くならなければ大丈夫」と
友人と会う約束があったので、外出しました。
その後午前中なんともなかったのですが、午後14時か15時頃でしょうか?

なんか“左肘が痛い”。

「まさか帯状疱疹じゃないだろうな?」などと
冗談を言いつつ、ゲーム中肘をついているからか?
まさか熱が出る時の関節痛?いやまさか、、、
と誤魔化しつつ友人と過ごすも、
いつの間にか全身が痛い。
元気がなくなる程度には痛い。

なんとなしに荷物を見ると、一回分の鎮痛薬があったので
16時頃それを飲み、その後も友人と過ごす。
今思えばさっさと帰れよという話なのですが
相手にも事情があり、すぐには帰れないとのことだったので
車の運転手も兼ねていた私は
「具合悪いからはやく解散しよう」と言い出せませんでした。

鎮痛薬で症状も落ち着き、
帰宅したのは午後9時ごろ。
この頃にはもう“風邪をひいている”ことは確定し
友人にも風邪をうつした可能性をすぐに報告。
本人と家族に注意を促す。

鎮痛剤が切れてくるとまた痛みが。
当日のLINEによると、
「体痛くてキレそう」
「時間が過ぎなくてLINEせずにはいられない」
だそうです。

この痛み、過去にも体験したことがあって
それがインフルエンザA型に罹ったときだったんですよね。
(余談ですがこの時も同じ家族からうつされました。)
この時点で友人に“風邪以上の可能性”を報告。

記録がないのではっきり数字と日時がわからないのですが
38.9度が今回最高だと記憶しているので、
この晩にそれだけ出たのかもしれません。

2日目

最悪なことに前日夕方に飲んだ鎮痛剤、
帰宅してみたら後一回分しかなかったんですよね。
昔もらったはずのカロナールも飲んだんだか
家族に使われたのか忘れましたし、仕方なく
家族に昔処方されたカロナールを一錠夜のうちに貰い
2日目の朝に飲みました。

この日の昼には
「これがインフルじゃなくてただの風邪だったら引く」
と言うレベルになってました。
午後1時頃に熱が38.6度出てました。

先述の通り朝カロナールを飲み、
常備してあった鎮痛剤は無くなったので
もう一錠カロナールをもらおうと探したのですが
何故かない。昨日の晩あったのにない。
体が痛いのに、鎮痛剤がない。

一応一番最初に症状が治った家族に
仕事終わりに薬を買ってくるよう頼んではいたのですが、
鎮痛剤の効果時間をだいぶ過ぎてからでないと帰ってこない。

この時が一番辛かったです。
身体中がとにかく痛い。
よく関節が痛いとか言いますが、私の場合
骨が痛く感じる。成長痛のような、、、

鎮痛剤が昼前から効果をなくし始め
12時にはもうすっかり痛い。
家族の仕事が12時までなので、どう考えても
最低後数十分は痛い。
もう一度言うがキレそうなくらい痛い。

途中で耐えかねて(昨日とは別の)友達にLINEして
気を紛らわせてました。

そんな時、前日遊んだ友達から
「風邪ひいた」の連絡が。
もうこれはインフルにしろコロナにしろ
検査してはっきりさせておかないといけないなと。

1時前になって待ちに待った薬が到着(家族の帰宅)。
検査を受ける旨を伝え、薬を飲み、午後いちで発熱外来を予約。
土日祝営業してくれている医療機関、ありがとうございます。

病院での検査はインフルとコロナを同時に調べるもので
綿棒を鼻に入れるあれです。
検査をして10分〜15分で結果が出たのですが
コロナの方に線が出ていました。
「インフルエンザは陰性でコロナの陽性が出ていますね」
と言われ思わずコロナ?と聞き返しました。笑

検査時点での症状は
38度以上の熱
少量の鼻水
多少の喉の痛み
時々出る単発〜数回程度の軽い咳

2023年9月の発熱外来

病院によって異なるでしょうが、参考までにどんな様子だったのか。
コロナが5類に引き下げられる前にもここの
発熱外来は利用したことがあるので違いをちょっとだけまとめます。

大きく変わったのは受付に入れるようになったこと。
前は入れてもらえず、インターホンで呼び出して
終始外か、特設の診察室にしか入れませんでしたが、
今回発熱で予約した人も、院内受付での受付に変わっていました。
ただし待合室は使用せず、車や用意された待機所で待ちます。
診察室は、前と変わらない場所にありました。

前はコロナ検査をする際、ついたてに手を通す穴があり
そこから病院の方が手を出し検査したのですが、
今回は屋外ではあったものの、仕切りなしの対面に変わっていました。
あの綿棒でやる検査、好きになれないんですが
どうにか自分でかんだ鼻水とかで検査できませんかね?

受付に入れるので、お会計も中で行いました。
前は受付の方が外に出てきて、外で支払いでした。

対処薬しかない

まだ特効薬がないですよね、コロナって。
対処薬なら出せますと言われたので処方して貰いました。
症状やお医者さんによって異なるとは思いますが
今回の私の場合は

  • 炎症を抑える薬(喉の痛みなどに対して)

  • 解熱鎮痛剤(発熱と体の痛みに対して)

  • トローチ

が処方されました。
薬が何も手元にないよりいいですよね。

3日目

体の痛みは出るものの、薬さえ効いていれば
それも殆ど気にならない程度。
ただし初日とは痛みの部位が変わってきていたり
痛み方も成長痛から弱い肋間神経痛ややけどのような
ヒリヒリしたものが加わったり、変化はいています。
熱もあるものの下がってはきている様子。

しかし最初に出ていた症状が軽快または維持されるなか、
喉の痛みと咳が少しずつ悪化してくる。

飲み込めない程ではないものの、最初よりは痛みの範囲と
強さが広く強くなりました。
咳も単発程度でおさまらなくなり、咳が出そうな
ムズムズとした感覚が続くように。

ただ咳に関しては、寒暖差などで咳喘息が出る質なので
それを呼び起こしてしまったのか、コロナとしての咳なのか
断言はできない感じです。
多分症状の全体が治っても、咳が止まらない期間は
少し長引きそうかな、と感じています。

この日はアイスだったり飴、トローチなど
痛みや咳を抑えるために頻繁に口に入れていました。
個人的には氷菓子、かき氷のようなものやアイスキャンディーが
食べやすかったです。喉の熱っぽい感じに気持ちよく、
痛みも一時的に落ち着きました。

夕方はあえて解熱剤を飲まず、
痛みと熱がどこまで改善されたのか確認しました。
結果、熱は38.0度まで下がり
痛みも耐えるには耐えられる程度でした。
しかし痛みの方は肋骨周り、胸、二の腕の内側など
皮膚に服が触れると(触れなくても)ヒリヒリ痛み、
不意打ちでどこかしらがズキっと痛む状態でしたので
無意識のうちに体が強張って、のっそりのっそり動いていました。
内臓なのか筋肉なのか、鳩尾右手側や臍付近、腹筋なども
不意打ちの痛みの範囲でした。何度でも言いますが
私の場合この体全体の痛みがしんどかった。

後の変化はこの日の日中、うたた寝をして起きたら
汗でTシャツがしっとり。驚くことに布団も
抱き枕の脚が触れていた部分もしっとり。
良い変化なのか悪化なのか、寝汗がすごいことに。
この寝汗は以降継続します。

4日目

午前中、熱が36.5度まで下がりました。
ようやく平熱です。
鼻水も止まり、喉の痛みも引き始めました。
咳もエアコンのよく効いた部屋など
出やすい環境はあれど前日よりは落ち着いた様子。

ちなみに咳に関しては、元から処方されている
咳喘息の吸入薬を3日目から積極的に使用しています。
私は吸入薬のことを病院でも薬剤師さんにも報告を忘れていたので
勝手に吸っていますが、普段吸入薬がある人は
絶対聞いておいた方がいいです。
悪化したり、効果がいつものように得られなかった場合大変ですから。

体の痛みも骨の成長痛のような痛みは無くなりました。
上半身のひりつきがまだ残っている状態。
鎮痛剤なしでも平気ではあるが、服のスレが気になったりもするので
飲んでおいた方が楽という状態。

後半へ続く

予想以上に症状が長引いたので
後半に分けます。

コロナにかかる前に用意したいものリスト


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