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「幸せになる」よりも「幸せでいる」

突然ですが、「幸せなら手をたたこう」の歌のサビの部分の英語の歌詞は、
「If you are happy and you know it, clap your hands」パンパン
です。

つまり、「幸せなら」ではなくて「もしあなたが幸せで、自分が幸せなことを知っているなら」なのです。

幸せであっても、それに目を向けずに幸せであることを知らなければ、幸せとは言えないよ、というメッセージがこの歌にはあります。

幸せを追い求めて旅に出たけど、幸せの青い鳥は家の中にいた、という物語のように、「自分はすでに幸せだった」ということです。

幸せでいるために優先すること

幸せになろうとして、今この瞬間、日々の幸せに目を向けずにいては、幸せにはなれません。逆に今の瞬間、今日一日「幸せでいる」、幸せと感じる時間をできるだけ優先させ、それに目を向けて生きていれば、人生とは今という瞬間の積み重ねなので、結果的に「幸せになる」ことができます。

日々生きる中での優先順位を、私は以下のように考えています。

  1. Be(今の自分の状態。幸せで安定した気持ち、ワクワク、楽しい)

  2. Do(行動すること。仕事をする、経験する、書く、学ぶ、遊ぶ)

  3. Become(結果としてどういう状態になるか)

  4. Have(結果として得るもの、成し遂げるもの。人脈やスキルやお金、実績などの有形無形資産)

もちろん、3のBecomeや4のHaveの未来のありたい姿を描き、今やることを決めてコツコツやること(2. Do)は大事ですが、1の"Be"をないがしろにして、3や4の目標のために無理をし続けても、充足した気持ち、幸せな人生にはなりません。

「成功するから幸せになる」(4.Haveがあるから1.Beになる)ではなく、「幸せな人が成功し続ける」(1. Beがあって4. Haveがあとからついてくる)です。

起きている時間すべてを「楽しい」「うれしい」だけで満たすことは難しいですが、過去でも未来でもなく、「今」幸せで充足した気持ちでいる、その時間を1日の中で長くすることを大事にすることが大切です。

人生は、今自分が幸せな状態であること(1.Be)をすべてのベースとして優先しながら、5年後、10年度、そして死ぬときに、どうありたいか(3.Become)、何を成し遂げていたいか(4.Have)をたまに自問自答して、そのために何をするかを決めて行動する(2.Do)、それが幸せな人生を生きるために取り入れるべき考え方です。

少し抽象的な話でしたが、本日は以上です。お読みいただきありがとうございました。

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