4/15 免許更新、コナン

免許の更新をしに免許センターまで足を運んだ

去年書いた普通自動車の本免試験を受けに行く友達を乗せた日の日記でもちょろっと触れたけど、名古屋の免許センターは立地がかなり終わっていて公共交通機関で向かおうと思うと自分の場合はバス→地下鉄→バスでの移動を強いられる挙句どう見積もっても最速で片道1時間半はかかるので車で向かう以外の選択肢がほぼ存在しないことになる(車だと大体45分くらいで着く)

免許の更新って更新料払って、視力測って、写真撮って、講習受けてで無駄に長い工程を挟む上に序盤は受付を一生たらい回しにされるシステム(①受付で紙発行して次は⑤の受付でお金払って次は⑬の受付で…と番号の書かれた受付のたらい回しを延々と繰り返す)なせいで時間以上に疲れる感覚があって苦手だ、今年の3月から完全予約のみのシステムが導入されたお陰で以前あった「無駄に混雑していて受付がパンクする」と「ややこしい工程で躓く人の対応に係員が追われる」、ということがなくなって幾分かマシにはなったらしいけどだったらもう視力だけは最寄の眼科等で受信して残りの手続きはオンラインのみで完結するようにしてほしいと思う、出不精を代表して言っています

ということで一人で面倒なタスクを午前中に済ませるだけの一日になりそうだな、と思っていたがタイミング良くか悪くか3月下旬に愛媛に住んでいた友人が名古屋(それも自分の家から徒歩圏内)に引っ越してくる、というイベントが発生したのでその友人の免許の住所書き換えもついでに済ませちゃおうということで同日に乗せていくことにした

2人かー行きと帰り暇じゃなくなるだけ助かるなーとか思っていたらここで別の友人から「免停を解除するための講習を受けに免許センター行かないといけないから俺も行くわ」という嘘だろという連絡が入ったのでまさかの免許センターに大の大人3人がそれぞれ別の用事で出動する謎のパーティが完成してしまった

話を聞く限り速度超過でオービスを光らせて免許停止になったらしい、なにしてんだ

しかも免停になった友人というのが最初に載せた去年の日記で免許を取得した友人なので彼は免許取得から1年未満で停止させられていることになる

“この友達は良くも悪くも大雑把な性格をしていて、運転に向いているかと言われたら怪しいところはあったのでどこかしらで引っかかって卒業予定が遠のくんじゃないかと思っていたがそんなことはなくストレートで卒業して帰ってきた”

去年のnoteで書いたこれ、中らずと雖も遠からずって感じだったな・・・

3人パーティになったのはいいが1つ問題があって、どう考えても各々のタスクにかかる時間が違いすぎるのだ

自分の免許更新は講習も含めて大体2時間で終わるが、住所の書き換えをするだけの友人に関してはどう見積もっても20分足らずで終わる、そして肝心の免停講習の友人の終了時間を聞いたら7時間と返ってきた、なにをそんなにやることがあるんだよ、と思ったがどうやら実技講習もあるらしくそれを半日かけてやらないといけないらしい、免停って、異常な世界やな・・・

ということで書き換えるだけの友人はまずは2時間で終わる自分の更新を待って、合流した後に我々は5時間潰さないといけなくなった、なんかこれ前乗せてった時と同じ流れすぎるな

時間潰して帰るだけなのも虚しいからだったら夜になんかしようということで丁度12日から上映のコナンの映画を見に行くことにした、コナンのためなら、頑張れるから・・・

当日は9:30-9:45の受付で予約したので9:20には免許センターに着く予定で逆算した、去年行ったときは朝の通勤ラッシュによる渋滞を完全に失念しており通常の片道40分程度で計算して出発したせいで到着時刻がギリギリになるとのことで急遽高速道路を利用する予定外の事態があったことを踏まえて今回は余裕を持って8時過ぎには出発することにした

のはずだったのだが、去年より通勤ラッシュが悪化しており余裕を持って出発したのにも関わらず結局到着予定時刻がギリギリになっていたので今回も高速道路を使うことになってしまった、逆算があまりにも下手すぎる

無事に到着してそれぞれの受付に向かって散り散りになっていった、またあとで、と告げる我々はさながらシャボンディ諸島で落ち合う約束をした麦わらの一味だったと思う

行先を案内するモニターを確認すると「更新→①」と書かれていたのでとりあえず①の受付へ、完全予約制になって色々システムも変わっているのでここで合っているのか?と思いつつ列に並ぶ、この時点で「やけに老人が多い」という違和感があった

自分の番になる直前で受付横の文字が目に入る

「高齢者講習の手数料支払い窓口」

俺はどこに並んでんねんと思いつつ列を離れる、もう一度受付番号を確認するもどう見ても①と書いてある、訳が分からないので近くにいた職員に聞いたところこっちですと案内された、①受付の真横にある謎の機械に並んで所定の手続きを済ませてから次のステップに移るらしい

謎の機械は完全予約制になったことで導入されたもので、ネットで予約した際に発行されるQRコードを読み取った後免許を挿入し顔認証を行って本人確認を取るという今まで人力でやっていた工程をこの機械一つで完了させていて感心した、のわりに職員の数は前来た時と変わってなかったので人件費は変わってないんかい、と心の中でツッコミを入れた

ということで次の受付へ案内されて更新料を支払った、3800円、なんかもう少しどうにかならないんですかねこれ、高すぎません?わざわざ遠くから来てやっているのに…とケチすぎるが故に文句だけが募っていくが無視するわけには行かないので渋々支払う、そういえばネット上だとこういう更新料や発行料を支払う際に「交通安全協会」への入会(有料で任意)を勧められて面倒だよな、というあるあるが横行しているのだが今の所そのケースに遭遇したことがなくてにわかに疑っている、地域差なんだろうか、されたことあるって人がいたら話を聞いてみたい

無事にお金を支払った後は視力検査に案内された、視力が悪い人間は免許に「眼鏡等」と備考欄に追記されるので更新当日にメガネをしていない人はコンタクトを着用しているかの確認が入るので裸眼が0.1を切るほど視力が終わっている自分も当然コンタクト着用の旨を職員に申し出たのだが、ここでなぜか「あなたカラコン付けてない?」と審議が入った、地域差はあるらしいが愛知県では免許の写真撮影の際にカラコンの着用が認められていないため付けている人は一時的に外すように命じられたりするのだが自分は普通のコンタクトレンズを付けていたので当然審議を否定、しかし何故が執拗に疑われた挙句他の職員を呼ばれ確認させるという謎のトラブルが発生して本当になんの時間なんだよと思った、さほど色素も薄くないし疑われる要素はないはずなのに…

視力を終えて写真撮影へ、しかしここでも別の職員に「あなた本当に付けてない?」と確認が入る、さっきそのくだりやったねんと思いつつ適当に否定して済ませた、ここまで来ると返答も雑になってきて「してねーっす」くらいの温度感だったと思う

写真撮影を終えたくらいで住所書き換えの友人からLINEが届く

どうやら終わったらしい、9:30に着いたことを考えるとやはり30分足らずで終わったと思われる、早すぎる

この時点で1時間半ほどの講習と免許の受け取りを残していることを告げると友人は悲しそうな雰囲気で「コメダで潰してくる」と送ってきた

ちなみにこれも去年のnoteで触れたが免許センターの周辺に時間を潰せるような施設がコメダ珈琲しか存在しないため同じように時間を潰す名目でやってくる客でどの時間でもなかなか混雑している、そこに長時間居座るというのはなかなか肝が据わっていないとできない行為なのだ、他県から来た彼はこれを知らない、どうなるのか


自分が講習を受けている間謎にコメダ実況を繰り広げていたが講習中にスマホは見れないので半ば無視のような形で放置していたのだが予想通り居心地が悪そうにしていて面白かった、あと1時間くらいと送ると絶望したように流石に追加注文するか…と返ってきた、頑張れ

無事に講習も終わって新しくなった免許証が返ってきた、講習と言ってもテンプレ的に他県と比べて交通事故率が高いので気を付けましょうという話と実際の事故映像を交えたビデオを見るだけなのだが、事故映像で使われるドライブレコーダーを見るとどれも車側がどうオブラートに包んでもかなり頭のおかしい運転をしているケースばかりで(かなりせまい住宅街の道をものすごいスピードで走っている等)これを見せられた上であなたも気を付けましょうと言われてもそもそも車がヤバいだろ、としかならないからもっとこうちょっとした気の緩みとか油断から発生した事故とかを見せるべきな気がする、この意見を活かしてより良い講習を作って下さい

友人と合流してさあここから5時間の正念場だ、と気合いを入れる、どこで潰す?と聞くとパチンコと返ってきたので終わってるコミュニティだなーと思いつつ車で20分ほどのパチンコ屋に向かった

正直全然そんな気分でもなかったので自分はトイレに行って、綺麗やなーと思った後にトイレ料として1000円だけ打って、それから眠くなったので車で寝ていた(赤ちゃん?)


寝ている間に来てたLINEなんだけど、何に対する謝罪なんだ

その後、17時に無事に免停講習が終わったという連絡を受けて無事に合流、一行は映画館に向かった

コナンは原作も映画も全部履修しているくらい好きで、結構映画とかも毎年しっかり素人の分際で生意気にも評価するタイプの人間なんだけど、2021年公開の「緋色の弾丸」辺りから本当にずっと出来が良くていつもうっとりしながら映画館を出ている

というのもコナン映画というのはざっくり分けて「原作より先に物語の核となる部分の伏線回収や新情報解禁を行う(主に宿敵「黒の組織」が絡む)映画」と「それ以外(単なるオリジナルエピソード)」の二種類あって、この「それ以外」の公開年に当たり外れがキッパリ分かれる傾向が強かったんだけど最近はこのそれ以外の年でもかなり出来が良いので「やるじゃん」の顔になりつつある

今作の感想をネタバレを避けて言うとかなりよかった、今作の触れ込みが「怪盗キッドの素顔が明らかに!?」であるように2019年以来のキッドメイン回で、この2019年公開の「紺青の拳」が個人的に刺さらなかったのも相まって汚名返上になった、そこまで期待していなかったが明かされた「素顔」というのもまぁ言ってしまえば「だろうな」という内容(散々ファン同士で言われてきたこと)だったのでそこまでビックリはしなかったが、やはりラスト5秒に種明かしをもってくる構成・演出はかなり良かった、これはまぁ2014年公開の「異次元の狙撃手」の構成(エンドロール後のラスト5秒でこれまでの物語全てがひっくり返るセリフが入った)がかなり反響を呼んだので味を占めてのものだと思われるが良いものは良い、良いものには良いと言おう、ぺこぱも言っていた気がする


コナンを見る時は伊達の色眼鏡っしょ

いい映画を見てホクホクだったのでそのままの勢いでカラオケのフリータイムに直行してそのままのテンションで歌い続けていたところ帰る頃には朝の6時になっていた、来年は予告(声だけ)を見た感じ好きなメンバーが揃いそうなので楽しみだ、生きるぞーーーーー!

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