BEMANI最新作「ポラリスコード」のロケテに行ってきたよ


2023.9.8~9.10に東京レジャーランド秋葉原2号店で実施されたアーケードゲーム「ポラリスコード」のロケテの抽選が当たり、参加してきました。

そんなしっかり書くつもりじゃなかったけど、意外と文字数がかさんじゃったのでnoteにしてみました。内容には多分に筆者の主観や想像、うろ覚えを含みます。


先に結論

こういう時に陥りがちな失敗が、自分がターゲットとしてハナから想定されていない事柄に対して、当のターゲットの立場を想像せず、やいのやいのマイナスなことを書いてしまうこと。そう、老害のはじまりです。
(ボルテ稼働時の荒れっぷりを思い返すと、このポラリスコードに関して反応を見てる限りそういうの結構減ったよね。みんな大人になったのかしら。)

なのでプラスもマイナスもできるだけニュートラルな主観(?)で書くことを意識しています。

そのうえで

  • 良く言えばBEMANI過去作や他社作のいろんなノウハウが生かされてる。

  • 悪く言えば新しさがゼロ。

各論

筐体

  • 第一印象は「地味」。
    え、大丈夫?ってくらい地味。
    目を惹いたり凝った部分がなく、廉価なつくり。
    こういう方がコスト的に導入はしやすいのかな…?
    既存の筐体で似てるものは特になかったはずなので、他機種勢はコンバートに戦々恐々とする必要はなさそうです。

  • フェーダーがむちゃデカイ。
    DJ卓についてるフェーダーの2倍くらい。ただ、ブラインド操作でも見失わず安心。これがちょうどええ。
    モーター的な機構が入ってるのか、左右に操作して手を放すと自動で真ん中に戻っていく。カコカコいじってるだけでも楽しい手触り。

  • 鍵盤がむちゃデカイ。
    ただ、見た目に反して指押しに割と繊細に反応してくれる。
    感触はまんま浅めのノスタルジア。ノスよりも気持ち軟質な素材?
    ウニとかWACCAのスライダーとかは手袋なしだと叩いてて手が痛くなってしまうので、こっちの方が全然好き◎
    操作の中に終点スライドありのロングノーツがあるんだけど、段差のある鍵盤ではあまり気持ちよくないし要らないんじゃないかな。

  • 足元にグルコスで見るような小さな振動付きステージあり。(ゲーム開始時にちゃんと振動してたと思うんだけどな)
    プレイヤーはステージに一段登ってプレーする。
    背の高い人はステージをまたぐ形でやってた。やりづらそう。

  • 操作は基本タッチパネル。自分が触った筐体はタッチ位置のキャリブレーションが若干ズレてた。


ゲームシステム

  • 曲数設定がない。
    メニュー画面からカウントが始まる、7分のP-FREE形式が基本のシステム。

  • 価格はロケテ段階では初回200P、次回以降100P

  • 難易度はeasy→normal→hard、その上にロケテでは選べなかったinfluence→polarの計5段階。

  • ストーリーの導入→譜面操作説明→ガチャ演出、といういつものアプリ音ゲー仕草な一連のチュートリアルから始まる。
    チュートリアル曲はたぶんsotaさん。システムBGMは誰だろうこれ

  • (演出見ながらガチャ引いてたら2曲しか出来なかった。
    弐寺と同じく、多分時間が残った状態で選曲画面に戻ってくる限り選曲できるシステムかな?7分なら急げば3曲はできるタイム感)


カードシステム

  • コンテンター1枚、サポートスナップ4枚をセットしてデッキが完成。

  • コンテンターにはレアリティと別に☆が5つあり、デフォルトで配られるキャラは☆2。

  • 5枚のデッキで「総合力」という数値が決定する、が、何に影響するかは不明。普通に考えたらスコアのあがりやすさかな?

  • ロケテ版では特に説明はされなかったが、実はSR、SSRを含むほとんどのカードを持った状態。編成画面を弄ることでセットが可能。

  • ガチャは1回300P。カメラから出る光の色で多分レアリティがわかるやつ。

  • ロケテ未開放だがトレーニング要素があるらしい。重複を重ねて☆を強化するのか?


譜面・演奏パート

  • 基本的に、楽しい。

  • 設定画面で判定とハイスピードの調整が可能。特に設定を促されることはないので1曲目普通にハイスピ調整忘れてた。デフォルトだとかなり判定と音がズレてる印象。

  • オプションは正規・ミラーが選択可能。同じ画面でFAST/SLOW表示の設定が可能。

  • フェーダー操作はボルテで言う直角(単発・往復)のみ?SE含めボルテとまったく同じ操作感。割と気持ちいい。

  • フェーダーは操作後、自動でニュートラル(真ん中)に戻るようになっている。「右→左」という往復動作を求められた場合は「右に入力→タイミングよく手を放す」でも判定が取れる。

  • フェーダー操作の前にはボルテと同じくL/Rの予告あり。少し視界の上なので見づらいかも。

  • 直角フェーダーの操作で「レーンが若干横に車線変更する」ギミックあり。文章で説明するのが難しいんですがオンゲキでよく見るような。入力に成功するとボルテと同じく少しだけレーンが傾いて揺れる。

  • フェーダーにはグルコスで言うSCRATCH(ガチャガチャ)操作あり。該当レーンで1入力ごとにコンボと得点が増える。太鼓で言う連打。

  • なんだか後ろでカードの効果がたびたび発動していた気もするけど、何の効果がどのタイミングで発動したのかは全然わからなかった。

  • そのほかの譜面操作はウニ、プロセカとほぼ同じ。
    同じすぎて言えることがない。新しさゼロ。
    スマホ勢の取り込みのためにわざとそうしてるんだろうけど、それでいいのか…?

  • 直角のロックの処理なんかは流石にボルテのノウハウがあるだけあって違和感なし。やっぱすごい。


選曲

  • オリジナル曲が1曲、あとはボカロ、ソーシャルミュージック、Vオリ曲。オリジナル曲はHuΣerさんみを感じたけどもう新人多すぎて耳がアテにならない。

  • 選曲の方向性に関して、ここまで振り切ってくれたのは正直意外。

  • もう日和らずにいろんなV事務所とコラボして
    ダンサーキャラとかMV付きオリ曲とかガンガン入れてほしい。

  • #あくあ色ぱれっと 、MV付き収録ありがとうございます
    "oh oh oh oh oh"は全部直角。たのしい。
    BST×ホロライブのオリ曲アルバムが出たら成仏します。

  • Oh wow!が良曲すぎる ヘビロテ確定 有名なのかな


キャラクター・世界観

  • 昔の自分ならボロクソ言ってた気もするけど、不思議とこれが嫌いじゃない。

  • インフルエンサーを「ハント」してくる設定。キャラも可愛いしコンテンターの設定も面白い。ハマるかも。
    独自概念が多くて初見に伝わるかはちょっと心配…?

  • 課金要素・キャラ要素はMUSECAほど入口のユーザーコミュニケーションを間違えていないので、まあこういうものだと思えば。

  • KAC対象機種とかにせずもう独自路線を突っ走ってほしい。

戦利品

  • プレーが終わったところでガラガラを回して抽選。あたりを引いてHIMEHINAちゃんのeパスをもらいましたとさ。

キャラにハマりかけてたのでキャラのやつがよかった

結論あげい~ん↑

  • 初心者が偏見なく遊べば正直、そこまで悪いものではないんじゃないかと。BEMANI老人はそもそもターゲットじゃないので…

  • 不満はやっぱりこのゲームならではの新しさを全く感じないところだけ。
    尖ったコンセプトを出すほど開発の手間が掛かってないのかな、と素人目には見えちゃったり。
    (おといろはとか尖ってしかいないよね、今見ても。)

  • ただ、指リフを初めて見たときのワクワクが忘れられない老人としては
    初心者向けって言ってもこう…なんかあるでしょう…!プライドは…!!という気持ちになってしまう…!
    ほんとにそこだけ考えて世に出したらいいのにな~~~

  • 期待したい、期待したい気持ちだけがやまやまです。

キャラが割といいんだ


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