VTuberを見始めた話(月ノ美兎さん)

正直言って、Vtuberは別の世界だと思っていました。ガチのゲーマーやアニメファンだけが内輪で楽しむもの、という認識です。
要するに興味の対象ではありませんでした。ゲームもアニメも好きですが、そこまでハマっているというわけではありません。趣味と娯楽の間くらいの楽しみ方です。自分には無縁のディープな世界という感覚でした。

対してYouTube自体は結構観ていると思います。
と言ってもお勧めに出てきたものをただ観るだけです。
強いて個人的にしっかり追いかけているほど好きなのは
「エガちゃんねる」
「NOBROCK TV」
「バキ童チャンネル」
あたりでしょうか。これらからは、
大自然に囲まれたとき「自分は何て小さなことで悩んでんだ」と解放される気分と同じくらいの元気をいただいております。
大自然とお笑いのチャンネルを一緒にするなと言われそうですが、私の中では精神的解放感は似ているので仕方ありません。山頂からの絶景に匹敵してしまうのです。

そんなある日のこと。私はいつも通りバキ童チャンネルを観ることにしました。これまたいつも通りぐんぴぃの変態知略と土岡さんのパス発想でマイナスイオンを浴びるためです。もちろんゲストの方もアホほど面白くて、毎回楽しみにしています。

このときのゲストがVtuberの月ノ美兎という方でした。
開始時は「またぐんぴぃたちが新しいこと始めたなあ」くらいの感想です。Vtuberへの私の偏見は最初に述べた通り「別世界」ですから、どうなるのか想像もつきませんでした。まあぐんぴぃと土岡さんがどうにかするだろって思ってたかもしれません。

ところが、いざ始まってみると月ノ美兎さんの受け答えはそれはもう見事なものでした。春とヒコーキの二人と肩を並べるレベルの切り返し、面白さ。トーク力、変態性がそこにはありました。
「この人はスゴイ」
花道と流川を見つけたときの安西先生の気持ちが理解できました。

それから私は月ノ美兎さんのことを知りたいと思い、動画を観るようになりました。そしたら10分ちょっとでわかる月ノ美兎みたいな動画もあり、知るということについては浅くではありますが学ぶことができました。

あとで知ったのですが、月ノ美兎さんは一度何かの動画でバズったときに、自分やVtuberを知ってもらうチャンスと思って、急遽10分シリーズの動画を作ったそうです。控えめに言って凄い人です。他の企画もメッセージの誤爆チキンレースとか、納凸(←意味はよくわからないけど納豆持って特攻?)とか、視聴した動画は面白いものばかりでした。
私はプロポーズせざるを得ませんでした。嘘です。しっかり追いかけるシリーズに入れざるを得ませんでした。

とにかく専門用語や内輪、コアな人が多いと思っていたVtuberでしたが、トークでこんなにも魅力的なやべえ人がいるんだということを初めて知ることができました。他のVtuberの方はまだまだわかりませんが、少しずつ見識を広げたいと思っています。

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