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半袖と革ジャン

ここは地球の反対側。
日本との時差は今13時間。
サマータイムはちょうど12時間違うので、
非常に分かりやすいです。
こちらの真昼間が日本の深夜…
真逆ですね。

季節もそうです。
日本はこれからどんどん暑くなっていきますが、こちらは暦の上では冬。
8月が終わるまで、
霜の寒さになる可能性があります。

「冬」とは言いましたが、
昨日まで私は半袖にビーサン、

扇風機まで動かしていました。

画像をご覧ください。
昨日は軽く30℃越えでしたが、
今日は多少涼しく、
26℃が最高気温になっています。
涼しいとはいえ、
日本では「夏日」と表現しますよね。
それが、2日後には最高気温が13℃、
3日後の最低気温は5℃の予想となっています。

これは冬に限らず、夏も同じです。
一雨降れば、
南風が寒さを連れてくるんですね。
昨シーズンの夏は、雨の後、
20℃以上気温が下がった日もありました。
このジェットコースターのような気温の激しい上下変化には、
この国に住んで、合わせて…そう、10年程になりますが、
まだまだ慣れそうにありません。

さて、四半世紀前、この国にいた時の話です。
冬になると、
私にはどうにも気になることがありました。
日本では、夏が終わると
秋を経てだんだんと寒くなります。
服装もそれに合わせて
だんだん厚着になっていくと思います。
現在は空調設備が整い、
屋内に入れば心地よく、
それほど厚着することもなくなったのは
確かです。
それでも、衣替えはするし、
冬物は冬物、夏物は夏物、
という意識があると思うんです。
だからこそ、
私にはそれがどうにも気になっていたのです。

それは革ジャン。
道行く男性、バスに乗る男性、
目にする男性は殆ど、
革ジャンを着ていることに気がついたのです。
まぁ、いいんです、それは。
流行り廃りがありますからね。
私が驚いたのは革ジャンの下なんです。

昼頃、ぐんと気温が上がり、
革ジャンではちょっと暑いよな
と思っていると、
男性たちは脱ぎ始めるんです、革ジャンを。
すると、その下はみんな半袖なんです。
一人だけじゃなく、
ほぼ、みなさんそうだったんです。
カーディガンの下が半袖だったわけではなく、
革ジャンの下…。
ちょっと、違いが激しすぎやしませんか?

私に言わせると、
その革ジャン自体大袈裟だし、
半袖もちょっとしたやせ我慢のような。
極端すぎるんです、結局のところ。
1か100か、そんな感じなんです。

でもまぁ、
こんな気温変化があるから
しょうがないんでしょうね。
暑くても寒くても耐えうる支度なんでしょう。
この国の人たちが考える
当時のベストだったのかも知れません。

かくいう私も今では、
冬の自宅での格好といったら殆ど、
ヒートテックの上に半袖Tシャツ。
昼頃暖かくなると
ヒートテックをささっと脱ぎ、
半袖1枚になるという生活。

まあ、楽っちゃぁ、楽です。


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