マシュマロ回答(自分の選択に迷った時)
こんにちは!いつも見て頂きありがとうございます。
共通点が多くて私も嬉しいです🥰
まずは、希望されていた業界への内定おめでとうございます🌸
(1)自分の選択に心から納得している人はあまりいない
質問者様はまだ社会人になっておられない、つまりご自分の目で「社会人の何たるや」を見たことがあるわけではないですよね。
今は想像と周りの声くらいしか判断材料がないのだから、ご自分の選択が正解だったのか不安に思うことは当たり前です。
周りの声が気になるのも決して悪いことではありません。
私もたかだか社会人4年目ですが、質問者様より少しだけ世間の社会人と関わった経験が多い者としてお伝えしたいのは、
社会人1年目だろうが40年目だろうが「自分の選択が正解だった」と心から納得している人はあまりいませんし、なんならそこまでよく考えずに漫然と過ごしている人の方が圧倒的に多いということです。
ご自身の人生に当事者意識を持ち、悩みながらご自分の選択をこれから正解にしていこうという姿勢は質問者様の大きな強みであって、その思慮深さを無理に変えようとする必要はありません。
一方で、しょせん周りは質問者様と同じ選択をしてきたわけでも、これから質問者様が歩むのと同じ道を先に歩んできたわけでもありませんので、建設的な意見やアドバイスはありがたく受け取りつつも真に受けないくらいでちょうどよいのではないかと思います。
(2)無理に新たな環境に適応しなくていい、文句を言ってもいい
自分が見たことのないもの、経験したことのないものに対して不安を抱くことは全く自然な現象です。
質問者様はあと1か月で嫌でも社会人になられますので、今はいくらでも不安になっていいと思います。不安があるということは、未知の状況に対して気持ちの面で多少の備えがあるということです。
自分語りで恐縮ながら、私は今駐在している国(海外3か国目)に来て約2か月が経とうとしている今もなお適応しきれず、しんどいなと思うことが多々あります。前に駐在した国(海外2か国目)では完全に慣れるまでに約1年かかりました。
私はこれまでの経験から「住み慣れた環境を離れれば、何でもかんでも思いどおりにいかないのは当たり前」と理解した上でこの国に来ましたし、過去数年の間に自分のキャパシティも、物事の許容できる範囲も随分広がったと思っていましたが、それがかえって仇になっていたように思います。
即ち、自分は新しい環境にそんなにすぐ適応できる人間ではないのに気持ちばかり焦って「いい加減に海外も3か国目だから早く慣れなければ、ポジティブに頑張らなければ」と自分を抑えつけてしまったのです。
質問者様は生まれ育った首都圏をこれから離れられるということで、私の何倍も不安な気持ちでいらっしゃると思います。
きっと人一倍責任感が強く、ご自分に厳しい質問者様に頭の片隅に置いておいて頂きたいのは「自分で選択したことであっても悩んでいいし、文句を言ってもいい」ということです。
何かを選択し、実行に移す前からその先に待ち受けている困難が分かるならば誰も苦労しません。
「自分で選択したことなのだから愚痴を言ってはいけない」とか「辛いと思ってはいけない」とはどうか考えないでください。
しんどいという気持ちを吐き出さず、無理にご自分の中で抑えつける方が苦しい期間は長引きます。
(3)思いどおりにはならないが、思ったよりも上手くいく
私が自分の選択に悩むことはあるか、悩んだ時はどのようなマインドセットで対処しているかというご質問への答えですが、
私はここ数年「人生は思いどおりにはならないが、思ったよりも上手くいく」という考えで生きています。
というのは、私はかつて「いつまでにこの学位を取る」「何歳までにこの仕事に就く」等と細かくライフプランを決め、そこから逆算して今すべきことは何かを考えながら生きていたのですが、
初めて駐在する時に中央ヨーロッパを希望したはずが旧ソ連に配属されることになり、その時に「考えてもどうせそのとおりにならないから、今は目の前のことをしっかりやろう」という思考に転換しました。
先にも書きましたが、具体的に想像することができない未知を不安に思うのは当たり前です。一方で、その未知の中にはポジティブな要素も絶対にあるはずです。
まだ見ぬ新たな環境への不安は的中するかもしれませんし大変なこともあるでしょうが、同時に質問者様が今は想像もできない喜びや素晴らしい出会いが待っているかもしれない、と考えてみてはいかがでしょうか。
私は前に駐在した国で丸3年を過ごしましたが、あれほど大変なことも辛いこともあったはずなのに、駐在を終えて日本に帰国する時に思い出すのは楽しかった記憶ばかりでした。自分が希望していなかった国での駐在が決まった時、3年後の自分が「人生で最良の3年間だった」と心から言っているとは想像もしていませんでした。
それは目の前の困難や仕事に誠実に向き合う姿勢を見せ、それを見た周りの人々が私に手を差し伸べてくれた結果、自分がかつて想像もしなかった道が開けたからだと思っています。
そういう意味で、私の人生は思いどおりになっていませんが、思ったよりも良い人生を歩んでいます。
質問者様の4月からの社会人生活が実り多いものであることを心からお祈りしています。
しんどい時や誰かに話を聞いてほしい時はいつでもご連絡ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?