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もしも

こんにちは。

暑さと涼しさが入り混じる、夏の終わり。

毎年のことながら、なんだか儚い気分になります。


最近ある人に出会いました。

彼はアニメーションを作る仕事をしたくて、アメリカから日本に来たそうです。

「僕は2歳の頃からアニメが大好き、遂に日本に来たんだ!日本にいればたくさんのアニメが見られるし、仕事の幅も広がる。全てが叶う夢のような場所なんだ!来月はとうとう会社を移ることになって、日系企業で働くよ。ここからもっとアニメの世界に深く携われそう。そのために休日は新しい技術のオンライン講座と日本語の勉強をしているんだ。楽しいよ!」

とにかく矢継ぎ早に、楽しそうに話す彼。

本当に楽しみなのが伝わってくる!


その時、同時期に友人が貸してくれた本の中の

仮に、社会からお金というものがなくなり、その仕事によって報酬を得られないとしても、自分がその仕事をすべきだと思うかどうかです

という一説がまさにしっくりときました。


実はその時の私はいろいろなことへの気持ちが冷めていて。

お金、キャリア、未来像、頭を駆け巡るのはそんなこと。

そんな私にこのタイミングで伝わってきた、この言葉。


ああ、そうだった。

人生は自分が思っている以上にシンプル。

縛っているのは、自分。

自分の心としっかりと対話をしながら歩んでいけば、自ずと道は見えてくる。

言葉にしてみるとなんだかぼんやりとしているけれど、確かなもの。

パンク寸前の頭の中で忘れかけていたものを、思い出せたような気がしました。


社会からお金というものがなくなり、

その仕事によって報酬を得られないとしたら、

あなたは何をしますか?












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