心地良い自然な「作り笑顔」の作り方
笑顔を作るって、不自然で無理してる感じありますよね。
私も、そう感じてました。
どうせ上手くいかないし、あえてぎこちない笑顔を作る必要ありますか!?
あるんです。
自然な笑顔はできるし、それがまた気持ち良いんです。
説明します。
第一に、歯と舌のポジションです。
なんじゃそりゃ、ってなりますよね。
でもね、心地良さを味わうためのポイントなんです。
あなたは、どんな時に歯を食いしばりますか?
悔しい時、我慢をする時、イライラしている時、思い通りにいかない時。
つまりは、ネガティブな状況の時ですよね。
そんな時は、交感神経が働いています。
交感神経とは、身体の働きを調整する神経である自律神経の一つで、興奮の刺激を伝える神経です。副交感神経は、反対に鎮静作用を伝えます。その興奮と鎮静、相反する働きで身体のバランスを保っています。
そして、ネガティブな状況でなくても歯を食いしばると交感神経が働く。つまり、その状況に対応するための緊張状態に身体はなります。つまりニワトリが先か、玉子が先か。の話です。
残念ながら、無意識で歯を食いしばってしまう人がままいるそうなんです。
その「歯の食いしばり」の特徴を二つ。
(1)口を閉じるとき、上の歯と下の歯が接している。
(2)舌が口の奥や、下の歯の付け根に位置している。
そんな状況では、無意識で身体は緊張状態になり、ネガティブな状況下にいるのと同じに。
作り笑顔がぎこちない、気持ち良くない理由は、(1)(2)の可能性があります。
それを防止するために、
意識的に上下の歯を話し、舌先を上の前歯の付け根に添える。
これが歯と舌のリラックスしたポジションです。
第二は、顔の筋肉。
またなんじゃそりゃって感じですか。
笑顔の表情に必要な顔の筋肉である表情筋を使うと、適切な行動選択ができる。
そんな実験結果があるそうです。
適切な行動選択できる、つまり適切な状況判断ができると物事がスムーズに進み、笑顔になる。
これもまた、ニワトリが先か、玉子が先か。の話になります。
つまり、笑顔の表情だから、適切な行動選択できるのか。
適切な行動選択できたから、笑顔の表情になったのか。
話しをまとめます。
まず、意識的に上下の歯を話し、舌先を上の前歯の付け根に添える。
その歯のポジションで、笑顔を作ると自然な笑みになるんです。
しかも、その表情でいることが心地良い。
実際やってみて不思議なんですけど、私はそうなりました。
心地良さを感じながら、自然な笑顔でいたら、そりゃいいことになりそうですよね。
僕はしばらく続けてみます。
良かったら試してみてください。
※参考文献は、菅原洋平著「ヤバい勉強脳」です。