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自分らしく生きよう

と言うか、生物であれば自らの種の特長、強みを活かしてしか生存する事はできない。

生物学に生活史戦略という学術用語がある。それぞれの生物は種を維持していく為にどういう戦略を選択するのか…簡単に言えばそういう事である。

短期間に大量に卵を産み、産卵にエネルギーを投入して寿命の短い魚もいれば、長期間にちょっとずつ産卵してエネルギーを寿命の長さに費やす魚もいる。

マグロのように大洋を高速で回遊するマグロのような魚もいれば、海底の砂の下に隠れてじっとしているヒラメのような魚もいる。マグロはヒラメのように生きれないし、その逆も然りである。

人間はヒラメとマグロのような個体差は無いのでみな同じのような気がしているが、それぞれの持つ「個性」はヒラメとマグロのように違う。だから人間も生き残る為には「個性」や「特長」を活かした生き方、戦略を選択すべきであり、しなくてはならない。

人間社会では個性を殺して生活している事もあるし、自分の特性には無い他人の生き方を羨ましく思う事があるかもしれない。しかしヒラメがマグロのように生きられないと同様に、自分とは違う他人と同じ様に生きていく事はできない。また自分の持つ個性や特長を押し殺して生きていく事は、生物として選択すべき戦略では無いし、いつか自分を死滅させてしまうかもしれない。

という事で自分は「自分らしく」「自分の個性を生かした」生き方をする事は生物として選ぶべき選択だし、その戦略こそが競争社会で本当に強く生き残っていく事にもつながる。

皆んな、自分らしく生きてい行こう!

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