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失恋3 創作物と言葉

元恋人に最後のお別れをし、帰りの夜行バスで一夜が明けた。
今は仕事に向け電車に乗っている。

正直、辛い。

人は失った時に持っていたものの大きさに気づくと言うが、まさにその通りだ。
復縁なんてできないことは分かっているが、いつか他の恋を経た後にまだ独り身が続くなら、戻ることもできるのではと余計な想像ばかりしてしまう

そんな自分の心を救ってくれているのは、今まで触れてきた数多の創作物だった。
「君の名前で僕を呼んで」のお陰で、失恋の悲しさも人生の大切な彩りになると考えることができた。
「花束みたいな恋をした」も内容は違えど同じだ。

アルコ&ピースの漫才「忍者」を見ていると、全てを忘れて笑うことができた。

Aqua Timezの「生きて」には、そうやって苦しんで生きていることは素晴らしいことだと肯定してもらった。

そして何より、別れたことを伝えた際、同期がかけてくれた「無理に元気にならなくて良いと思う」という言葉に救われた。

今日も明日も、仕事終わりに会って話を聞いてくれる友達がいる。

人生辛いこともあるが、自分の周りには沢山の素敵な人やものに溢れている。

いけない、こんなことを書いていると涙が出てくる。
まずは今日一日頑張って、友達に話を聞いてもらおう。

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