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近代麻雀水着祭やりゃあいいんですよ【もちろん改善すべき点は改善して】

今回のnoteのテーマは、「私が入院中(6/9〜6/20)で最もムカついた麻雀界隈のニュース」です。これね。↓↓

近代麻雀水着祭って中止しなきゃならないですか?改善すべき点は改善してからやり直すって選択肢はなかったんですかねぇ。


おことわり:トップ画像のお姉さんは無料画像サイトからダウンロードしたものなので、近代麻雀水着祭とは一切関係がありません。「グラビア」というものを視覚化したものに過ぎないので、誤解なきようお願いします。


そもそも何がいけなかったのか

確かに、近代麻雀水着祭ではいくつか問題点があったようですね。まとめてみると、

  • 未成年者が出演していて中には撮影会で性的なポーズを要求されていた

  • 撮影のルールが徹底されておらず禁止されていた区域で行ったり禁止されていたポーズを要求したりする事案があった

  • 性的なものを想起させるイベントが公の施設で開催予定だった

こんな感じでしょうか。未成年者にエチエチなポーズをさせるのは、大いにアウトでしょうね。「そういうイベントに県立公園が使われるのはいかがなものか?」という指摘もわからなくはない。

私はグラビア好きのおじさんで、近代麻雀水着祭の存在は当然知っておりました。でも、カメラ持参でイベントにまで行こうとまでは思わなかったですね。キンマでグラビア見られりゃいいやってくらい。そんな感じなので、改めて近代麻雀水着祭について調べていくと、まさに「近代麻雀水着祭」のWikipediaがあったんですね〜。

Wikipediaっていろんなものを扱っているのは承知していましたけど、近代麻雀水着祭もあるのね。ふむふむ、2018年から近代麻雀水着祭は開催されていて、2023年はもう6年目になるのね。2022年には、水着ファッションショーも行われていたのか。それについては知見がなかったですね。

念のため、キンマwebで「近代麻雀水着祭」について見てみましょう。

「近代麻雀水着祭」関連の記事で最も古いものが2018年配信なので、2018年から開催されていたのは間違いないようですね。ニュース記事が多いかと思いきや、結構グラビアが充実しています。助かるぅ〜(笑)。


「女の子を売り物にしている人」はこの世にいっぱいいる

近代麻雀水着祭の運営に手落ちがあったことは否めません。でも、私がムカついたのはソコじゃなかったんです。この記事を読んで、入院中の私は心底ムカつきました。

水着撮影会が県立公園で行われることに違和感を覚えるのは、まあそう感じる人もいると理解しましょう。しかし、近代麻雀水着祭が「明らかに『性の商品化』を目的とした興業」だから中止を求めたってどうよ?しかも、開催2日前って突然過ぎるだろ。

私は「性の商品化」というワードを安易に使ったことに対してカチンと来たんです。性を商品化して何が悪い?そういうことを見下している感じが好きじゃないですね。そもそも「性の商品化」って、需要があるから供給している面もあるわけで。「性の商品化」を望まない人がいるのはわかりますけど、望んでそうしている人もいるって事実も見逃さないでいただきたい。

たとえば、いわゆるAV新法では、AV出演を望まない人を救済する点で画期的だったとはいえます。ところが、逆にプライドを持ってAVで活動している出演者の権利を狭めちゃったんですね。AVに出演している全員が「騙されてAVに出ている」とでも思っているのでしょうか。救済法と表現の自由とのバランスが崩れちゃってるんだよなあ。

AVは「性の商品化」の極端な例だけども、たとえばアイドルだって少なからず性を商品化しているといえるじゃないですか。もちろん歌が上手い・ダンスがカッコいいとかでファンになる場合もあるけれど、顔が可愛い・体型のスタイルが好みとかで推しになるってパターンは多いでしょ?それは男女どちらでもありえる話なわけですよ。人に性というものがある以上、性的なものに惹かれることは避けて通れないわけだ。

TVでおっ〇いが全く映されなくなってから久しくなりましたが、今は性的なものを人目からどんどん遠ざけようとしているじゃないですか。私はそういう風潮が好きじゃないんだよなぁ。そもそも、自分がこの世に生まれ落ちたのって、自分のお父さんとお母さんが何したかってことですよ。性はもっと身近な存在であるはずなんですよね。

新潟県民のおじさんって、サウンド北越のCMで性の目覚めを体験して、昭和新道で性についてあれこれ学んできたんですよ(人にもよりますが)。性を知ることって物凄く大事なはずで、少子化が顕著になったのって性を遠ざけ過ぎたのが原因じゃないですか?もちろん性暴力や性による搾取なんかは根絶しなきゃなりませんが、性を正しく理解しないとそういったものはなくならないでしょう。性の商品化を全否定するのって良くないと私は思うよ


近代麻雀水着祭が麻雀の普及に繋がっていないとでも?

ここまで麻雀から外れたことばかり語ってしまったので、ここで麻雀のnoteらしさを取り戻しますね。

この騒動で、「グラビアや麻雀が見下されている」って指摘があったんですよね。麻雀note書きおじさん(笑)としては、もちろん「麻雀が見下されているかも?」ってことにもムカついています。未だに麻雀が「タバコをくわえたオッサン達がカネを賭けてる」イメージのままでいる人がいるみたいね。今は配信だけでなく、地上波・BS・CSでも麻雀番組が放送されている時代なんだぜ。「飲まない・吸わない・賭けない」が当たり前だってぇの。

もしかしたら、「なんで近代麻雀がグラビア手掛けとるねん?」って感じている人がいるかもしれません。私もちょっとそれは思っています(笑)。でも、グラビアがあることで近代麻雀が紙媒体として生き残れているって側面はあるでしょう。Mリーガーでも高宮まり選手や岡田紗佳選手がグラビア活動もやっているように、麻雀とグラビアは無縁じゃないですからね。

それに、近代麻雀水着祭が麻雀の普及に繋がっている例があるんです。これは去年の記事ですね。

柚月の麻雀との出会いは、仕事に対する責任感からだった。大勢のグラビアアイドルが参加する撮影会「近代麻雀水着祭」に出演する機会を得た柚月プロ。イベント名に「麻雀」という言葉が入っていることから、麻雀について知らなければいけないと考え、麻雀アプリをダウンロードして麻雀のルールを覚えた。

出典:https://mj-news.net/column/20220131175809

柚月彩那プロって、もともとグラビアアイドルをやっていた方なんですけど、近代麻雀水着祭に出演するにあたって「近代麻雀のイベントなんだから麻雀覚えなくちゃ」って思ったらしいですね。それがきっかけで麻雀と出会い、今では日本プロ麻雀協会所属の麻雀プロになったわけです。

『リモトーーク』でも、その話題がありました。1:09:21辺りからですね。この配信では「いい話だな〜」って私が思ったことがあって、それは「ゆづパイ(柚月プロのこと)きっかけで麻雀始めました」ってスパチャが飛んだんです。つまり、近代麻雀水着祭から少なくとも1人のプロと1人の麻雀ファンが生まれたわけだ

確かに、近代麻雀水着祭にはエロ目的で大勢のおっさんが来るわけです。でも、それ自体は責められることわけじゃないでしょ。性欲って大人ならみんな多かれ少なかれ持っているものですからね。それが麻雀の普及にも繋がっているって最高じゃないか!

それでも、一定の配慮ってものが求められるわけです。そういうのを好ましくないって思ってる人もいますからね(ちったあ理解してやれよとも思うけど)。そういうのに対して、未成年モデルを起用しないことや公の施設を使わないことなどで配慮すべきだったんだろうけど。でも、それらが全てクリアできれば近代麻雀水着祭は開催してもいいと私は思うけどねえ


おしまいに

近代麻雀水着祭2023中止にあたり、近代麻雀水着祭事務局と株式会社KARINTOWが連名でこのようなお詫び文を公開しました。

KARINTOWという会社をよく知りませんが、どうやらイベントを取り仕切る会社みたいですね。そこと主催者である近代麻雀水着祭事務局が、一連の騒動を一緒に謝ったわけです。だから、もうそれでいいじゃないの。それと、「KINMA NEVER ENDS」(キンマは終わらねぇ)って言葉に私は希望を持ちました。

私はおじさんなので、他にも「男の水着なら撮り放題だったのかよ」とか「〇〇党は考え方に柔軟性がなくて社会の要請と乖離している」とか、言いたいことは他にもいっぱいあります。でも、そこまでnoteに書くと冗長になるので、今回はこの辺にしておきますね。とにかく、近代麻雀水着祭は今年中にも復活してほしい。私が現地に行くことはまずないけど。

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