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【どのリーグとは言ってない】「麻雀の私設リーグ」についておじさんが思っていることを率直に書きました

私のnote活動で、ずっと気になっていることがあります。その1つが、「麻雀の私設リーグってどんだけあるの!?」です。調べてみると、とても私1人には網羅し切れない分野でした。とはいえ、とても興味深いものだと私は感じたので、この機会に率直な意見も交えた1本のnoteにしちゃいます。




麻雀界隈には私設リーグが星の数ほどある

麻雀で一口に「私設リーグ」と言ってもたくさん存在するわけで。いつもの麻雀仲間がリーグ戦形式で競うようになれば、それだけで私設リーグの出来上がりです。仲間ってそんなもんだろ。

私は「住んでいる所が田舎すぎて手頃な雀荘に行けない勢」ですが(笑)、それこそ雀荘などでは私設リーグというものがよく開催されています。競技の成果が数字となって現れれば、より一層競技に打ち込めますからね。でも、負けていたらそんなことは言えねえよなあ…。

中には、私設リーグを配信していることもあります。YouTubeで「麻雀_私設リーグ」と検索ワードを入力したら、

「麻雀_私設リーグ」で検索した結果

出るわ出るわ、上のような感じでいろいろとヒットするものです。…あれ、上から3番目がおかしいのだが。まあ確かに、Mリーグは藤田社長の私設リーグが源流だからなあ、とはなりません(笑)。どうにかならんか検索精度。

麻雀プロの方々は、個人個人で研鑽するだけでなく、何人かで集って技術を磨いているようですね。研究会もそうですが、実戦感覚を養うなどの理由で私設リーグが行われていることも多いようです。

中には、100人以上のプロが参加していたり、Mリーガーが参加していたりするものまであります。「それって私設リーグを名乗っていい規模なのか?」と考えさせられるものもありますが、とにかく麻雀の「私設リーグ」にはいろいろなものが存在しているってことです

こういうふうに、麻雀の私設リーグをまとめてくださっているnoteもありました。すげえな、私が知っていた私設リーグって、ごく少数でした。これは2022年に公開されたnoteですので、探せばもっと私設リーグが見つかるかもしれません。


私設リーグは辞退を宣言する類のものではないはず

ここから本題です。面倒くさくて申し訳ないのですが、これ以降はまどろっこしい表現が多くなります。どうか察してください。

念の為、「私設リーグ」というものを辞書で引いてみます。すると、辞書に「私設リーグ」は掲載されていませんでした。もちろん、「私設」ならあります。

し‐せつ【私設】
読み方:しせつ

私的な立場で、個人が設立すること。また、そのもの。「—図書館」⇔公設。

出典:デジタル大辞泉

団体ではなく、個人が私的な立場で創設するから「私設」なんですね。まあ、想像通りではありますけど。前掲の「麻雀の頂・朱雀リーグ」も、仲川翔プロ(RMU)の呼びかけで始まったから「私設リーグ」ということです。私設リーグの割に、3桁のプロが参加したり配信があったりする大規模なものになっちゃいましたが。

しかし、大規模になればいいのかと言うと、必ずしもそうではないようで。例えばの話ですけど、私設リーグなのに視聴回数が6桁くらいになれば、視聴者に対してある程度の配慮は必要になるのでしょうね。「今のは〇〇だったので△△しました」って、丁寧に説明するとか。

そうなると、「私は今年度のドラフト会議は志望いたしません」とか「実はこんなことがあって大変でした」とか、わざわざ表明しなければならないのでしょうね。私なら、「そんなの私設リーグなんだから好きにすればいいじゃん」って思いたくなりますけど、それじゃあ物足りないって感じる人もいるのでしょう。

これも例えばの話ですけど、「前年度に参加した選手の2割が参加辞退を表明した」「特に不祥事などを起こしていない主催者が出場を辞退した」といったことを聞けば、やっぱりおかしいと感じるはずです。何かやらかしたのならまだしも、特に何もなければ好きにすればいいだけのことなので。

ここで勘違いしてほしくないのは、私が「私設リーグなのに辞退を表明する」ことを批判しているのではありません。そういう状況に追い込んだことを批判しているのです。好きにすればいいことを好きにできなくするのって、やってはいけないことですよ。法律的にいえば、「自由権の侵害」になるのでしょうか。

これも例えばの話ですけど、逆に「不祥事で活動停止となった前年度参加者は特に参加辞退を表明しなかった」ってことは、非難されるべきなのでしょうか?私からすれば、「察しろよ、それに私設リーグでわざわざ言わなきゃならんのか?」なのですが。何となくでも、「その人は出場ムリっぽい」ってわかりそうなものですけどね。

結局は、私設リーグとして創設されたものだったとしても、大きくなれば制約は生まれるものだと。スポンサーの意向だとか、多くの視聴者の要望だとか、そういったものを聞かないといけないわけですね。それが良いのか悪いのか。

でも、私は「私設リーグは主催者が最も楽しくなければならない」って考えを崩したくはないですね。「私は裏方に徹する」「みんなが喜んでくれればそれでいい」と考える主催者もおられるようですが、今まで出場していたのを急に取り止めたりしたら、そりゃあ皆が勿体ないって思いますよ。一緒に出場して楽しめばいいのに、って。


私設リーグに対してSNSで文句を言う原因って

私設リーグに対してSNSで「お気持ち表明」する人って、まあいるじゃないですか。それがポジティブな内容なら、こちらも清々しく読んでいられますけど。

でも、そういうのって大抵ネガティブな内容が多いんですよね。ネガティブな内容でも、気付きを得られるようなものなら受け入れられますけど、ただ文句をつけているのってどうなんでしょう。

こういう時、私は「SNSって何の略だっけ?」と言いたくなります。ここでも辞書に頼ってみましょう。

エス‐エヌ‐エス【SNS】
読み方:えすえぬえす

《social networking service》個人間のコミュニケーションを促進し、社会的なネットワークの構築を支援する、インターネットを利用したサービスのこと。趣味、職業、居住地域などを同じくする個人同士のコミュニティーを容易に構築できる場を提供している。ソーシャルネットワーキングサービス。ソーシャルネットワーキングサイト。ソーシャルネットワークサービス。

出典:デジタル大辞泉

実は「SNS」って、名称が一定していないんですよね。それでも、頭の「S」は「social」で一致しています。「social」には、「社会の」「社会的な」「社交的な」などどいった意味がありますね。

ようするに、「SNS」という言葉では「広範的」だったり「余所行き」だったりするものを予定しているのではないでしょうか。ネット回線上の出来事ではあるものの、世間一般と同じような社会性が求められ、かつ不特定多数の目に届きやすいっていう。

ところが、日本のSNSって「ソーシャル」とはあまりいえないでしょ?匿名の人が多くて、悪意に満ちた発言が跋扈しています。

この記事にもありますけど、欧米ではフェイスブックがメインで使われ、日本ではXが好まれているようですね。フェイスブックは実名登録が必須ですけど、Xではその必要がありません。匿名で自由に語れる良さもありますけど。

これって、某巨大掲示板の文化が日本で根付いたからだと私は思っているのですが、どうですか?あのしょーもないノリが、Xにも持ち込まれているのではないでしょうか。内輪ウケのサブい感じですね。

あの掲示板って、悪意の塊じゃないですか。でも、あれは閉ざされた空間だからこそ許されるんじゃないですかね。それをXのような不特定多数に晒されるツールでやっちゃうから、不都合が生じるのです。

私設リーグにXやコメント欄で「お気持ち表明」するのは悪手ですよ。やるなら掲示板やnoteのような、読む人を選ぶツールでやるべきであって。Xとかは匿名で書き込めるけど、いくらでも書き込んだ人物は特定できるみたいですね。下手なことをしないほうが身の為です。

それと、私設リーグで「ウチでは打牌批判を一切禁止します」とか言うの、私は全面的に賛成です。私設リーグなんだからローカルルールがあって当たり前。主催者からローカルルールが提示されていれば、それを守って楽しめばいいだけの話。どの私設リーグとは言わんけど(笑)。


おしまいに

改めて麻雀の私設リーグってヤツを調べましたけど、把握しきれないほどありますよね。そもそも、仲間内で麻雀をリーグ戦形式で競えば、それは全て私設リーグにあるわけだし。把握できるわけがありません。

結局何が言いたいかというと、「私設リーグはルールを守って楽しもうぜ!」ってこと。一部の人間の横暴で私設リーグに参加したい人が参加できなくなるのって、参加者本人だけでなく、観戦者も楽しくなくなるんですよね。どの私設リーグがどうとは言いませんけど、みんなが楽しめる私設リーグであってほしいですよね。


追記:おじさんはXとかをあまり見なくなりましたけど、なんか主催者がやらかして私設の大会が中止になりかけたとかいう、麻雀界隈のニュースを見ましたねぇ。あれは私設リーグというより私設のワンデー大会みたいですけど、プロが複数ゲストで参加するくらいの結構な規模だったみたいで。

それくらいの規模になっちゃうと、さすがに「私設だから好きにすれば」ってわけにはいきません。報酬が発生しているとはいえ、プロを名乗る人を数時間拘束するわけですから、それなりの責任がないとやっちゃダメでしょ?

何が言いたいかというと、私設リーグと自称していたとしても、基本的に主催者はちゃんとしなきゃならなくて大変だってことです。だから、私設リーグの主催者が「ウチはこういうルールでやってるから」と言えば、参加者や観戦者はそれを守らなければならないわけ。もちろん、主催者がしっかりしていることが必要条件だけれども。

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