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採用担当者が重視する適性検査のポイントとは?!

先日、Twitterのアンケートでnoteで取り上げて欲しいコンテンツを確認させていただいたところ、今回のテーマが得票数を多く得る結果になりました!やはり学生の皆さんは頑張って受けた適性検査が、採用担当者の視点でどのように見られているのかが気になっているんですね。
というわけで、さっそく弊社の採用担当者が重視している適性検査のポイントについてお話させていただきます。

実はあまり重視していない?「能力テスト」

弊社ではリクルート社が提供している「SPI総合検査」(以下、SPIという)を応募学生の方に受けていただいています。SPIには、適性テストと能力テストの2つがあり、言語分野と非言語分野に分かれる能力テストに関しては対策テキストが数多く出版されていますので、事前に対策された方も多いはずです。
正直なところ、弊社の場合、能力テストの結果はそこまで重要視していません。平均並みにあれば大丈夫かなという視点でしか見ていないんです。SPI対策を頑張ってくださった学生の皆さん、ごめんなさい…。でも、その努力は決して無駄ではないですよ!
結果を重視していないとは言え、もし苦手な分野があるようなら、対策をすることで安心して臨めるのではないでしょうか。

より良く見せたくなっちゃう?「適性テスト」

適性テストとは、 約200問の質問に対して「はい」か「いいえ」で答える性格を判断するテストです。行動的側面、意欲的側面、情緒的側面、ライスケールの4つの観点からの問題が出題されます。 ライスケールとは、簡単に言うと「本音でちゃんと答えているか」を測る指標のことで、回答内容に矛盾があったり、あまりにも現実とかけ離れていたりすると「自分をよく見せようとする傾向がある」という結果が出てしまいます。
弊社を受けていただいた学生の中にも稀に「自分をよく見せようとする傾向がある」という結果が出てしまうことがありましたが、その場合、あまり良い印象を持たれないので、自分をよく見せようとせず、ありのまま正直に答えてくださいね。

どこを見ている?「適性テスト」

では、適性テストのどの辺りを弊社ではチェックしているかと言うと、以下の点を大まかに見ています。

①職務への適応のしやすさ
②性格的な特徴
③基本的な特徴
④①~③とESとの関連性

①職務への適応のしやすさ

対人、協調、活動、課題遂行、企画の5つの分類分けから受験者の職務への適応のしやすさを5段階で見える化されます。対人との関係構築からチームワーク、フットワークやプレッシャー耐性、発想・チャレンジなどの企画力の中でどういったところを得意としているのか、または苦手としているのかを確認しています。苦手なところに関しては、どのように受け止めて日々対処されているかを面接の際にお尋ねすることもあります。
チームで仕事をすることが多いので、さまざまな場面で相手と良好な関係を築くことができたり、リーダーシップを発揮したりすることが得意だという方は是非ご応募下さい

②性格的な特徴

行動的、意欲的、情緒的、社会関係的側面から、受験者にはどういった特徴があるのかが見える化されます。中立的な位置に比べてどちらか一方に大きく振れている場合に、特徴として認識されます。ここでは①職務への適応のしやすさに現れた特性との関連性を確認しています。
変化の激しいIT業界に身を置く弊社としては、広い視野を持って、何事にも積極的にチャレンジするという部分を重視しています

③基本的な特徴

受験者の性格的な特徴が端的な文章で書かれています。

④①~③とESの関連性

弊社では、適性テストでの結果とESに書かれている受験者の強みや弱みといった内容がリンクしているかを見ています。適性テストの結果と齟齬なくESが書かれている場合、よく自己分析が出来ているな~と感心しています。
SPIの受験結果は、基本的にはフィードバックされないものなので、事前に自己分析をしっかりして、その会社の社風や雰囲気とマッチングさせてみましょう。合否で考えるとどうしてもネガティブになりがちです。あくまでもその会社との相性と考えるのがいいでしょう。

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