チャレンジすることの大切さ3

 前回は、腕立て伏せを毎日100回、30日継続するための2つの方法について述べました。そして、特に2つめの、”やったってことにする” が、後々効果を発揮すると述べたところです。

 ところで、このチャレンジが3日目、4日目となってくると、ちゃんとした腕立て伏せが1日4回とか、5回とか少しづつ増えてきます。これはビックリするのですが、でも本当に”継続は力なり”を実感できます。そうすると嬉しくなって、モチベーションが上がりますので、なんとか続くものです。3日坊主とはよく言ったもので、その3日をなんとか乗り切ると続けていけそうな気持ちにもなります。

 ところがそんなに甘くないのも現実です。社会人の方はもちろん分かると思いますが、自分の時間を全て自由に使えるわけではありません。お付き合い、家族、急な予定などなど色々と”継続の気持ち”を遮ろうとする(つもりはないことは分かっていますが、継続という観点からはなかなか厄介であることも正直なところです...)事情がアレコレと降りそそいできます。その中でも厄介なのがお酒です。家で飲んでいるならまだしも、外でのお付き合いはなかなか断ることができません。勢いがついてベロベロになってしまうこともあるものです。私も時々あります。が、そんなときでも腕立て伏せはやらないわけにはいきません。なんせ、「とにかくあらゆる方法を駆使して継続しよう。継続を最上位の優先事項としよう。」と心に誓ったからです。このお酒で酔った時に有効な手段が”やったってことにする”です。ベロベロに酔って意識が無いような状態は仕方がないですが、意識があるのなら”0.1ミリでもいいので、なんとか肘を曲げる(いや曲げったってことにする)”ことで、100回を達成することができます。

 で、一体これに何の意味があるのかということですが、それは”1日も休まずに継続した!”という事実を手に入れるためです。この事実に勝るものはありません。なので、肉体的に意味がなくても、モチベーションを切らさないためにどうしても必要なのです。ただ、「だったらそんなことしなくても、何もしなくてもその日は”やったってことにすればいいだろう!?”という声も聞こえそうですが、でもこれでは意味がないのはすぐに分かります。本当に何もやらなかった日も”やったってことにする”のであれば、毎日ひたすら何もしなくとも”やった”ってことなってしまいます。数式でいうと0=1ということになりますが、これはありえないですし、ただのウソとなってしまいます。どこまでいっても”0=1”ではなく、”0.000001≒1”とすることが重要なのです。なので、まやかしのような気がしますが完全なウソではないので、継続につながっていくのです。

 では、”ベロベロに酔って意識が無いような状態”になったらどうするの!?ということになりますが、この場合はその時点では意識がない以上どうしようもありません。しかし、”やったってことにする”は可能です。この場合は、ロト6方式を採用します。そうです、前日にやれなかった分は翌日にキャリーオーバーされます。で、翌日きちんとキャリーオーバー分もこなしたら、前日はやったってことになるわけです。

 こんな感じでなんとかなんとか継続させていきます。いかがでしょうか!?

(ということで、本日はこの辺で。)

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