うたかたのひび 番外番 19執念を迎えて


こんにちは。

寒さが戻ってきてしまい、いまだ春を感じるにはほど遠く思ったりもしますが

髪を飾り、卒業証書を持つ学生たちを見かけ季節の移ろいを感じられるようになりました。



いまどきの女子高生の靴下はくるぶし丈なんだね。

ブレザーにはハイソックスがかわいいのになーなんて、ぼんやり思ったりするけれど


「これ多分老害だ」、ふと我に返ります。


自分のかわいいを貫いていればそれでいいのだ。

それでいいのだ。


これでいいのだ。


ボンボンバカボン、バカボンボン。


思えば
わたしだってハイソックスはあまり履かず、ニーハイソックスを履いていたし

なんならスカートに飽きてスラックスを好んでいた時期もあったよなとかね。



目をこすり鼻をすする人たち。


もうすぐ春が来るらしい。


そんな頃、3月6日。

わたしは初めてリングに立った日から19年が経ちました。


あまり記念日などにこだわりを持つタイプではないので、毎年のことながら忘れていたね。


「おい、わたしのオタクどもちゃんと教えてくれよ」

と思うくらいには他責的な性格です。



お休み期間も含めての19年なので

人生をみっちりとプロレスへ捧げているわけではないように見えますが、結局ここへ戻ってきているのだから捧げてると言ってもいいのではないかと思います。



特に女子プロレスという大きな門を叩いてからは、本当にたくさんの経験をさせていただきましたし

「日々精進」だなんてバカ真面目な言葉が似合わなそうなわたしですが、それは信条にあるのかもしれません。


そして、

より「たくさんの人に支えられている」

という自覚を持つようになりました。


どこか独りよがりだった。


自分さえよければ、なんでもいい。


そんな自分勝手な考えはとうになくなったでしょう。


まぁ、大人として当たり前なんですけどね。



しかし、そんな当たり前も他人にとっては当たり前じゃないということも今日までで学びました。


自分勝手に生きて成功をしてる人もいるのは事実。


それを否定しようと思わないし、むしろすごいとさえ思います。

自分にはできないことをしているわけですから
「すごい」と思うことはごく自然なのです。


かと言って、前途のように

それを自分ができるか、したいか

と言ったらそうでもないので

やはり、自分は自分の道を見つけ開拓していくしかありません。


時間は有限。


なにごとにも必ず終わりがやってきます。


だいすきなたまご焼き、最後のひとかけらを食べるときはすごくさびしい気持ちになります。


だいすきなラーメン、最後まで食べない方がしあわせなのかと考えることもあります。


しかし、それは抗えないことへの抗い。


意味のない思考なのです。


恋しさと、せつなさと、心強さと


人間の三大権利です。



今すぐ答えを導き出すことができなくとも


目の前の人、こと、気持ちを大事に生きていけたらと思います。


わたしの19年、あなたの19年。


20年経っても、あなたと会えますように。



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