京都で毎月10万円勝つ店選び

京都で毎月10万円勝つ店選び

はじめに
皆さんはパチスロの勝ち方をご存知でしょうか?
以前に販売した「京都で20万円勝つ店選び」では読者の皆さんが一応に、ある程度勝ち方を知っている前提でタイトルを付け、執筆したため、実際にはそこまでの収支を上げられなかった読者が多かったことから、今作ではまず、この問いを投げかけることにしました。
もし、この問いに「はい」と答えられたのであれば、この本はきっと有益なものとなるでしょう。
一方「いいえ」と答えたのであれば、この本を読んだところで、収支は改善するものの、タイトル通り毎月10万円勝つことは不可能だと思います。
まずは、勝つ術を理解した上で、ご一読くださればと思います。

とはいっても、パチスロの必勝法とも言うべき勝ち筋は、実に単純なものです。
あえてここで端的に述べるとすれば、
1,設定6を使っている店を探す
2,設定6の入り方のクセをデータや下見等から探る
3,クセの傾向からイベント当日に設定6が入りそうなところを事前に絞り込む
4,その店に並ぶ
5,番号なりに優先順位の高い台に着席する
6,設定推測しながら打つ
7,高設定が濃厚の場合、閉店まで打つ、もしくは高設定が薄くなったときは止めて帰る
たったこれだけのことです。

打ち手の多くは、1~3の手順を軽んじ、6,7の手順にばかりにリソースを割く傾向にあり、結果、勝てないという現実に直面しています。逆にプロや上級者になればなるほど、リソースの割き方は1~3に偏重し、言うならば「事前準備」に余念がありません。

すでにお分かりのように、収支を分けているのは、1~3の情報量だと断定しても決して過言ではありません。
しかしながら、普段お仕事をされている人や、一人で立ち回っている人に取って、いかに1~3が重要だからとわかっていても、そう簡単に情報を得ることはできません。何なら時間的制約から、いくらがんばっても、限られてしまうと言うのが現実です。だからこそ勝てない。

そこで本書の出番です。
本書では、そう簡単には手に入らない上級者目線かつ最新の信頼できる店情報を余すことなく掲載しました。
誰が書いたかわからない、データサイトからのなんちゃって分析情報ではなく、掲載店すべて(※例外あり)において私自らが、実戦し裏を取った情報です。
ぜひ、本書から、不足している情報を補い、店を選び、台選びに活用し、充実したスロットライフを満喫ください。

※一部店舗については、実戦リサーチが行き届かず、不掲載とするつもりでしたが、「概況」のみでもいいとの声を反映し、裏付けがないまま、急遽掲載することにしました。

概況
 まず、前回の出版から約5年間もの長きにわたり、京都の店状況について書いた本を出版しなかった経緯について触れることから、概況を書き進めていきます。
 この5年、京都に限らず、全国的にパチスロ市場は非常に低迷していました。その最もたる原因は、規制による出玉性能の低下です。皆さんも十二分にご承知のように、6,5号機以前の6号機の出玉は有利区間と厳しい出玉試験の影響を受け、散々なものでした。その上、設定6がわかりやす過ぎる台がほとんどで、店はなぜ営業できるのかすら不思議なほど、持続可能なものではありませんでした。
実際に潰れる店も多く、あのデマッセが身売りされるほど、厳しかったのです。
 そんな状況ゆえ、店としては、辛うじてイベント時に見せ台としてメイン機(リゼロ、絆2、番長ゼロ)に設定6を使うのが精一杯。打ち手は打ち手で、それを朝一から番号なりに狙う以外勝ち目はありませんでした。
 そうなると、引き子や打ち子を揃え「数」で勝負できる軍団が圧倒的に有利になり、一般の打ち手の多くが、その影響をモロに受け、収支は低迷したというのが、この5年だったのはないでしょうか。
 こんな状況下では、いくら再現性があっても、「この店にこの日に行ってこの台を打てば(月に)20万円勝てる」という本を出したところで、ほとんどが抽選勝負になってしまい、幅広い読者層の期待には添えないと考え、出版を見送ってきた次第です。
 ストイックに二重抽選で臨めだの、遠征しろだのというのは、本意でもありませんし、私自身が嫌うものでもありますからね。
 では、現在の状況。概況はどうなのか?といいますと、、、
 犬夜叉、カバネリといった6,5号機の登場で、スロットの出玉性能は完全に復活したといっていいでしょう。そこにスマスロです。復活どころか爆裂4号機時代の再来とさえ言えます。
 これにより、依然として機械代負担、新紙幣対応等の設備投資、高騰する人件費、電気代等、店の負担は大きいとはいえ、構造的には(店が)「儲かる」状況になっています。また、からくりサーカスやヴァルブレイヴといったサンキョウ台を中心に設定がわかりにくい、もしくは判別リスクがデカい台が主力となり、今まで通り軍団が数の力で押すことも難しくなってきました。
 また、リゼロだけ、絆2だけ、番長ゼロだけの時代とは異なり、「使える」機種や台数が揃ってきており、以前よりも確実に抽選の壁は低くなっています。さすがに北斗の拳が頭2つ抜けていますが、メイン機である北斗の拳に座るにしても、かつての時代と比べれば圧倒的に(抽選突破が)容易になりました。何よりメイン以外にも選択肢が増えたことで、店によっては三桁の番号でも勝負になるという事実は大きいです。
 一方、出玉性能が上がり、同時に設定推測も難しくなったことで、打ち手のリスクも一気に上がりました。一つのミス(店選びや台選び、撤退タイミング)が大負けに繋がり、貯玉のパンク(壊滅)も現実的です。特に抽選番号に応じた機種選択は勝負を握るカギともなりえ、その重要性を理解することが、常勝への第一歩だと私は強く感じています。
 その分、事前情報や下見の価値が相対的に高くなり、収支にも差がつくようになった。 
 ということで、満を持しての本書の出版です。 

以下本編

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30,598字

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