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ドクダミ(十薬 魚腥草)

ドクダミの強さはすごい!と感動したのが本日の写真です。毎年、道端に生えているのですが、とるのが大変だったのか、去年、ついにコンクリートで固められてしまいました。「あらまあ」と思って見ていたら、な、な、なんと!その隙間から今年もやっぱり生えてきたドクダミさんたち。あっぱれ!とついパチリ。とにかく、効果が高い薬草たちは皆強い!!

この生薬にはいろいろな思い出があって、一つは子どもが中学生のとき。水いぼができて、薏苡仁(ヨクイニン)つまりハトムギと十薬(ジュウヤク)つまりドクダミをブレンドして勤務先の漢方内科で処方されました。

煎じて飲ませているうちに、中学生のブツブツ顔がつるん!と綺麗に。美肌によいとされるのをまざまざとこの目で見た瞬間でした。

これは自分でも実感していて、私が大学生の時。野沢温泉村でスキー宿でのバイト時。毎日お茶はドクダミ茶でした。おばあちゃんが「ドグゥダミ」体にいいから飲め〜。って毎日やかんにいっぱいのドクダミ茶を作って飲ませてくれました。温泉効果と相まって、そりゃ〜も〜、お肌ツルツルでしたね。ゆで卵ちゃん。と呼ばれたほどです。(懐かしい、、、お!そうだ、今年はその辺にあるのを収穫してドクダミ茶を飲んでみよう、、、)

そんなドクダミ、厄介者扱いですが、お浸しでも天ぷらでも行けますし、根こそぎ獲った時の根っこはきんぴらや酢の物にできます。

一説には10種の効果を持つから「十薬」だとか。

食薬分類は清熱解毒薬(体のいらない熱をとることで喉の痛みやニキビ、吹き出物、痒みや皮膚の化膿の症状を抑える)

この季節、活用したい生薬です。(乾燥してお茶にすれば、野沢温泉のおばあちゃんのように一年中楽しめますね♪)









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